家族から逃げて！逃げて！あなたらしく生きていい

トラウマ(心の傷)とPTSDの専門家 百世 安里

こんにちは。いじめとトラウマの専門家、百世です。

お返事お待たせしてしまって、ごめんなさい。

あなたは毒親という言葉をご存知でしょうか。

「毒になる親」という本から共感が広がった言葉です。
（文庫版も出ていますよ）

ぜひ「母がしんどい」「ゆがみちゃん」の漫画も読んでみてください。
kindleで売っていて、試し読みもできますよ。

いわゆる人格否定など、心理的虐待をする家族について書かれた本です。

思い当たるところが、きっとたくさんあることでしょう。
私もうなずきまくりで読みましたよ(笑)。


これらはみんな、親や家族の方が悪いんです。

あなたはなにも悪くありません。

こういった人たちのそばにいては、幸せになれないですよ。
脱出しましょう。

自分一人で生きていくなんて・・・と、最初は不安かもしれません。

それは、家族があなたに
-マイナスの自己像(自己暗示)を与え続け、
-自己判断する機会を奪い、
-あなたを依存体質にしてきたからです。

だから、あなたは自分で決めて自立して生きていけないようにされてきました。

でも、誰でもやってみれば一人で生きていけるものです。

大丈夫！
幸い、すでにお一人暮らしのようですので、
勉強が忙しいとか口実をつけて家族との連絡を絶ってみましょう。


■あなたにふさわしくない言葉は、受け取らなくていい■

＞兄に過去に言われたダメな子という言葉も未だに染み付いて離れません。

彼らは、そうやってあなたを支配することで、自己優越感を得たいのです。

そんな言葉を、いつまでも握りしめていてはいけません。


手放しましょう。

こんな言葉は、あなたにはふさわしくありません。


これからは、「自分の評価は自分で」してください。


もちろん誰だって、人からよく思われたいものです。

けれども、人からの評価を気にしすぎると、
相手に振り回されてしまいませんか。


逆に、あなたはどれだけ周囲の人のことがわかるでしょう？

わからないですよね。
人のことなんて、お互いにわからないものです。

それなのに、「ダメな子」なんてひどい言葉を言う方が間違っています。

こういった言葉は、受け取ってはいけません。
「この人は、人を見る目がない可哀想な人だ」くらいに思って無視しましょう。


あなたの価値は、あなたが決めればいい。

いまは価値を感じられなくても、これから作っていけばいい。

手前みそですが、拙著「へこまない思考法」の最後の5章は、
そういった抑圧をかけてくる人たちへの対処法をまとめたものです。

■就職を機会に、家族から独立を■

最後に、いま症状が強くなってきたのは、就職活動が近づいてきたからではないでしょうか。
就活ウツという言葉があるように、
不採用通知を何通も受け取らなくてはいけない現代の就活は、健康な人でも気分が落ち込みますよね。

かといって、お薬はオススメしません。
精神科のお薬は、「一時的に症状を抑える」だけで、「治すものではない」からです。

また、量や種類が増えて、薬漬けで悪化するケースもたくさんあります。

どうかお薬に頼らずに、お友達やいろんな人のつながりを頼ってみてください。
人が頼るのは苦手だと思いますが、それも練習です。

また、就職を機会に、家族の地元から離れるのも手ですよ。
そう思うとちょっぴりワクワクして、やる気になれるかも。

東京もよし。北海道や九州といった、ちょっと行きにくい距離がいいですね。
沖縄や八丈島といった離島も、楽しいかもしれません。

世間の一般常識とは別のところに、幸せはあるものです。
あなたはあなたらしく生きるのが一番ステキです。

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回答日時：2017年10月20日(金) 15:18 JSTお礼のコメントを書く

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