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回答プロ:心理カウンセラー・心理支援士 平間 正子
ご相談者:20代/女性
はじめまして。
私は毎日毎日、朝起きると不安と心配と、怖いという気持ちでからはじまります。
私は今学生で、論文作成中なのですが、主査とも上手くいかず、「このままだったら論文完成させることはできない・・・・」と不安で心配で仕方ありません。
心配、不安、怖いという気持ちがずっと心の中にあります。
そのせいなのか、食事の量はだいぶへり、楽しい気持ちになんて全然なれません。
以前は楽しくて時間を忘れることができたことも、全然楽しめなくなりました。
論文の途中経過を発表する中間発表が来月にあるのですが、今から心配で心配で仕方ありません。
もうすでに書いたのですが、主査にはあまり何でも言える関係ではないので、心配なことも、不安なことなと言ったり相談もできません。
先週、その主査に、私が「もっとこうしたら論文がよくなるんじゃないでしょうか」と言ったのですが、主査の意にそぐわなかったようで「やりたいならやれば」と返ってきました。そして最後に「今までさんざん教えてあげたんだらか、もう自分でしなさい」「何回言ってもわからないのは、これ以上言っても無駄だから」と言われました。「自分でしなさい」だけ聞くと、「自分で考えてやってごらん」のように聞こえなくもないのですが、最後に「これ以上言っても無駄」の言葉に私はとってもショックを受けました。同じ主査のゼミの人も「最近○○さん(私のことです)に厳しいよね」と言われ、私の思い違いではないようです。
そんなこともあって、ずっと不安で心配で怖かった気持ちに歯止めがきかなくなってしまい、毎日毎日が辛いです。
こんな毎日がとても嫌です。
もっとのびのびと、楽しいことは楽しいと感じるようになりたいです。
20代/女性 | 日付:2012年9月 5日(水) 16:17 JST | 閲覧件数: 752
Tさんご相談ありがとうございます。敬愛カウンセラー学院平間です。
論文を書いておられるとのこと、大変ですね。
ただでさえストレスの多い状況に加えて、主査である先生との関係に悩んでおられるのですね。
Tさんにまずお願いしたいのは、ご自分の頑張りを認めてねぎらってもらいたいという事です。
「え?だって論文が完成したわけじゃないし、中間発表だって心配なのに、ほめたり認めたりできません!」と、多くの方はおっしゃいます。
ですが、ここまで頑張って論文を書いてきたこと、上手くいかない主査とも、何とか問題なく接することが出来ていること、他にも、今回の相談には書かれていないご苦労がいっぱいいっぱいあるのだと思います。
自分がどれだけ頑張っているか全部知っているのは自分です。
結果が出る出ないに関係なく、ほめてあげて欲しいのです。
「よく頑張ってるね!すごいね!でもあんまり無理しなくていいんだよ」など、自分にしっくり来る言葉を見つけて、一日に何度となく、心の中で話しかけてくださいね。
それから主査の先生に対してですが、Tさん、嫌いでいいですよ!
いくら教えを乞う相手であっても、合う合わないはあるし、ここは嫌いというポイントがあって当たり前だと思うのです。
自分よりも学識がある先輩としては尊敬しても、全ての面で盲従する必要はないと私は思います。
その先生がどのような方か、全てを伺い知ることはできませんし、他人がジャッジする必要もなくて、Tさん自身が自分に投げかけられる言葉や態度の中で「ここの部分は、なるほど納得出来るけど、これに関しては言い過ぎでしょ(やり過ぎでしょ)!」と選別をする必要があるのではないでしょうか?
例えば、同じゼミの人に言われた「最近Tさんに厳しい」という事には、腹を立てて当然だと思うのです。
それなのに、例えばですが「厳しくされるのは私がダメなせいだ」というように、本来、外に向けるべき怒りを溜めておくと、形を変えて自分を攻撃してくる可能性があります。
怒りを感じてください。
ただ誤解のないように申し上げておきますが、それは相手を攻撃したり、何かで憂さ晴らしをしたりするのとは違います。
もしかすると、これまでは指導してくれる先生に対して怒りを感じるなんて…と自分に禁じていたり、見てみぬふりをしていたかもしれませんが、自分自身に「怒っていい」という許可をして、一人静かに自分のお腹の中に湧いてくる怒りを感じてみてください。
段々すっきりしてパワーのようなものが感じられると思います。
近々中間発表なら、来年早々には論文提出でしょうか?
という事は、その主査の先生ともそれまでのお付き合いという事ですね?
その日まで何とかやり過ごせばいいと思えば、気も楽になりそうですね!
それまでの間、自分の感情を認めて「腹が立つよね!腹を立てていいよ」「悲しいよね!悲しくていいよ」「怖いよね!怖くていいよ」と、先ほどお話した認めて労う言葉と同じように、自分に語りかけて、自分の中に湧き上がる感情を感じてみてください。
(ちなみに発表のような場面であがってしまった時にも効果がありますよ!)
もしも上手く感じることが出来ないようでしたら、私たちのカウンセリングがお役にたてると思いますので、お気軽にご連絡くださいね。
Tさんが無事論文を書き上げて、のびのびと毎日を楽しめるようになることを願っています
回答日時:2012年9月 7日(金) 22:54 JSTお礼のコメントを書く
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