共感について

ご相談者：30代/女性

　お返事ありがとうございました。
再度、私が感じていることに、相談に乗っていただけませんでしょうか？

　先生のお返事を読んで、私は共感をどこか勘違いしていたように思います。
また、どこかでアドバイスしたい気持ちが働いて、共感しにくかったのかもしれません。

　私と相手は違うけど、あたかも相手が感じているように感じることが大切なんですよね。
私はそれを今まで、相手の感じたように感じなければと思い込んで、苦しくなっていました。
わかったふり、をしていたように思います。

　相手を知ろうとすると、その人の感じていることは何だろう、伝えたいことは何だろう、と、
私は感じるのではなく、考えていたと思います。そして、自分がその人をわかるために聞いていた気がします。相手の立場を考えているようで、考えていなかったような。
共感って、考えることではなくて、感じることなんですよね。

　先生の言われる通り、私は自分のことは好きではありませんでしたし、大切にしてませんでした。
そんな私が、人には自分のことを好きにならないと、なんて言ったりして。
自分がよく知らないのに、人に命令する形になっていたのではないかと思います。

　私自身が、わかってもらえた経験が少ないので、相手を知ることに苦労していたのだと思います。
自分を好きになるって、難しいですよね。私は、今まで自分を否定しながら生きてきました。
ですから、自分を好きになることが難しくて。嫌いなところも含めて、受け入れることが大切なんですよね。

　そうしていたら、共感ってできるようになりますか？
共感することって、ありのままのその人を受け入れることなんですよね。
無条件の肯定的配慮と似ている気もしますが。
定義にこだわっていると、また思考が固くなり、感じるのではなく、考えてしまいそうですが。
　でも、自分が迷った時に、よって立つ理論があると安心かなと思いまして。
どうぞよろしくお願いします。

30代/女性 | 日付：2012年4月14日(土) 07:30 JST | 閲覧件数: 1,895