ご自分と向き合っているところ、素敵です。

心理カウンセラー 伊東 香

はじめまして、伊東香です。ご相談いただきありがとうございます。またお返事が遅くなって申し訳ありません。


Mさんのご相談を読んで、「私のそんな性格を直したいです。」とご自分の意志がはっきりしているところが、とても素敵だと思いました。自分と向き合って、時には人に相談し、変化を受け入れていこうとすることは、たとえ考えられても実行するというのはなかなかできないことです。それができているMさんは、すばらしいです。

「飽き性で、何かを継続させたりすることができない」ということですが、少し考えてみてください。今までMさんは毎日生活して学校に行って、生きていますね。これは学校に行くこと、生きることを継続できているということではないでしょうか。
テスト勉強も1週間、継続できていますね。友達が少なく、とありますが、少しは話せる友達がいて、その友達との交流を継続できているのではないでしょうか。
きっと、他にも継続できていることはあると思います。
まず、ここまではできている、と自分を認めてあげてください。

そして、「せっかく続いたりしても大事なところで気力をなくしてしまう」というのが、テストも控えているMさんにとって今前面に出ている問題ですね。

どうしてできないのでしょうか？
もし時間をとれそうなら、「私はできない。なぜなら…」という言葉に続けて、言ってみて下さい。こう表現することで、何か理由が出てきて分かったら、Mさんはそのままでいいのかどうか考えてみてください。
性格を直したい、変わりたい、と思っているMさんなら、その先どうしたいか、自然に分かってくるのではないかと思います。


対人関係で、「明るくなろうと努めるのですが数日もするとやはり急に馬鹿らしくなってもとに戻ってしまいます」ということですね。これは、明るく何でも楽しそうにしている友達をみていると、バカらしくなるのでしょうか。

もしそうなら、何もかも明るく楽しそうになるのを努めるのではなく、何か一つ、いつもと違う風に明るくふるまってみる、そして、その時感じる感情（喜びだったり、楽しさだったりすると思います）を、これが自分にとって心地いいか、確認しながら、じっくり感じてみてください。

もし心地よくて、もっとこうしたいと思ったら、二つめ、三つめと、明るく楽しくふるまうことを増やしていくのはどうでしょうか。

明るくなろうと努めることが負担になって、戻ってしまうときは、「今の私は明るくふるまいたくないんだな」と、そんな自分もいるんだ、それでOKと自分に伝えて下さい。そうすると、ホッとできると思います。



ご相談の文面から考えられることとして回答しました。もしMさんにとって的外れなことだったら、気にせずスルーしてください。
ご自分のことに向き合って変わろうとしているMさんのこと、応援しています。

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回答日時：2011年11月27日(日) 15:59 JSTお礼のコメントを書く

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