自分にプラスになる人に影響を受ける人生にしていってほしいと思います。

公認心理士 / ｽｸｰﾙｶｳﾝｾﾗｰ / 研修講師 / ｺｰﾁ 増田 進明

　三人・五人といった奇数のグループだと、どうしても二人組ができあがって、結果的にひとりになる人ができてしまう場合が多いものですが、その上２４歳の方のように同じグループ内なのに人によって露骨に態度が違ったりすると、一緒にいても居心地が悪くてとてもつらいと思います。
三人グループに「所属」という表現だったので、学校の先生が授業中に決めて公的にその三人グループができているのかなとも思いましたが、もしそうあればグループを再度決めなおしてもらえるよう学校側に相談することで解決の糸口がつかめるかもしれません。

　そうではなく、入学してからできた私的な友だちグループといった感じなのであれば、２４歳の人の態度から見て仲良くする気持ちがないのはあきらかなようですし、ふたりだけになってしまうことがないよう気を付けて、思い切って距離をおいてもよいかもしれません。

　人付き合いは「自分にプラスになる人に影響されるようにして、マイナスになる人にはできるだけ影響されないようにする」ことが大切です。
　大学をやめてしまうことはある意味ではマイナスになる人に影響されたことになってしまうことになるので、それはあなたも本意ではないと思います。
　他の人にも仲間外れにされたりすることもあるということで、そちらの方はどうしたらいいのか、どうすればすこしでもつらい思いをせずに済むのかといったことも考えを整理する必要があると考えますが、それにはスクールカウンセラーが適任だと思います。私のこの文章を見せてもかまいませんので、できれば定期的に相談していくことをオススメしたいと思います。後で「あのときやめなくてよかった」と思えるときが来るかもしれません。

　１０年ほど前の話ですが、当時大学生の相談者さんがいて、同じように学校をやめるか悩んでおられました。何度か面談をして結果的にその方は学校をやめていますが、今はとても活躍されている人生を送っていたりもします。ですので個人的な意見としては学校をやめるかどうかは最終的にはあなたの選択することだと思いますが、ひとりで抱えこまず、カウンセラーさんなどと相談をして、充分に考えてから決断していただければと思います。

長文読んでいただきありがとうございました。

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回答日時：2018年10月19日(金) 12:45 JSTお礼のコメントを書く

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