ご決断を

石井 章

行政書士の石井章です。
妻子ある夫が不倫をしていることになると、奥さんは精神的な苦痛に対する慰謝料の請求をご主人と不倫相手に対してすることができます。
奥様はお二人のことを知っていますか？
もし知っているのであれば、何かご主人に対して訴えていますか？
ご本人の責任は重いと思いますが、まずは奥さんの強い要求をお相手に話してみてはいかがでしょう。
簡単に別れられないということになれば、ご本人から、お相手に金銭的な支払い（手切れ金・慰謝料という名目で）をされてはいかがでしょう。
先に申し上げましたが、奥さんは、ご両人に対し、慰謝料の請求をすることができます。慰謝料の額はいろいろな条件（結婚生活の期間、奥様の生活力など）によって変わりますが、お一人に対し、200万円の慰謝料を請求することも可能ではないかと考えられます。（認めなければ、裁判での決着となるでしょう）
軽い気持ちで、お付き合いをはじめられたのでしょうが、あるいは本当に好きなお相手だったかもしれませんが、余程の覚悟をもって別れる行動をとられてはいかがでしょう。
いまさら別れ話はないよとお相手は考えるでしょう。このままでいいからと言うかもしれません。
ただ、奥様から慰謝料の請求が出てきて、とどのつまり、離婚、財産分与、養育費（未成年の子）などの支払いが将来の生活の足かせになるでしょう。
良い方策などはありません。奥様とどれだけ誠意をもって対処していくことができるのか、そしてお相手の幸せをどれだけ考えてあげられるのか。これらを考え抜いて、決断するしかないでしょう。
離婚より、別れるほうがむずかしいのでしょうか？それはご本人にしかわからないことです。ご決断ください。

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回答日時：2014年12月22日(月) 15:52 JST

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