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ご相談者:20代/女性
初めまして、宜しくお願い致します。
私は幼い頃、胃腸風邪で戻して親から叱責を受けることがあり
嘔吐に対して強い恐怖心を持ってしまうようになりました。
現在、ノロウイルスなどが多発しておりますので
毎日、自分を含めた家族の誰かが発症するのではないかと心配しています。
本来であれば、「心配するほど現実になる」と考えて
できるだけ気を紛らわせることもできるのですが
大きな恐怖心を持っているためか心配せずにはいられない日々を送っています。
なぜそのような思考になったかというと、
毎日心配して次の日に何もなかったことが確認でき「杞憂」だったのだとわかると
同じように心配しなかった場合、不安が本物になってしまうのではないかという恐怖心があります。
(最近見た星座占いで私と家族の星座に健康に注意と書かれていたことも原因の一つです。)
このような思考になったのは二回目で、以前にもミサイルが落ちてくるのではないかと
全く同じ症状が出たことがあります。
元々心配性ではありますが、あまりにも辛く
これは私の歪んだ考え方のひとつだと思っているのですが
原因や改善方法が思い浮かばず悩んでおります。
自分自身では、最低限の予防など可能ですが、
家族にまで強要はしたくないという気持ちからくる不安も…。
少しのヒントでも構いませんので、宜しくお願い致します。
20代/女性 | 日付:2012年12月 7日(金) 12:10 JST | 閲覧件数: 704
こんにちは。
トラウマとPTSDの専門家、百世です。
ご相談、ありがとうございます。
お返事、遅くなって本当にごめんなさい。
お気持ち、わかります。
「叱責」を受けたことで、
「もどしてはならない」→「もどしたらどうしよう」→強い不安、恐怖
となってしまうんですよね。
この場合は、
「もどしてはならない」という強い縛りを、
できればゆるめてあげると良いですよ。
というのは、叱責の恐怖から、
「もどしたら、どうなるか」を考えられなくなっていませんか?
これは、PTSDやトラウマで「回避」という症状です。
嫌なことって、誰だって避けますよね。
自分を守るために本能的に起きる状態です。
そこで、安心できる場所(自分部屋など)で、
「もしも、もどしたら・・・どうなる?」を考えてみます。
たぶん、回避で考えられないかもしれないですけれど、
もどしそうになったら、トイレにかけこんで、
迷惑かけずに上手にもどせた・・・という風にイメージしてみましょう。
つまり、「もどしてはならない=もどせない」じゃなく、
「もどしても、対処できる。何とかなる」は、
ぜんぜん安心感が違うんです。
その上で、汚さないよう、ビニール袋をカバンの中に常備しておこうとか、
ウェットティッシュも持っておこうとか。
ちょっと自分が安心できる形をとってください。
これは、お守りみたいなものです。
大切なのは、
もどしたら「掃除すればいい」「周囲に謝ろう」といった風に
対処法を自分に言い聞かせてあげること。
だから、「たとえ、もどしても大丈夫」って。
やってみてくださいね。
それに、誰かが酔ってもどしたとき、
あなたはやさしく介抱してあげられる人。
きっと感謝されますよ。
回答日時:2013年1月24日(木) 15:57 JSTお礼のコメントを書く
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