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実家の家庭環境がよくありません

ご相談者:20代/女性

実家の家庭環境がよくないので自分でどうしたらいいのかわからないので相談させていただきます。

数ヶ月前から実家に住んでいる弟がうつ病になり通院しています。
食事もまともにできず、食べてもすぐ嘔吐し体重が激減したり、不眠のため睡眠薬に頼っているそうです。
原因は以前勤めていた職場(辞めるように勧め先日退社したようです)や知人とのトラブルや家庭環境のストレスが重なったようです。
治療には家族の協力も必要になると伺いましたが、それについてもうまくいきません。

現在、実家では父親、母親、弟の3人で暮らしています。
しかし、父親はここ5年ほど精神的に病んでいるようで、母親のことが生理的に受け付けられなかったり、ちょっとしたことで怒りを現わにしたり(怒鳴り散らしたり、訳のわからないことを発言したりします)、不眠で全く眠れない状態が続いていたり、急にしゃべりだしては泣いたり、異常に自分を責めたりしています。
私から見たら、父親もうつ病なのではないかと疑問に思うほどです。

そんな父親が弟のうつ病に対し、「うつ病なんて口からのでまかせに決まっている」「そんなこと(職場でのトラブル)でうつ病になんてなるわけない」といったように、自分の方が辛い想いをして仕事をしてきたと思っているようで、病気のことを認めたくないし、許せないようです。
弟からしてみれば、特に親の言葉は心に響くようで、父親の発言一つ一つが辛くてたまらないようです。
弟には休職を勧めましたが、父親にはそれが許せず散々叱られたらしく、仕事を辞めた次の日にはバイトを始めたようです。

特に、父親と弟は生きる気力もないようです。
両親に至っては離婚も考えたそうですが、父親自身の両親が離婚して子供が辛い思いをしたので、同じことをしたくないという思いと、安月給なうえに定年退職が近いので自分だけでは、生活できる自信もないようです。
まともな収入があるのは、母親だけなので、別々に生活することも考えにくいです。
母親に関してはそんな2人囲まれてる上に生活を支えてるので、ほとんど家にいれないほど働いて(ほとんど家にいないことにも父親は怒っているが)寝る間を惜しんでまで家事をやったりしているため、母親まで精神的に疲れてきています。

それに対し、自分もなんとかしてやりたい思いがあるものの、実家が山形と自宅が栃木で距離があるのと、自分にも家庭と仕事があるのでなかなか帰省もできず、そばで見てあげることもできませんし、金銭的に補助も厳しいのに加えそれが正しいのかも分からずにいます。


このままでは、父親も定年退職が近いですし、両親の老後3人が生活やっていけるのかも心配です。
家族にとって何が一番いい対策なのかアドバイスいただきたいです。

20代/女性 | 日付:2012年9月18日(火) 17:12 JST | 閲覧件数: 1,685

お父様の受診、お母様のフォローを。

カウンセラー・うつ病アドバイザー 佐藤 悦子

初めまして、あやrinaさん。
カウンセラーの佐藤です。
返信をお待たせしてしまい、大変申し訳ございません。
ご相談ありがとうございます。

ご実家で生活されている弟さんがうつ病なんですね。
家族の協力が不可欠なのに協力が得られていないこと、またお父様も情緒不安定な感じでうつ病が疑われる状況、離れて生活されている分、ご心配も大きいことと思います。

今一番必要なことは、弟さんのうつ病に対するご家族の理解です。
うつ病の治療にはご家族や職場などの理解が不可欠です。
身近な環境が大きく影響しますので、できるだけ弟さんの負担が少なくなる環境を作って差し上げることが必要です。
ご家族が通院に一緒についていき、医師のアドバイスを聞くことも有効ですし、私のようなうつ病アドバイザーから、助言させて頂くこともできます。
上記のようなことが難しいようでしたら、あやrinaさんだけでも弟さんの病気を理解し、味方でいる、ということを伝えてあげて下さい。

二つ目は、お父様の医療機関受診です。
ご本人が了承してくれなければ難しいところですが、弟さんの為にも、お父様の心が安定することも大切です。
定年退職が近いとのことですので、退職後のご不安などが精神の不安定さにつながっている可能性もございます。
是非一度、精神科や心療内科を受診頂けれまと思います。

三つ目は、お母様の精神的フォローです。
家族に病気の方がお一人でもいらっしゃると、ご家族には大きなご負担になります。
ぜひお母様のお話を親身になって聞くなど、精神的な支えになってあげて下さい。

病気によってご家族の関係が悪化してしまいがちですが、逆に、克服できた時には絆が強まっているはずです。

家族がそれぞれに距離を置いて生活することが必要な場合もございますが、お互いを思いやり、助け合い、理解しあって解決できることもあるはずです。

ご家族全員が幸せに暮らせるよう、心から祈っています。
お力になれれば幸いです。

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回答日時:2012年9月25日(火) 14:11 JSTお礼のコメントを書く

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カウンセラー・うつ病アドバイザー
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