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言葉による暴力

ご相談者:30代/男性

両親と3人で暮らしています34歳男性です。

相談させていただきたいのは父親のことです。
私の父親は、私が子供のころから機嫌が悪くなると家族と口を利かなくなります。
話しかけると怒鳴ります。

機嫌が悪くなるきっかけはストレスが原因だと思うのですが、些細なことに揚げ足を取り口を利かなくなることが大半です。
着替えが出ていない、食事の準備が遅い、出かける準備が遅い・・・など、自身にもできること、手伝えば解決することが大半です。
それらをきっかけに怒鳴り散らし、口を利かなくなります。

そんなときでも近所の人や親戚には普通にしています。
それに乗じて母と私が話しかけるとまた怒鳴られます。

期間は短くて1ヶ月、長いと1年以上に及びます。

現在もそのようなことは繰り返し続いています。

母親は足が不自由で、こんな状態でも父に頼らざるを得ません。
病院へ行きたい、具合が悪い、体調が優れない・・・。
頼むと病院には連れて行ってくれるそうなのですが、帰ってくるといやみを一言こぼしてまた口を利かなくなります。
お礼を言っても、「わざわざ連れてってやったのに、それだけか」。

機嫌のいいときは身の回りのことを手伝ってくれるようなのですが、私が見る限り(好きではないので偏見もあるかもしれませんが)、「のろい」「ぐず」「手際が悪い」など、不自由な母に対して、罵倒しているようにしか聞こえません。自分が大きな病気や、不自由な経験をしたことがないのでわからないのだと本人は言っているそうですが、60年以上生きてきて身の回りにいなくてもそういう人の気持ちがわからないものでしょうか。もともと声も大きく、口も悪いですが。

私は社会に出ていますので一人暮らしも可能なのですが、
家を出たいと伝えたときに、精神的も調子の悪いこともあり一人にしないでほしいと母に頭を下げられました。

本来であれば、私が解決に切り出せばよいことなのかもしれませんが、私も子供ころから些細なことで怒鳴られ、話しかけては怒鳴られの繰り返しなので、今では口を利くときでもほとんど会話ができなくなりました。何がきっかけで怒り出すのかわからないので話しかけるのが怖いのです。卒業証書を見せても怒鳴られたことがありましたので。「うるさい、そんなもの見たくもない」。
小さいころに怒鳴られたせいか、もともと声が大きいので普通に話していても声を聞くと動悸が激しくなります。

夜締め切っていても、家の前に通りかかると声が聞こえます。
それを伝えても、何も騒いでいない、普通に話していただけらしいのです。

父親が口を利かないこと、いやみや舌打ちを繰りかえすこと
解決する方法はありますでしょうか。

30代/男性 | 日付:2011年9月26日(月) 09:54 JST | 閲覧件数: 1,441

貴方の「共感力」がお父様を助けるのでは

人生コーチ 今瀬 ヤスオ

はじめまして
ご相談ありがとうございます。

貴方は子供の頃から、お父様のきつい言葉に晒されながら、その言動がストレスからくる事であろうと、心の底ではお父様を思いやっていますね。

まず、貴方のその心の広さと優しさに頭が下がります。



お父様は恐らく辛く厭な経験をされたのでしょう。

それを何とか乗り越えようとしているけど、思うようにならない自分の心に、お父様は苛立っているのですね。

口を利かなくなる時は、それ以上話していると暴発してしまいそうな自分に、お父様は気がついてるのでしょう。

またお父様が、貴方やお母様に悪口雑言を繰り返しているから、貴方達を嫌いかと言うとそうとは限りません。

不安と恐怖心がそう言わせてはいますが、嫌いでも好きと言うことは幾らでもあります。


また私もお父様と同じ位の年代ですが、人に物を教えようと思っている
時には色々な気付きがありませんでした。

周りの人や家族に対する、思いやりも優しさもありませんでした。

しかし「悩み辞典」の様な、色々な相談を受け回答するようになって、気付いた事がありました。

まず自分に優しくできるようになりました。

すると人に優しく出来る様になりました。

人にやさしく出来るようになると、人の気持もわかるようになりました。

そして自分の「失敗人生」は、この様な人生コーチングで、他人のお役に立つ為にあったんだと思えるようになりました。

それからは新しく生まれ変った様に、前向きに生きられるようになりました。


私の父は先日亡くなりましたが、最後まで良好な関係ではありませんでした。

父との関係がまずくなった時に私が取った方法をお話します。

父には届けませんでしたが、父宛の手紙のようなものを、その都度書きました。

じっくりと時間をかけて必死に書きます。

すると自分の中に埋もれていた感情が掘り起こされてきます。

「あの厭な親父にはどう思われてもいい」

「自分を大切に生きよう」と思いました。

そこでぶち当たったのは「自分の何を大切にするんだ」という
疑問でした。

すると父に対する厭な気持がすぅ~っと消えていきました。

それからは、父に対するストレスは無くなりはしませんでしたが、かなり小さくなりました。


無理をして生きてきて、消耗しているお父様の、心の底の憎しみや敵意を、貴方が受け容れるのは簡単な事ではありません。

しかし「父親がどんなに苦しんでいるか」と考えられる、貴方の優しい「共感力」で、凍り付いているお父様の心を、時間をかけて溶かしていくことは出来るのではないでしょうか。


それからお父様が声が大きいのは、若干耳が遠くなっているからではないでしょうか。

私も自分では気がつきませんが、妻に「お父さん、電話口で何でそんなに大声でしゃべるの」と良く言われます。

自分では聞き取りづらいので、話す時もつい大声になってしまっていたようです。

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回答日時:2011年9月27日(火) 07:19 JSTお礼のコメントを書く

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