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何でこんなに…

ご相談者:30代/男性

 こんにちは。はじめまして。お忙しい所、誠に恐縮ですが思いあまって相談させて頂きます。
 手前勝手な内容になりますがご容赦ください。

 率直にというか端的に申し上げますと、自分は性欲が強すぎて困っています。

 二回目の思春期が来たかのような、いや、思春期の時を遥かに超えています。
 四六時中、性欲を忘れる時がありません。本当に皆無です。

 常に頭の中は淫猥な妄想ばかりです。そのせいで何にも集中できません。
 仕事の最中もそれでミスをしたり、通行人にぶつかったりします。

 結果、怒られたり、ケンカになりそうになるんですが、自分は淫らな妄想に溺れて上の空だった為、何でそうなってるのかピンときてないことが多いです。

 お金もほとんどAVや風俗に使ってしまいます。正直、稼ぎはよくないので、全然足りず消費者金融から返す宛もなく借金を重ねてしまっています。

 そのくせ、男性的な魅力に乏しい為、パートナーを獲得することは出来ません。
 ナンパはおろか、職場の女性に話しかけることも出来ません。

 なので余計にフラストレーションがたまり、ほとんど毎日数回の自慰行為をしてます。
 一番盛んだったと思われる中学生の時よりも回数が多いです。
 そのせいで常に体が疲れており、思考力も奪われたままです。
 そして中学生の時と同様かそれ以上に激しい嫌悪感に見舞われます。

 でも、なけなしのお金をはたいて風俗に行っても、何故か普段の激しい性欲はどこかへ行ってしまい、風俗嬢との会話を楽しんだり、隣にいてくれることだけで満足してしまって、何もできないことがあります。

 「ああしよう、こうしよう」と考えていたプランや欲求を何一つ提案できません。逆に色々してくれてるのを申し訳なく思ってしまったり、代償を支払った結果のお金の無さに憂鬱になったりして楽しめません。

 性欲が強く、そのおもむくままに行動したくせに、いざ女性と向き合うと何故か紳士的というか、弱気になってしまう、損な性分です。もっと割り切って楽しめれば快楽に溺れられるのですが…

 彼女は今までに一人だけいたことがありますが、4年半も付き合ったのに、性行為はほとんど数えるほどしかしませんでした。あれだけ欲求が強く、とにかくヤりたかったくせに、何故か彼女の都合や心情を考えすぎたり、「下手」だと思われたらどうしようとか、これまた素直に楽しめないまま、先日別れました。

 いっそ絶倫でテクニックもあればAV男優など志すのですが、そういうわけでもなく、性欲を他に昇華するようなバイタリティもなく、性行為の為に頑張るというモチベーションにつながるわけでもなく、ただ漫然と自慰行為するだけの性欲です。

 変な話ですが、もう精子もほとんどで出ない程ですが、それでも全然おさまりません。

 強すぎる性欲に反比例して異性獲得の能力がない状態なら、いっそ男性器を切除して「宦官」になれればいいのにと真剣に考えてます。いっそ排尿だけの器官であってくれたら、とも。

 煩雑な乱文になって本当に申し訳ございません。

 自分はこの性欲の強さと、いざそれを満たそうすると逃げてしまう厄介さと、自らどう付き合えばよろしいのでしょうか?

 ご回答を頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。長々失礼しました。
 最後までお読み頂きありがとうございました。

30代/男性 | 日付:2011年3月 4日(金) 12:19 JST | 閲覧件数: 2,281

性欲について

心理カウンセラー 太田 祐也

ご相談ありがとうございます。また回答が遅くなってしまい申し訳ありません。
性欲が強すぎて困っているとのことですね。

性欲が強いことは悪いことではないかと思いますが、その他のことに集中が出来なくなったり、金銭的な問題もあると確かにお困りになるでしょうね。

性については、快楽の面と、相手との親密さを感じる面の2つの側面があるのだと思います。快楽とはもう少し言い換えると生物的な欲求ですね。親密さの面は愛と表現されるもので、こちらもとても大切なものです。

ご相談文章を拝見すると、2つの思いが相反しているようですね。快楽面を求めようとする反面、親密さに対しての怖さというか、怖さではなくとも本当の自分が認められないのではないかというような思いが心の中で葛藤しているようにも感じました。

親密さに行き着くまでには、表向きを繕うというか、表面的に付き合うみたいな段階があり、親密さに対しての怖さのようなものがあると関係性を表面的なレベルにとどめてしまうこともあります。

文章での一往復のやりとりですと実際にその人の中で起こっていることと回答がずれていってしまうことがあるので気をつけなければなりませんが、可能性として親密さを避ける一方で、心の底ではそれを求めているかもしれません。

「本当に求めているものを求めて、ある行為を行うのだけれど、求めているものが手に入らない時、それが手に入るまで行為を続けようとする」というメカニズムが働いているようにも思えるのです。

この見方に沿った上でそうした自分とどう付き合うかということについても回答しますと、親密さに対してのおそれブレーキをはずすことと、女性との関わりの中で快楽と親密さを両立させて両方の面を満たすことに情熱を傾けることが役に立つかもしれません。

もう少し言うと女性に対しての紳士性や心情を考えるという性格は親密さに対しての芽のようなもので、その部分を逆に大切にしていただければと思います。今はこのような性格が快楽を求める際の邪魔になっていると感じているかもしれませんが、快楽と親密さをあわせもつほうが、より満足する結果を得られる可能性もあるのではないでしょうか?

以上回答です。この回答はあくまで1つの見方に過ぎませんが、お役に立ちそうであれば、ぜひご参考にしてください。親密さに対してのブレーキをはずすことなどは心理カウンセリングが役に立つとも思います。必要に応じてご検討いただければと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

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回答日時:2011年4月 8日(金) 15:08 JSTお礼のコメントを書く

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