酒井法子に見る罪と罰 Vol,3

昨日 判決が出ました。
これまでの公判の前例にない 刑を復唱させるという異例の判決言い渡しでした。

これは いくら反省してるって言っても そんなに簡単に薬物依存から 抜け出られる物ではないということは
世間は周知のことだからです。

無理だろうな~と誰もが思いつつ もう一度チャンスをやろうというのが 今回の判決だったのでしょう。

そこで これを私は ちょっと夫婦の「罪と罰」という問題に良く似ているな、と思いました。

夫婦の問題において よく相談を受けるのは やはりダントツ夫の浮気が一番です。
次に 夫の借金です。

このどちらも この浮気、借金の言葉の後に 「依存症」という言葉を着けてもいいくらい 薬物依存症にも似た
根の深さを感じます。

もう二度と 浮気はしない・・・・
もう絶対に 借金はしない・・・・・
もう二度と ギャンブルはしない・・・・(ギャンブルと借金は同意語かと思うくらい一対です)

妻は この「もう二度としない」の言葉を 何度信じたか、そして何度裏切られたか・・・・・・
でも 信じてしまうのですよね。
何故でしょうか?

これは信じないと 一緒に生活できないからです。
だから 信じるというより 一緒にこれからも一緒にやって行きたいから 「信じたい」という事なのです。

夫は この妻の心を判っているのです。
つまり 妻は信じたい、夫は信じてもらいたい、または信じさせたい・・・・
このお互いの希望が合致する為に 何度も裏切られても また一度 もう一度と 信じるのです。

これはある意味 美しい話なのかもしれませんが 実際はこの繰り返しがドンドン夫を破滅型の人間にしてしまっているという事が有ります。

でも これは仕方がないかもしれません。
何故なら 夫は家族であり 子供の父親ですから 妻がチャンスをやらなければ 家庭が存続していかないのです。

でも 酒井法子の場合はどうでしょう?
 裁判官すら 「これは現実の世界で薬物と縁を切ることは無理に近い」と断言し、世間の目は厳しく、
「そんないくら覚せい剤を止めると口で言っても やめられるはずがない」と断罪しています。

そうです、他人には厳しいのです。
そして他人だからこそ 冷静に 正しい判断が出来ますが これは 酒井法子がどうなろうと、我々には
直接の被害はないのです。

でも 夫の 「もう二度とやりません」の言葉は 夫にとって優しい計らいというより 
夫を信じた方が家庭が尊属すると言う 妻が自分のために言い聞かせる言葉なのです。

でも、例えばこのような夫が悪さを繰り返す家庭の話を聞いた時 他人は酒井法子の反省の言葉みたく、
簡単に信じちゃだめよ・・・・・・と 誰もが思います。

しかし変な話 犯罪者の家族は 例えどんな罪を犯しても 例えどんな捌きを受けようとも自分の子供は
許してあげたい物ですし 更生を信じてあげたいものなのです。

私は自分の子供が思春期の頃友達と組んで 悪さをしたことがありました。
その時に 親として迷惑を掛けた家庭に謝りに行くべきだと思い 同じ悪さをした友達の家に行きますと
「うちの子供に限ってそんなことをするはずがない」と頑なに信じない親が居ました。
そんなことで その子供も それまでは 認めていたのに 家に帰った途端 親の後ろに隠れて
「僕はしていない、○○ちゃんだけがやった」と言って嘘を付いたのでした。
その子は 自分の親にも 自分にも嘘を付いたのです。

私の子供は 私が先方に頭を下げる所を涙を浮かべて見ていました。
自分の仕出かした事で親が頭を下げるのって 子供心にやりきれなかったと思います。
そして 迷惑を掛けた子供にも 申し訳ない思いと その上 友達にも裏切られ・・・・おかげで?
幼いながら 色々思い知ったのでしょう。

信じてあげるということは やみ雲に信じることではなく 自分の子供でも 「魔が差すことはあるかもしれない」と冷静に考える事も必要です。

そして事実に立ち向かう勇気があってこそ 本当の反省が生れます。

本当の反省なくして、本当の改善策は生れませんから。

夫や妻、子供などを 冷静に見つめて そして更生させるのも家族の力。

何も無かった事にするのは 現実に蓋をする事ですから・・・・

ん?話が それちゃったかな?
ま、今日は 思いつくままに 書きましたが 何かを感じ取ってくださる方が一人でも居る事を
励みにしています。

ではでは 今日は このくらいに・・・・・。

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婚活詐欺女

今日は ニュースを賑わしております「結婚詐欺女」の事に付いて・・・・・・

何人もの男性が殺害(?)され、それの男性と交際していた女性・・・・
今は 容疑者なので 顔に「シャ」が掛けられ報道されていますが 被害者の人数と
被害額の多さが明らかになるにつれ この女性はどれだけの美女なんだろうと 想像してしまいます。

この事件がまもなく解明され 容疑者から犯人に代わる時に そのベールが解かれるのですが
期待どうり?の美女であってくれなければ 「何故?」という気持ちが湧いてしまいますよね。

でも 私はこの夫婦相談をしていて思うのですが 必ずしも 浮気をしたり 多くの女性や男性に持てる方が
美系とは限らないのを知っています。

人をひきつけるものって 姿かたちじゃなくて その人の人柄であったりするのですが 口が上手な人は
その人柄さえ 作り上げて行くことが出来るのです。

だから 人の同情を買うような事を言ったりするのが上手な人は 相手の懐に入る事が出来るのでしょう。

しかし 今回の結婚詐欺の場合は 少し最近の 「婚活」ブームとかとは 意味が違うと思います。
そもそも 婚活の言葉の由来は お見合いや結婚相談所に入会しての事ですから インターネット上で
登録して 勝手に2人で出会い、交際するタイプの物は 出会い系サイトと変わりありません。

特に 結婚を真剣に考える人の交際は 変な話、肉体交渉を持つと それはもう成婚と見なし
結婚しなければなりません。
だから 本当にプロポーズが済むまでは 深い交際を禁じているのです。

でも この詐欺の女性は デートには胸元の大きく開いたワンピースを着て行き、お泊りもOKだったわけですからこれは 援助交際ですので 真面目に婚活をしている人には 失礼な話ですよね。

そして 男性も 色気を振りまかれたら そりゃ誘惑に負けますし、逆に そんないい女だったのかい?という
顔写真のスモークにもどかしさを感じるのです。

ま、いずれにせよ この顔のスモークが剥がされるのも まもなくと思いますので 犯人逮捕を待つしかありません。

そして話のついでに 婚活についてですが パーティーとか お見合いなどで 出会いを場を求めるようですが
私は 時々 インターネット上で 「結婚相手を探しています」と言う方に 出会います。
そこで 私は 「恐くないですか?」と聞くと 「安心なサイトと書いてありますから」という答えです。

「ヤバイ所が わざわざ このサイトは怪しいですよとは書かないだろう」と内心思いながら 言葉を呑みます。

婚活サイトと言っても 一つ間違えば 「出会い系」と大差はありません。
「結婚」と言えば 何でも真面目な付き合いだと思うと大間違い。

インターネット上では いろいろな罠が仕掛けられてありますし 真面目な物もあれば ただ真面目を装っているだけの物もあります。
この見極めが大切ですね。

私は元々 結婚相談の仕事をしていて 夫婦問題を聞くにつけ 「離婚相談」の必要性を感じ、この夫婦問題に取り組みました。
そして今でも 実は結婚相談所は 会員様もいらっしゃいますので お見合いの仲人の活動はしています。

でも 今は この夫婦の悩み問題の方に使命感を感じ こちらが忙しいので 少々、結婚相談の方の仕事は少し抑え目ではあります。

中には 離婚させてから 再婚を薦めるの?と意地の悪い事を言われますが そうではありません。

私の中では キチッと線は引かれてあるのですが それでも離婚相談の悩みごとの深さが判るので
ただ 出会って相性がいいから結婚すれば?と簡単に 結婚はお勧めしないのです。

好きになったボルテージで考えるのではなく 本当に この人が自分の一生 添い遂げられる人柄かどうか?
男性であれば この女性は おしとやかだが 本当に人として上質か?結婚を前にした付け焼刃のレディではないか?
また女性であれば この目の前のの男性は 金銭感覚は結婚前のアプローチだけではないか?
思いやりが時分や自分の家族にだけ向けられた人ではないか?
子供が好きだと言っているけれど 単に好きなだけで 本当によきパパになれるか?
もしかしたら 子供を作る行為がすきなだけではないか?

などなど いろいろ 恋愛中にポ~っとなるだけじゃなく 冷静に相手を見ましょうね。

特に 男性!
いっ時の女性の色香に騙されてはいけませんよ。
女性の色香って本物でないと 一生持ちません。

人生には色欲よりも もっと大切な物があります。

そして 女性の方々。
本当に優しい男性って 強いんです。
強い男は そんなに口優しくは喋りません。
むしろ 愛想ないくらいかもしれません。
だから やさ言葉を並べる男性には むしろ注意して下さい。

人間の中身を観察する目は男女どちら共にも必要ですからね。

とにかく 本物主義に限ります。

寄せて上げてのオッパイは 直ぐに垂れてきます。
ワックスで立てた 男性の流行の髪型も 直ぐに毛の減量で出来なくなります。

メッキは直ぐに剥げますが 中身は年とともに成長します。
そんな 育てあいの出来る夫婦って素敵ですよね。

そんな秋の日の たわごとでした。

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酒井法子に見る離婚問題

今日 初公判があり朝からワイドショーもニュースも この酒井法子の裁判話題一色でした。
恐らく 次回の裁判では初犯である為と 夫から覚せい剤を教えられたという、やや被害者的な要素も加味し
禁固1年半、執行猶予3年くらいの刑がついて終わる事でしょう。

酒井法子の覚せい剤からの脱却は まさに夫婦関係の清算という事にも掛かっているようで
夫婦で在りながら 2人が今後一緒にいることは プラスにはならないと これだけはっきり公言された形は
かってあったでしょうか?

離婚なんて 当人同士が望めば成立しますが どれだけダメ夫でも どれだけグータラ嫁でも 人が離婚をしなさいとは
大きなお世話で言えるものではありません。

しかし 今回は裁判所も暗に離婚を示唆していますし 酒井法子本人も 離婚する方向で行くという・・・・・

高相容疑者も これだけオープンな形でダメ夫の烙印を押されたら 自分自身の覚せい剤からの卒業とはまた別に
ダメ人間のレッテルは そう簡単にはずせる物ではなく 離婚もし 一人になって 仕事もおぼつかないとなると
覚せい剤を覚えた当初より、より一層 ストレスを感じるのではないでしょうか?

そうなれば また誘惑に負けてしまう事は目に見えています。

こうして考えれば 世の中には罪を犯し、真摯な姿勢で反省し 更生する人は多くいても 
夫として 父親として 人として・・・・そして 名誉挽回の可能性すら薄い 覚せい剤とは 本当に人をダメにする物です。

夫婦とは 2人が差さえあって成り立つものだけれど 「あなた達 夫婦をやめなさい」と ここまで世間の人にまで
公開ダメだしを される夫婦って何なんでしょうね。

私は 日々 多くの相談者の中で 色んな人生のしくじりをお聞きします。
でも パートナーは例え 相手に短所があっても 長所の部分も覚えているので 何とか 我慢をし 苦労を乗り越えていけると お話しされます。

失敗って 限度があると思うのですよね。
パートナーが許してくれる程度の失敗・・・・これはまだ救われます。

でもパートナーさえも愛想を尽かす失敗は 救いようがありません。

色々パートナーのしでかした悪さに悩む 夫や妻。
どうか 笑って許せる程度の事に しておきましょうよ。

犯罪まで犯すパートナーなんて どれだけ考えても 名誉挽回のしようがありません。

パートナーの度重なる浮気、借金、ギャンブル。

何度も同じ間違いを犯しても学習しない人は 無知なバカ野郎です。

無知は罪といって 私は連れ合いをあまりにも泣かせる人は 夫婦としての犯罪だと思います。

夫を愛しているから・・・・妻を愛しているから・・・・・
何度も 何度も嘘をつかれてでも 許すのは 相手をバカにさせてしまいます。

本当の夫婦愛って もっと厳しい所になるのではないでしょうか?

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名探偵 村越真里子

天高く・・・私、肥ゆる秋

この頃は夜も長くなって来ましたので 前から読んでみたかった本を読みました。
実は この本は 私の相談業でもとても参考になる内容です。

死体は語る現場は語る (単行本)
上野 正彦 (著), 大谷 昭宏 (著)

カウンセリングという仕事は 相談者の心を読まなければなりません。

相談者の言葉は必ずしも 事実は一致しません。
それは カウンセラーに対して 嘘をつく人もいます(少数ですが)
次に 自分の心を自分で判っていない人もいます。
それと同時にパートナーの心も判っていない場合もあります。
こういう人から パートナーの情報を聞いても 事実と一致はしません。

しかし夫婦2人で ご相談に来られる方はまだ、いいのですが
たいていの場合 どちらか一方になりますので パートナーの心が読めなくて
問題がおきている場合や パートナーに欺かれて 間違った事を信じ込まされている場合があります。
そういう相談者は たいてい純粋で パートナーを疑る事は 罪悪だと感じている人です。
だからそうした人からの口から出る言葉は ともすればパートナーの賞賛であり
問題がおきた原因は 自分が悪いのでは・・・・と自分を責めています。

これは 私は「そんなに自分を責めないで」と 言いますが そこには根拠のなる問題原因を
示すことが出来ないので とりあえず その原因を追究していく作業に入るわけです。

そこで判ってくる事実は とても残酷な事であったりします。

でも 問題は 事実を知ることからでしか 解決できないのです。

そして 私はこれまでの経験上、お話しをお聞きしていると 半分くらいまで来ると
皆まで言わなくても 相談者がどのようなタイプかは判ります。

「あ~この人は 夫(妻)に騙されているな~」と感じるのはたいていパートナーに浮気をされている場合です。
(今回の話題は 「性格の不一致」や「価値観の違い」による不仲問題は除きますね)

そこで 夫婦がしっくり行かなくなり原因は何かが判らなくなって、当方へ相談に来られるわけですから
要は現実が見えなくなっているのですね。

そこで 現状をお聞きし 詳しく分析する事から始めるのですが 中々 にわかには信じられないことばかりが
出てきて 動揺されるので、中には 男性でも大泣きをされる方がおられるので 私は事前に相談者に
次の事をお聞きするようにしています。

「問題を解決するには現実に蓋をしていてはいけません、例え残酷な答えでも現実を受け止める勇気はありますか?」と。

そこで頂く答えは 2つです。
「じゃ、また考えます」という方と「覚悟を決めて 現実に立ち向かいます」という事です。

当然 解決に至るのは後者の方だということは お判りいただけると思います。

しかし 私も この時が一番 辛い作業です。

何故なら 私と2人で話をしている時は 慰めも出来るのですが 必ず一人になる瞬間や夜になると
辛いだろうな~と思うからです。

でも 大丈夫ですよ・・・・・朝の来ない夜はありませんから。
と、ここで話を元に戻しますが 先に紹介した本ですが 面白いです。

夫婦ででも 判らない謎の部分はありますよね。
そんな時の事実を観察する考え方などには とても参考になります。

どんな内容かといいますと 死体はすでに物言わぬ人です。
しかし その死に様や いろんな痕跡が その死亡に至った履歴がわかるのです。
いえ もっと言えば その人の生きてきた道すら判る場合もあるのです。

そこで 少し 今回のコラムは 殺人の死体から 真実を見るという物騒なテーマですが
これが意外と夫婦の間の謎解明にも役立ちますから、少々 お付き合いを願います。

例えば・・・・・刑事ドラマを想像してみてください。

ここに死体がありました。(いきなりですいません)
明らかに他殺ですがそこには犯人はいません。

でも呼ばれた刑事は遺留品や 殺害方法 凶器が当った箇所などで死因と人間関係を推し量るのです。
そして そこから交友関係をたどって行き、死亡推定時刻の行動と 犯人のアリバイとの共通性を特定し
推理 断定していくのです。

まず その断定があってこそ 次の段階へ進めるのです。

ここでまた 夫婦の話題に戻しますが この本で言う 「断定」とは 逆に いろんな想定を白紙に戻し
「疑う」という事をします。
「疑う」という事は if と言って もしやの意味なのに 「断定しろ」と言いながら イフとは矛盾しますが
要するに全ての先入観を無くし 今まで思っていたことから 一旦 考えをはずし 「チョット待てよ」と疑う事から仕切りなおしをするのです。

なぜなら 先入観というのは 期待とその人の経験則でしかないからです。

例えば この殺害された人間が 長男で 発見したのが母親で 逃走しているのが次男だったとします。

母親にとっては 長男が殺害された事はもちろんショックですし まして犯人がその兄弟の次男であることなんて
はなから信じられず否定します。何故なら 肉親だからです。長男も次男も愛しているからです。

でも 刑事は肉親ではありませんから 「情」を絡ませず シビアに分析して行くことが出来るのですが家族はその渦中にあるだけに 希望ばかりで 本質が見えません。

これが夫婦の間にも言えるのです。

よく 帰りの遅い夫に 疑いを持ち 夫婦喧嘩をしますが あれは逆に喧嘩ではありません。
妻にとっては まさか浮気じゃないだろう・・・・いやそうであって欲しくないと希望的観測からの
お願いであって 話し合いでも 何でもないのです。

夫も そういう妻の願いを知っていて 妻の望むような答えを言うのです。
(もちろんバレテも困るという心理も当然ありますが・・・・)

そこで 夫に浮気を否定されて 妻は ある意味安心するのです。

だから残業と証して 夜が遅くても 「仕事を遅くまでしてくれているのに疑った私は酷い妻だ」と反省したり
外泊されても 「タクシー代が不経済だから 会社に泊まった」などの いい訳に平気に騙されるのです。

そしてその後 色んな事が発覚し 「裏切られた」「騙していたのね?」となりますが、それは 場合によっては
妻が嘘を付かせている・・・という解釈背出来るのです。

この「死体は語る」という本は そんなことを 私に教えてくれました。

つまり 話をするから 嘘もつけるのです。
責めるから 逃れたくて 約束をするのです。
そして約束をさせるから 約束を破られるのです。

もっと言えば 声が出せるからいい訳をし 裏切っているのを知っているから
夫は話し合いをしたくないのです。

よく このような夫婦相談の仕事や 悩み相談の新聞での回答を読んでいると
「夫婦で よく話し合ってください」と 書いてありますが 私は これは 時と場合によると思います。

真実を知りたいときに 疑わしいのなら 「本当の事を言って」と言っても 相手はいうはずがありません。

それなのに 「話し合いですべて解決する」と勘違いをされている方がいますが 問題発生時の
初期の頃なら いざ知らず夫が外泊や明け方に帰宅するのが続いていたら それはもう話し合いの時期ではないでしょう。 

その時には どうしたら良いか?

夫をじっと黙って観察して見てください。

言葉は嘘を着けても 行動は嘘をつけません。

つまり 普通の仕事をしている人は それだけ残業が増えていたら 給料が増えてます。
管理職なら 時間でカウントはしませんが 管理職手当てでは ボーナスも増えているでしょう。

また休日出勤がとても増えて 休みの日も家にいない人は 代休があったり 休日手当てなどでも
お給料に反映されるでしょう。

でも ギャーギャー話しをするから 「会社の業績が悪く給料も下がった」などと言われるのです。

確かに 最近は 不況でボーナスカットの会社もありますが それはよほどの場合です。
そう簡単にボーナスカットすると 住宅ローンでボーナス払いの在る社員から 暴動がおきますよ。

そしてそこまで業績が悪い会社は 何らか文書で知らせてきますが 相変わらず 株も下がっていなければ
社員のボーナスまではカットしないはずです。

意外と このボーナスが夫のお遊びに回っている時が在ります。

どうぞ 世の中の奥方様達!
ちょっと 黙って 静かに夫の行動を見ましょう。

心は行動に表れます。
真実は 形に現われます。

そんなに 不安であれば じっと目を凝らしてみていれば 見えてくるものがあるはずです。

物言わぬ死体こそが語りかけてくれるというテーマは こんな事を気付かせてくれる本です。

一度 興味のある方は ご覧になって、いつも「辛い、悲しい」と嘆くばかりじゃなく 事実を見る目を養ってください。

だって 夫婦の間には 「真実」しか必要ないのですから・・・・・・・。

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相談件数と解決率!

さて 私のような相談事業をしていると よく 「今までこんな相談はよくありましたか?」とか
「解決はどのくらいの確率で出来るものですか?」と聞かれます。

そういう質問に 私は困ってしまうのです。

何故なら 相談件数というのは 面談相談も電話相談も メール相談も含むので
相談の結果が必ずしも見えることばかりではないのです。

そして どこまでの相談に乗れているかというとメールで1回相談しただけで終る方と
何度も何度も相談を繰り返しされる方とを 横並びにして 解決しましたよ・・・・・とは 言えないのです。

しかし 面談相談の方は比較的継続して相談されますので 相談者の顔も見え、
解決にも相談者の性格も考慮した解決方法を見出す事も容易ですが
メール相談の場合は、本気度も若干解り難い為、その後の確認が取れず一方通行になりがちです。

でも最近 この悩み辞典では お礼というコーナーで 回答に対する相談者の気持ちを寄せて頂く事が出来、
カウンセラーとしても 随分反応が見える形になってきて 嬉しく思っております。

私のような夫婦の悩み事の場合 夫婦共通、お2人でお悩みであれば 「その後どうなりました?」と
お電話させて頂けるのですが どちらか一方の場合、お電話をしたりメールをしたりして 相談したことが
バレてしまうことで 揉め事になる場合もあるので こちらから連絡の出来ない職業なのです。

でもやはり相談内容があまりにも 深刻だったり、バイオレンスな場合は 私もその後が
とても心配になっていて 夜中でも携帯がなるときには 跳んで起きることもあるのです。

そこで 私が日頃から気になっている事は
「危険な事になっていないかな?」
「話し合いはうまく行ったかな?」
「調停の手続きは1人で出来たかな?」と 私の回答が どれくらいお客様の心に届いているか、
果たして 私がお役に立てたかどうか 相談者の正直な感想とか その後の結果という事は 
非常に気になる部分ではありました。

そして私の回答がすぐさま結果になって現れるものとは限りません。
場合によっては1年、2年して解決する場合もありますし そうした連絡をいただけないというのが
この仕事の特徴でもあります。

ですから 今回のコラムのタイトルに在ります「相談件数と解決率」の件数はわかりますが
正直言いまして 全ての方が解決したかどうかは連絡いただけるもの以外も多いので
数字では表現出来ないというのが正直な所です。

だから成果に何しては 一方通行なところがあり孤独では在ります。

そうした時 この悩み辞典で 私には直接相談はしたことがなかったけれど 他の方へのアドバイスを見て
ご自身の生活の上で 参考にしてくださり かなり良い結果が出たという方から あともう一歩の所のアドバイスという事で 相談をお受けし お電話でお話しさせていただいた方がいました。

その方と、ふと私は日頃気にしている事を漏らしたのです。
(カウンセラーが 相談者に相談するような変な形でした・・トホホ)

村越 『私の回答はひつこいくらい長文だけれど  
     相談者に、今のままではいけないのだ、
     早く行動に移さないと手遅れになってしまうのだ、
     と何とか解ってほしくて 必死で表現しているけれど
     相談者の回答は 「またゆっくり考えてみま~す」というような
     あっさりした事で 本当に 私の回答は相談者に
     伝わっているのかな?』

     と 聞いたのです。

そうしたら その方のお返事は こうでした。

Yさん 『私には充分励みになりました、
     現に アドバイスどうりに 行動し
     心の方向性はきまりました』

     と いう言葉をもらいました。

そしてその結果 ご自身も 離婚カウンセラーを目指す事を決心され 只今 勉強中だということです。

今回はたまたま Yさんとお話しが出来、良い結果が出たことを知りましたが こうして直接お話しすることが出来なくても この日本のどこかで誰かのお役に立てているのだという事を知れた事は毎日の仕事の中でとても励みになり収穫でもあります。

だから これからは お礼の言葉や 見返り?(ま、そこんとこは若干、商売ですから)が無くとも 確かに誰かのお役に立てていることを 胸にこの仕事に邁進して行こうと 改めて決心を致しました。

でも でも あまりにも嬉しかったので その方からの応援メールをココに紹介させていただこうと思います。
Yさんの許可なく 掲載しますが 許してね。

だって人が褒めてくれる言葉ってあまり表面に出ないんですもの。
自画自賛っていやらしいけれど 他画他賛ならいいでしょ?(って、誰に聞いてるのって感じですが)

たまには 私も褒めて欲しいし・・・・・・

ホンでもって 私って 褒められて伸びるタイプだから・・・・・・

その代わりと言っては何ですが、Yさんが勉強をした暁には
カウンセラーになる為の実践的なアドバイスをさせて頂きますよ。
だって Yさんが私のアドバイスの内容に共鳴してくださるのは
お弟子さん宣言をしてくださったようなものですから・・・・・。

一日も早く 人のお役に立てるアドバイザーになって下さい。

********** Y さんからのメール *************

お世話になっております。
前回、先生からメールを頂き何度も何度も読み返しました。
責任感の強さと情熱には頭が下がります。
カウンセリングは結果が目に見えないので難しいですね、
受けとる側の人格もありますしね。

昨日もメール相談の相談者に『しっかりしなさい。』って、しびれました。

厳しいだけではなく、優しがあり、言葉に重みがあります。

恥ずかしながら、夫に浮気されてもがき苦しんでる時、先生が相談者の男性に
厳しく諭していたり、また、私と同じ立場の女性に向けた回答を見て、泣いたりしました。

そして、泣き寝入りはダメと言う激励を見て、私は戦いました。
このままで、いいわけないと…、先生の表現するところの元気のいい女性です。
先生は間違いなく、たくさんの方を助けてます。

直接、相談した方だけではなく、その陰に沢山の方が助けられています。
こんな、私ですが先生に何度も相談しようと、思ったのですが、
外に出たくない。誰にもあいたくない。って、銀行に行けませんでした。
(これは有料相談の事を意味します)

だから、次何かあったら直ぐ先生に相談しよう。
と思い先日、お電話してしまいました。思ってた通りの方でした^▽^


今、私は先生の言う通り本を読んでます。
心理学の本は難しいですね〓〓武石さんの本も読みました。
私は、浮気をされた私にも原因があると思ったし、夫にもそ
う、言われましたが、妻の資質にあまり関係ないようですね、浮気も…。
もっともされないよう、努力しなければなりませんが…。


先生のご活躍心からお祈りしております。
返事は結構ですよ、私の一方的な思いです。
読んで頂けるだけで幸せです。

                       Yより
*******************************************************************

Yさん、私の方こそ しびれましたよ。

私の回答集を殆ど読んでくださっているのですね。
そしてスポンジに水が浸みとおるかの如く 理解し 実行してくださった事には私こそ 感謝いたします。
これほど 心がピュアで素直な人は いいカウンセラーになれると思いますよ。

でも良いカウンセラーになる為には 机上の勉強だけでは足りません。
日々、人の心にはナイーブになり 日常生活の中で 一杯の学びを見出す事です。
そしていつまで経っても 一人前などと うぬぼれず、いつまで経っても
「この答えでいいのかな?」と反省してみる心が大切です。

これからも 私と一緒に勉強していきましょう。

以上、コラムを非常に個人的な事に使いましたが 悩み辞典のスタッフ様、お許しを。

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故中川昭一氏から読む病気と夫婦問題

中川昭一氏の死亡が唱えられた10月4日ニュース速報に、誰もが「自殺」の2文字が頭に浮んだと思う。

それは あの酩酊会見の様子も記憶にあり、その後、財務相を辞任したが、政治家としてというより日本人として恥ずかしいと 悪口を言った人の一人として後味が悪く 私のような個人の声が届いているはずもないのに「追い詰めたかな」と反省をしました。

その後の調べで病理検査の結果、循環器系に複数の異常が原因だと発表されました。

そこで 私は日頃の夫婦問題をカウンセリングしている立場から少し違う視点から、考えていました。
もちろん私は死人に鞭打つつもりはありませんが、彼は自殺ではないけれど 自殺のような物だと思いました。

彼は再起を誓い、断酒宣言までして 選挙に臨みましたが その結果、自民党の大敗という事で
彼も自己の責任をヒシヒシと感じていた一ヶ月だったのでしょう。

私は自殺をある意味、勇気のある行為と捉えていました。
高いところから飛び降りたりの恐怖心と比較し【そんな勇気があるなら 何でも出来るはず、死ぬ気で頑張れ】と考えていました。

しかし、これはある身近な人の死を通じてこれが そこまでの苦しみを体験した事のない者の「おごり」だと判りました。
要するに 自殺する人のそこにあるのは「絶望」なのです。
頑張る事の出来る人は その先にまだ「何か希望」があるからなのです。

本当に この先 何の希望も夢も可能性もないと感じた時 そこには「絶望」しかないのです。
(でも 自殺は絶対にしてはならない行為ですから 決して自殺を肯定するものではありません。)

だから 中川氏は直接自身で手を下したのではないけれど ある種「絶望」という自滅であったと感じました。

そこで これと夫婦の問題とどう関係があるのだ?という事ですが 私がこの相談業をしていて
ある共通点に気が付いたのです。

夫が妻を裏切り 浮気をしている場合 それに気づいた妻はある症状が起こります。
それは過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)です。

どういう訳か夫婦問題を抱える妻の多くに共通します。

これは症状としてはか過呼吸という形で現われますが 一般的な過呼吸と違い、
精神的な不安によって過呼吸を起こすのです。

私は医者でも何でも在りませんし、本当の統計というのは 何も問題のない人も過喚起症候群を起こしているかと 比較をしないと正しい結果は出ませんから 単なるアンケートくらいの結果ということで お考え頂きたいのですがこの傾向は日々の相談の中、実感しています。
本当に多くの妻から異口同音に過呼吸の経験があると聞きます。

反面 夫が妻に浮気をされた場合は 不眠と仕事への意欲が失われるという鬱症状のような症状が出ますが 本日は妻の過換気症候群について考えてみたいと思います。
医学的な見地からの裏づけはありませんし、私なりに感じてきたことを無責任に述べさせて頂くことをお許し下さい。

所で 皆様 身体の中で 「心」とはどこにあると思いますか?
恐らく ハートという意味で訳すと 心臓でしょうけれど 「思い」と言う意味で言うと 頭で考えるので 「脳」という位置になるでしょう。

でも実際に激しい衝撃や恐い思いをした時は 胸の動悸が高まります。

人はショックを受けた時に落ち着かせる為に「息を整える」とか「大きく息を吸って」というように深呼吸をしますね。
つまり「心や思い」はそれほど心臓や呼吸とかなりの連動している事が判ります。

むしろ心は パーツの意味だけで言えば 「肺」という感もあります。
昔から辛い経験をした時に「胸が締め付けられる」と言います。
これは物の例えではなく 過度の心労がある場合やあまりの衝撃を受けた時は 息苦しくなります。実際心筋梗塞なども起こしますので 苦しみや悩みが肺や心臓に与える影響と負担は大きいと考えます。

近年 更年期障害というのは女性だけのものと思われていましたが男性にもあるという事がわかりました。在る年代にくれば重圧に加え 夫婦の間にも隙間風が吹き しっくり行かなくなる時期と更年期が重なると辛さは倍増です。

しかし、こと、夫婦の悩みについてだけ言えば 同じ悩みであっても女性は
過呼吸という身体的に現われやすいことが特徴です。
そして 男性は仕事を持っていることもあり 休んでいられない分 精神的な症状になって現われる事が多いと思われます。

そういう意味においてまた冒頭に書きました中川昭一さんの話に戻りますがあの酩酊会見は一生の恥でしたでしょうしテレビやニュースなどで事ある毎に繰り返し放送され本人にしては相当な苦しみであったと思われます。
おまけに今回の選挙で自民党の大敗ですから、彼は自責の念にも駆られ かなり苦しんでいたと思います。
その為、夜も眠れず睡眠薬の飲みすぎることにもなったでしょう。
胸が締め付けられるという思いもあったでしょう。ですから最終的な死因は急性心筋梗塞のような循環器系の故障という事になったのだと思います。

だからこそ彼の死は追い詰められた後の絶望で死ぬほどの苦しみという意味で「自殺に等しい」と私は感じました。

ここで言いたい事は・・・・・
夫婦問題を抱えた貴女、過呼吸になっていませんか?
その悩みの正体や原因が判っている人は まだいいのです。

正体の見えない不安感や過呼吸に悩む貴女。
日々の暮らしの中で、何か原因は判らないけれど、不安な気持ちになり心臓がバクバクして 呼吸も乱れる方!
夫が帰宅時間になると ドキドキしたり、また話合いをしたりすると胸が締め付けられたりする方! それには原因があります。
浮気だけではなく 夫のモラルハラスメントという場合もあります。

物事には原因が在って結果があります。
しかし 本人に分かるのは結果だけで、身体に変調を来たしてからなのです。

病は気からと言います。
中国でいう気とは 「氣」と書き、本来は「血」の意味です。
全ての病気は 血のめぐりの悪さを表します。
悩みが多いと血を送り込む心臓というポンプが悲鳴をあげます。そうなると
呼吸が乱れ酸素不足になります。
また血がスムーズに流れないと心臓を栄養している冠動脈に血栓ができて心筋梗塞を起こします。また、この血栓が脳にまで飛んでいくと脳梗塞を起します。

この治療はもちろん病院に掛かると血栓を取り除いたり血栓で詰まっている箇所にカテーテルで風船治療をするという手術になります。

それは 呼吸器系の病院に行けば治ることもあるでしょうけれどその部位を治療するという病理的なことではなく、その前に悩みの解決という視点で考えてみると 大きな手術をしなくて済むかもしれません。
(もちろん 既往症のある方に医者に掛かってはいけないという意味ではありません)


「自分さえ我慢をすれば」
「今の落ち着いた生活に波風を立てたくない」

こんな風に 現実に蓋をしていれば 一見 表面的には穏やかな暮らしでしょうけれど 貴女の不安はある日突然 形となって現れます。
それは 夫婦の崩壊という形かもしれませんし、健康を害するという形かもしれません。


何にしても 我慢のしすぎは良くありません。
真面目すぎるのもよくありません。

今にして思えば あの中川さんだって あそこまで苦しまず、いっそ毎夜友人と好きなお酒でも飲んで、もっと本音を語り合える友人がいれば孤独感から解放され死ぬ事は無かったのかも・・・。
そういう意味で故人には失礼かもしれませんが ニュースを聞いた時、
自殺であろうとなかろうと、自殺のような物だと可哀相でなりませんでした。

夫婦問題で苦しむ夫、妻。
死にたくなる程のその悩みは、手術ではなく解決する道があります。
また ある種の病に繋がると思えば 早期発見、早期治療です。

どうぞこの連休中は電話相談をお受けしています。何でもお気軽に御相談下さい。
今回は中川昭一さんの死を通してこんな事を考えました。
                              合掌

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気の弱い方は読まないで下さい。

これからの人生が見えない貴方へ

今日の私の意見は 今までのコラムと違いますよ。
ちょっと 跳んでいるというか・・・・(お酒を飲んでいるのではありませんが・・・)
今日は少し我儘な意見を言いたい放題言います。

だから心に滲みる 優しく癒される言葉を求めている人は読まないで下さい。

夫婦の問題で悩まれている妻に言います。

貴方の求めている物は何ですか?

夫と気持ちがしっくり行かなくなったけれど
今の貴方は こんな事を考えていませんか?


「私は一生懸命に子育てをしていたから夫は二の次」
「もう夫には触られたくない」
「家計が苦しいから夫のお小遣いは1万円が精一杯」
「貯金をしないといけないので夫の晩酌は缶ビール1杯だけ」
「家事も半分は手伝って」
「夫の実家には行きたくな~い」

       ↓

でも、お給料は全額入れて欲しいし 万一離婚したら生活費も保証して欲しい。
このような妻が多くいます。

なのに 何かが起きた時は 「何でこうなったのか解らない」

今ある現実はすべて 自分が選んできた道なのに、何故こうなったのか判らないというのです。

でも、こうなった意味は 少なくとも「これでいい」と選択してきたという「選択」なのです。

確かに 中には本当に涙ぐましい努力の結果でも 夫とうまく行かなくなる妻はいます。
でもそれは ごく少数で たいていの場合は 妻もこうならざるを得ない選択をしてきているという事を言いたいのです。

知らないうちに・・・こうなった、という事は稀にしか起こりません。
すべてが、なせるわざだという事です。

でも もう少し柔らかに言いますと 人生は判断の連続です。
大好きな飴を食べる時も 「ウ~ンどれにしようかな」です。
洋服を選ぶのも「ブルーかピンクか」「ランチもうどんを普通サイズにしようか丼をミニにしようか」

どれを選んだとて 誰からも恨まれない・・・・
貴方の判断で 貴方が選択している事なのです。

少し 夫婦の間に風が吹いているな、と思っても ここでしっかり話し合いをしておくべきか、
とりあえず 煩がられる事が嫌だから サラッと流しておこうか、・・・・・

これ全て 貴方がその都度 判断してきた事なのです。

でも だから 全て貴方のせいで・・・・・なんて事を申し上げているのではありません。

私が言いたいのは その都度選んだ事は その時々で 自分では良かれと思い選んだ事だということです。
だから 今さら 後悔しても その時はその時で ベストだったのだから・・・と考えて欲しいのです。

人生は一度きりです。
後悔しても 取り戻せないなら 後悔なんて止めておきましょう。

それよりも ここで解っていただきたいのは その都度の選択の答が 今ここなのだということです。

誰に頼まれたのでもない、誰かに目隠しされて連れてこられたのではない、紛れもなく自分が判断し選んできた道がここにある訳で 全ての判断が後になって津波のように自分に返ってくることだという事を自覚して欲しいのです。

そうなれば 簡単に物事を判断するのは恐くなるでしょう?

だから これからの生きていく道は そんなに「夢」みたいな ふわふわした事を言っている場合じゃないという事が 解るはずです。

でも、先に書いた何か条のやりたい放題して、夫との間に離婚話が生じたとしても、出来るだけお金は貰いたい、パートで働き 足りない分は元夫が補填して欲しい・・・なんて 夢見たいな事を後で思うくらいなら、今出来る努力と判断を真剣にして欲しいのです。

法律で 養育費や婚姻費用を決めても 夫の気持ちは そう簡単に納得させられません。

弁護士も法テラス在りますが夫婦の問題は 法律だけではないと言う事です。

ではどうするか・・・・・
夫にこうした妻の勝手な本音を悟られず、というよりはこうした勝手は素直に詫びた方が相手の心も軟化します。

もちろんこれは夫側にも言えることですが、残念な事に望む望まないに関わらず 離婚になる夫婦はいます。

これは中身の話を聞けば 夫婦の間は「非常識の連続」でした。
その夫婦が 離婚の話になれば 途端に 常識めいた、あたり前の事を求められます。

夫がギャンブルして借金がふくらみ もう一緒にやっていけない・・・・・
こうなれば 慰藉料と養育費を貰って 離婚したいが どうしたらもらえるか?

これが 土台矛盾する事なのです。

この借金、ギャンブルの責任は妻にあるとは言いませんが ギャンブルの段階で それを制止できなかったという結果が 借金です。

しかし 夫婦でいる間は この借金が起きている時期には 夫婦喧嘩ばかりを繰り返し
ギャンブルを制御する具体的な行動を取れていないという事になります。
(それでも 何とか苦労をされたことは私は知っていますよ)

本当にやらなければならなかった事が判らなかったから手を打てなかったにしろ、結局は手を打たなかったという判断と現実があるわけです。

現実や事実は 厳しい物です。
時には胸の動悸が痛いくらいの現実に直面する時も在ります。
しかし 現実に蓋をして通り過ぎれば その後の余波は当然襲ってくるでしょう。

だからとても大変な事になる前に 私などの相談所を尋ねたり 経験者に相談してほしいのです。
でもその前に 先ず 貴方がどこを蓋をし、何をしてこなかったかを自覚し、(後悔ではありません)
何が間違っていたかを予習してきてから 相談してほしいのです。

「何故こうなったの?」と、何でもかんでも 尋ねるのではなく 自分が自主的に選択してきた部分を知ってから 相談すると自分の至らなかった点もよく見えてきますが、すべてを「教えて」と受け身モードになると、答えは途端に指摘に代わり、初めて気付くとなると単なる被害者意識になってしまいます。

私は出来るだけ 本音でアドバイスをしたいですが あまりにも 自分で考えず、癒しを求めている女性が多すぎます。

今日の私はいつになく厳しい?何かあったのかって?
いえいえ そうじゃありません。
今日の私の意見も 私の判断の一つ。
ここで生半可な事をいうと 相談者には 他力本願のような生き方をさせてしまう事にならないかという
私の踏ん切りが 今日の私の 「判断」です。

何度も言いますが、今 起きていることは これまで自分で判断し 自分で選んできた結果だという事です。

冷たい言い方ですが、夫の浮気が解ったとしても 夫の否定する言葉に少しは救われたはずです。

もし夫に何度も騙されたり、裏切られたとしても、その時は目の前の騙される方の答えを選択したという 結果です。
これがいいとか 悪いとかの意味ではなく・・・・・。

でも 今 ここにこの結果があるならば 後悔している暇はありません。

これからは全て選択の結果が答えになるのだという事さえ判れば うかつな判断は出来なくなるでしょ?

だから 一つ一つの積み重ねが人生の結果になるという事を解って頂き、最後に ポール・アーデンという方の文章を引用して 終わりにします。

**ビンタを頂戴しろ**

自分で作った書類を誰かに見せるとき、
「どう思いますか?」と尋ねれば きっと相手は「いいんじゃない」と答えるだろう。
貴方を傷つけたくないからである。

今度、自分の書類を見せるときは 「どう思いますか?」ではなく
「どこがダメだと思いますか?」と、尋ねてみよう。

彼らは恐らく 貴方が聞きたくない(耳の痛い)事をいうだろう、そのかわり彼らは本音で評価してくれるに違いない。

真実は痛い。
でも「よくできたね」と褒められるよりも、よっぽど良いものだ。

                 By ポール・アーデン

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酒井法子の夫婦関係


世間はお彼岸でシルバーウィーク最終日。
さてお休みモードをそろそろ引き締めていく為に 気分を切り替えていこうと思います。

酒井法子のニュースもやっと一段落しましたね。
私はちょうど釈放される前日くらいまで 中国に行っていたため 釈放日へのカウントダウンに
帰国できるかな~と考えていましたが 間に合いました。

それにしても当初 酒井法子は夫と子供との暮らしを望んでいるということでしたが
私は そこはまだ覚せい剤への依存が解けていないのでは?と考えていました。

夫と離れて暮らすことは 覚せい剤との入手も困難になるということです。
だから 今回の保釈の条件は 夫とは接触しないという事です。

こんな 情けない話はありません。

自分が選んだ旦那さんと 暮すことはよくない事だという烙印を押されたのです。
酒井法子にとっては 夫でもありますが 子供にとっては親でもあるのです。

しかし 裁判所は 親の資格がないと断言した事に等しいのです。

私は正直言って 酒井法子自身も 覚せい剤と縁が切れるとは信じていません。
でも 母親の愛情という物に一縷の望みを託し 子供のためにはもしかしたら 立ち直れるかもしれないと
チャンスを与えたのですが この夫であり父親で在る高相被告は 先ず自主的にドラッグを覚え 家族を巻き添えにして 妻までも薬漬けにしたのです。

この男が今後反省したからと言って 夫婦家族で暮すという事を認めるには 信用を失いすぎたと思います。

酒井法子はある意味被害者かもしれませんが 大人である以上 自己責任はあります。
最初に覚せい剤を薦められた時に、いや 夫が覚せい剤を吸っている事は必ず判ったはず。
なぜ この時に 身体を張って辞めさせるなり 警察に突き出すなりしなかったのか・・・・。

ここをキチンと悔い改め・・・・・と言いたいですが そんなに簡単に覚せい剤は断ち切れるものではありません。
残念ながら 再発率85%とまで 言われています。
病院でメンタル治療をしているようですが 本当は 断酒会のような厳しい環境でトレーニングが必要ではないかと思います。

それにしても 「国家の裁判所」が 暗黙にですが離婚を薦めているような夫婦って 情けない事、この上なし。

このように 世の中には 夫や妻、父親や母親。
その資格を剥奪するほどの事件を起こした時は その資格が問われる機会があるのですが
実は このような事は日常的に 私達の家庭にも起きているのです。

夫としてどうなの?妻としてそれでいいの?
この夫婦はキチンと 子供を育てられている?

このお彼岸は 先祖代々が こうした事を 問いかけてくれているのかもしれません。

また私達も 亡くなったご先祖様へ手を合わせ 今の自分達の 「有り様」を
これでいいの?と一度振り返ってみる日にしたいですね。

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関東地方の方へ 東京でのカウンセリング予定

9月9日~9月11日まで 東京でのカウンセリングをお受けいたします。通常のカウンセリングルームと違い お部屋でゆっくり個別相談をいたしますので 話しづらいこともどうぞご遠慮なくお申し込み下さい。

場所はハイアットリージェンシーホテル新宿

新宿駅西口から徒歩で9分
20分後事に小田急ハルクまえよりシャトルバス運行

受付の携帯電話番号をお知らせ致します。
090-9983-1691

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天神祭りも終って・・・

大阪の天神祭りも無事終りました。
いつも 神輿担ぎの人たちの為に 「お茶だし」のお手伝いをします。
でも今年は少し事務仕事が忙しくパスしました。

祭りって良いですね。男性も女性も妙にセクシーです。
特に神輿担ぎの男性って何かしら、きゅんとなります。

女性人がお茶の休憩所でお神輿を待ち構え、お茶をサービスするのです。

ちょうどマラソンの配給所と同じです。

でも其処へは 極端なほどの脱水症状になった男性が水を求めてやってきますが
本当に疲れた人は 水よりも糖分を求めてやってくるという事をが判りました。

その配給所には 小さい子供さんの為に
オレンジジュースも置いてあります。

そしてやはり喉を乾かせた人には麦茶です。

でも究極に疲れた人には 「冷やし飴」です。関西では 通称「飴」と呼びます。

神輿担ぎの男性はこれを求めてなだれ込みます。

神輿担ぎの中には ちょっと気の荒い仕事の方もいて 身体におしゃれな「プリント」を入れている方もいます。

そのプリントが まわしの間からちろっと見えたりして 結構ドキッとします。

でも、そんな強面の方が 「飴、飴」と求めてくる姿は何か可愛らしいです。

関西の人は 「飴湯」とか「冷やし飴」の事を飴と述べましたがそれに反して舐める飴の事は、「飴ちゃん」と ちゃん付けします。

大の大人も敬意を表し「飴ちゃん」です。

ついでに言えば 京都の男性はもうちょっと優しく饅頭の事を「おまん」と言ったり、枕の事を 「おまく」となにかと「お」を付けます。

以前 京都人と結婚した私の友人の親が
関東の人で 男の子の孫が 「おまん、もろたえ~」と言っていたのを聞き、「オカマか」と嘆いていました。

そういえば 以前 ダウンタウンの浜ちゃんが テレビ番組で後輩の名前はお尻を蹴り上げながら 「○○○」と呼び捨てにし 給油するガソリンスタンドでは 「飴ちゃんないの?」と「ちゃん付け」にしていたのが妙に面白かったです。

ちなみに私の息子は女性の前では甘い物は苦手とポーズをしてますが実は思いっきり甘党です。 

甘い物は なぜか人を和ませますね。

明後日 私は糖尿病の検査に行きます。トホホ。

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