相談&回答

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現在休職中だが、復帰する自信がない。結婚も考えているが、このまま退職するべきか。

ご相談者:30代/女性

私は小学校の教員をしています。
12年間仕事を続けてきたのですが、今までは比較的落ち着いた学校で
保護者や子どもにも恵まれ、まずまず順調に仕事をしていました。
ところが昨年の4月に転勤した小学校で
誰も希望者がいなかった荒れた高学年の学級の担任を任されてしまいました。
(転勤者は希望が通りにくいので)
子どもたちの生活態度も学習態度も非常に悪く
今までに持ったことのないようなひどい学級でとにかく闘いの毎日でした。
また私自身の教師としての力不足もあって子どもたちをうまく指導することができず
日に日に子どもたちとの関係も悪化し学級が崩壊しかけていました。
毎日毎日帰宅しては泣き続け、朝になると憂鬱な気持ちで
重い足をひきずるようになんとか出勤していました。
けれど次第に家事もできなくなり夜は眠れなくなりました。
もう心身共に疲れ果て、心の限界となり、とうとう2学期から休職してしまいました。
休職したらどんなに気持ちが楽になるだろう・・・と思っていたのですが
逆に休職してしまったことへの罪悪感が消えず
情けない自分を責め続け苦しんだ9ヶ月間でした。
予定では来年の3月まで休職ということになっていますが
今はもう復帰する自信と勇気がなく、このまま来年の3月で退職しようか悩んでいます。
もともと子どもが好きで教師の道を選んだものの、教師は子ども好きだけでは務まる仕事ではなく
多忙で激務でストレスも多く、また自分には教師としての自信も力もなく
休職する以前から、授業をする難しさや教師としての能力の限界も感じており、
自分には教師は向いていない・・・
この仕事をずっと続けていくのは難しい・・・と感じ
将来的には教師は辞めて専業主婦になりたいと思い続けてずっと働いてきました。
でも、できれば結婚するまでは働き続け、赤ちゃんができたら産休に入り
しばらく家庭に入って専業主婦を経験してから
教師を続けていくか辞めるか、どちらが自分に向いているかじっくり考えたいと思っていました。
それで実は今年結婚する予定で、年齢的にも結婚後はすぐ赤ちゃんが欲しいと思っています。
だからおそらく復帰をしてもまたすぐ産休で3年近く仕事を休むことになると思います。
もしかしたら結局そのまま辞めてしまうかもしれません。
それなら無理をして復帰をせずにこのまま辞めてしまおうかとも思うのですが
辞めたいと思いつつ、それでも自分なりに
12年間精一杯頑張ってきた教師という仕事にまだ未練があるのです。
いつも仕事に追われ多忙で大変な毎日ではありましたが、子どもはかわいく今でも大好きで
教師という仕事が大嫌いになったわけではありません。
もう1度子どもたちの前に立って、あの輝いた日々を送りたい・・・という気持ちもあります。
また、実は数年前から特別支援学級の担任をしてみたいと思うようになり、
2年前に放送大学に通い、試験を受けて特別支援学校教諭の免許も取得しました。
休職しなければ1,2年後には特別支援学級の担任になれる予定でした。
せっかく苦労して免許も取得しましたし、特別支援学級の担任になり、
障がいのある子どもたちの支援に携わってみたいという気持ちもあります。
また、復帰の際には私の希望を優先してもらえることになり、
特別支援学級の担任として復帰することができるそうです。
でももともと「教師」という仕事に自信がなかった上、休職してしまったことで
もうあの目の回るような忙しい毎日、激務に戻る自信と勇気がすっかりなくなってしまったのです。
辞めたらどんなに気持ちが楽になるだろう・・・
でも復帰してもう1度教師として働いてみたい・・・
辞めたい気持ちと復帰したい気持ちと半々です。
結婚相手の彼は休職した当初は、私が子ども好きで仕事もしっかりやっていたし、
とても教師に向いていると思うから辞めるのはもったいないと言っていましたが
私がずっと辞めたいと言っていたので、今はもういつ辞めてもいいよと言っています。
(復帰でも退職でも私の好きなように決断していいと言っています)
でも、以前であれば一度退職しても臨時採用教員(産休代替教員)として、
何歳でも働くことができましたが
今は臨時採用教員は40歳までという年齢制限ができてしまったため
退職したらおそらく将来はもう教師に戻ることはできません。
また、私の彼は今臨時採用の教員でまだ教員採用試験に合格していないので正採用ではありません。
臨時採用は毎年必ず継続して仕事があるというわけではないので
正採用の私が辞めてしまうことで、今後の収入面での不安もあります。
恥ずかしながらこの年齢でたいして貯金もなく、わずかな貯金も結婚式の費用に消えてしまい
彼の収入だけではぎりぎりの生活になりそうです。
そして考えたくはないのですが、万が一彼が年齢制限までに試験に合格しなかった場合、
二人とも無職になってしまいます。(年齢制限まであと7年間です)
このようないろいろな理由もあって
休職してから9ヶ月間、毎日毎日復帰すべきか退職すべきか悩み続け
未だに夜は全く眠れず、睡眠剤を飲んでなんとか寝ています。
私も彼も子どもが大好きでどうしても自分の子どもは欲しいと思っていて
私の年齢的にも急ぎたいですし、多少あせりもあります。
赤ちゃんをつくるためにも1日も早く薬をやめて体調を整えたいのですが
どうしても退職すべきか復帰すべきか決断することができず
この悩みから抜け出すことができずに困っています。
復帰か退職かどちらか決断してその道に進むまで眠れないと思うので、睡眠剤はやめられず
今の状況で赤ちゃんをつくってそのまま産休に入るのは無理だと思っています。
私は仕事に復帰すべきでしょうか?それとも退職すべきでしょうか?
今までたくさんの専門機関やカウンセラーの先生等に相談してきましたが
ほとんどの方が、今はゆっくり休んで心の健康を取り戻してそれから決断しては・・・
というようなこたえで、解決に至りませんでした。
できればはっきりとしたこたえをいただきたいです。
私は一体どうしたらよいのでしょうか?どうか良いアドバイスを宜しくお願いします。

30代/女性 | 日付:2009年6月 8日(月) 15:29 JST | 閲覧件数: 7,180

今はとにかくゆっくり休みましょう。しっかり休まないと、正しい選択はできません。

森田 えつこ

こんにちは。

せっぱつまっている状況なんですね。
同じ相談を、たくさんしていることも確認しました。
そして私も同じことを言いたいと思います。

ゆっくり休みましょう。
あなたの体がそう訴えているのですよ。
休むことは罪ではありません。

罪悪感を感じる理由はお話を伺ってみないとわかりませんが、
とにかく休んでいる自分を許せないのでしょうね。
それは、どうしてでしょうか?

この怖れを手放せた時、本当に心から今の状況を受け入れることができるようになるでしょう。

それから、考えたくもない「万が一のこと」は今考える必要はありません。
まだ起こってもいないことについて考えることは、時間の無駄ですから。


そしてこれもまた繰り返しになりますが、
他の誰もあなたの人生を決めることはできないのですよ。
なぜなら、答えはすでにあなたの内にあるからです。

特にこのようなご相談は、きちんと時間をとってカウンセリングする必要があります。

なので、私がここで回答できることはとても限られてしまいますが、
一人でできる答えの見つけ方を書いてみようと思います。

まず、一人で静かになれる場所を確保しましょう。
(朝でも寝る前でも結構です。)

静かに座って、呼吸を意識してみましょう。
しっかりと深く吸っていますか?それとも、浅いですか?
しばらく呼吸を観察してみましょう。

浅いな、と思ったら深呼吸してみましょう。
どんな感じがしますか?

しばらくの間目を閉じて、意識を体に集中してみましょう。

今この瞬間、どんな気持ちがしますか?
どこか、痛いところや何かを感じる部分がありますか?

胸のあたりはどうですか?苦しくないですか?
喉はどうでしょう?詰まった感じはしませんか?
みぞおちの辺りはどうでしょう?重たく感じませんか?

体のほかの部位でもどんな感覚でも、感覚を感じたら、そのまま感じてあげましょう。

できれば毎日、これを続けてみてください。
5分もあれば、十分でしょう。


ただ、「今この瞬間」にいる自分を感じてみる。

たったそれだけのワークですが、あなたに今必要なことは、
「今この瞬間に生きる」ということです。

過去も、未来も、「今」ではありませんね。

あるのはこの瞬間だけ、です。
今この瞬間、あなたはどんな気持ちがしていますか?
あれこれ考えるのではなく、ただ自分の体に意識を集中してみる時間を持ちましょう。

特別支援学校教諭の免許を取得したんですね。素晴らしいではないですか!
その資格を生かして働いている自分を想像することはできますか?
どんな自分がいますか?
その自分を見ていると、どんな気分がしてきますか?

今の状況ですと、いきなり働いている自分を想像することは難しいかもしれません。
しかし、先に述べた通り、あなたの人生はあなたが決めるものです。

なぜなら、すでにあなたは答えを知っているからです。
ただその答えが、怖れに隠されてしまって、見えないだけです。

人生はあなたが思い描いたようにしかなりません。

ですので、他のカウンセラーが言っていた通り、何が「わくわく」することなのか。
自分に問うてみてください。
それに従えば、間違いありませんよ。


しかしながらあなたの場合、その「わくわく」を感じることを自分に許す、
というプロセスが必要かな、と思います。
カウンセラーの助けを借りることをお勧めします。

プロの助けを継続的に借りることをご検討ください。
(ネット上ではなく!)


応援しています!

==================
本当のあなたを思い出す旅のお手伝い
☆しあわせらぴすと☆
森田 えつこ
http://openingheart.net/
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回答日時:2009年6月10日(水) 23:30 JSTお礼のコメントを書く

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