相談&回答 |
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回答プロ: 松下 豊太郎
ご相談者:30代/女性
2000年に家業を継ぐ次男の主人と結婚、現在3人の子供に恵まれました。
結婚と同時に義母が亡くなり、主人の姉から舅との同居をせまられました。
それまでに色んな修羅場があり、精神的に疲れていました。
嫁と娘と比べられたり、孫同士まで…。
義兄も結婚しましたが、倉庫兼住居(義父と義兄が共同名義でしたが今は主人と義父の共有名義)で暮らしていましたが、残ったローンを私達が払う事にされ、義兄家族は嫁側の実家近くに新居を構えました。
現在私達は主人の実家(店)に住み、義父は倉庫兼住居で暮らしていますが、半同居生活です。義姉も実家近くに住んでおり、義父は二つの家を行き来、実家にいる時は娘も孫も連れてきます。実家なので当たり前なのでしょうが、お互い、みんなも暮らしやすいように近くに新居を構えたいと思っているのですが、ローンがあと6年残っているので無理そうです。
倉庫兼住居を売りに出し、新たに倉庫兼住居を構えたいと思っていますが、主人は反対します。
どうすれば居心地のいい空間を生み出せるでしょうか。
第三者からみて良き案があればアドバイスお願いしたいです。
宜しくお願いします。
30代/女性 | 日付:2009年4月 6日(月) 16:23 JST | 閲覧件数: 1,958
一般世間理想とされる、スープの冷めない距離で、「お舅さん」、「お兄さんの家族」そして一番大事な「ご相談者さんの家族」が、「居心地の良い距離感」でどのように同折り合いをつけて生活するかという風に考えてはいかがでしょう。
居心地の良い距離感は、時と場合で同じではないのです。満員電車なら、カラダが触れ合わなければ、10cmの空間ができればホッとします。でも、すいた電車なら30cmまで近づかれると警戒します。
このように考えると、ご相談者さんの求める「居心地の良い空間」は、新しい住居という器ではないと思います。
ちょっと話がそれますが、法的な権利義務の問題と姻族(ご主人の血筋の人達)との感情的な問題がからみあって、世に言う「嫁姑問題」が発生します。
そして、よくできた「嫁」は、家族の和を考えて、じっと我慢の日々をすごすことになります。しかし、些細なきっかけで、長年積み重なってきた「もやもや」が一気に爆発。それとは気づかぬ(気づいていても知らん顔をしてきた)方々が、びっくりして逆切れ、嫁バッシングにつながるという筋書きです。
テレビドラマのシナリオなら長編でも90分とか120分の放送時間内に決着がつきます。
これが現実に日々の生活のなかで起きると、泥沼化する危険性が大きいものです。ご主人サイドの親子げんか、兄弟げんか、夫婦間の離婚問題といろいろ飛び火し、弁護士に依頼して裁判所で決着をつけるという事態に発展する可能性を秘めている問題です。
未然に防ぐためには、まずご主人の理解を得る事が大事です。ご相談者さんのいろいろな葛藤(かっとう)、イライラ、もやもやを、ご主人がわかっていて見て見ぬふり状態なのか、気づいてもいない状態なのかによっても話し方がちがいます。しかし、時間をつくって、じっくりと話を聴いてもらい家族のあり方を考えてもらうチャンスだと考えてはいかがでしょう。
男性からの離婚がらみの相談で、「良かれと思ってしたことが全部裏目に出てる感じがする。」とか、「なぜ、いきなり、同じ空気を吸うのもイヤといわれるのかわからない。」という発言が多いです。
わたしは、「奥様が日々何を感じているかを、ご主人が感じ取ろうとしない日々の生活の実態」ココに最大の原因があると指摘、たしなめることになります。
そして、話をするときは、真正面で向き合って対立すると話し合いになりません。肩を並べて夫婦がおなじ風景を見ながら、自分たち夫婦のあるべき姿をふたりで考える、そんな姿勢がないと奥様は1m以内に近づくと拒否反応を示すようなことになりますよとアドバイスしてます。
夫婦のコミュニケーション、相互理解ときれいな言葉はいっぱいありますが 、きれいごとでないドロドロとした感情をむき出しにしてでも、心が通じ合うまでご主人と話し込めるかどうかです。これができると、ご相談者さんの家族オリジナルな解決法が見えてくるだろうと思います。
試行錯誤の繰り返しかもしれませんが、夫婦のコミュニケーションを深めていく仲で強い絆がうまれるのだと思います。いかがでしょうか、すこしでも参考になればよいのですが・・
回答日時:2009年4月 6日(月) 21:11 JSTお礼のコメントを書く
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