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自分がどうするべきか分かりません

ご相談者:20代/女性

私は幼い頃から体が弱く、家庭は裕福ではありません。
昔は狭い借家で父と母と兄と私の4人で暮らしていましたが、父は煙草や酒ばかりで禄に会話もなく、兄と私の事は母が全て面倒を見て育ててくれました。
私の性格は元々活発で人と話すことが得意だったのですが、体の弱さやお金がないことで学校ではずっといじめを受けていたので中学に上がる頃には消極的になりました。
私の高校進学を機に両親が離婚し、今は実家で祖母や叔父と暮らしています。
母は数年前に職場の上司のパワハラによりうつ病になり自宅療養中ですが、祖母が癇癪を起こしたり考えを押しつけたりするので、時々言い争いになり、母は自殺未遂を何度か繰り返しました。
叔父は家族に関心がなく何もしてくれないので、母と祖母の間を取り持ちなだめ、自殺未遂を止めるのもいつも私です(今は母は日常生活に問題がないほど落ち着いています)。
私は勉強は好きでも得意ではなかったので、高校は偏差値が低い所へ進学、2年生の時には生徒会副会長になり、在学中は1番の成績を取り続けました。
兄は自立して県外にいます。

現在は、自身の体が弱かった経験から人の役に立ちたいと考え、医学部を目指し2浪中ですが、やる気が起きず全く勉強していません。
今の成績ではどこの大学に行くことも不可能なくらいの偏差値です。
なのに、毎日アニメや漫画ばかりで外出もせず、家事を手伝うだけの、もはやニートです。
家族は私が勉強していると思って何も言いませんが、こんな状態で申し訳なく、心の中は罪悪感と焦りでいっぱいです。
正直自分はクズだ、死んだほうがいいとすら思います。
今年も出願しましたが落ちることは確定、家族が許してくれているので3浪目に突入します。
ですが自分で勉強できるとは思えず、かといって塾に通うお金もありません。
何より、私は勉強のことに関して分からないことを人に聞くという行為にとても勇気がいります。
あまり高卒で就職したくないのですが、そんな贅沢を言っていられませんし、家族にこれ以上迷惑をかけたくありません。
なので夢は諦めて今から就職先を探すか適当に専門学校に行く道しかないかな、と考えています。

こんな身勝手で情けないことを相談するのは申し訳ないのですが、私の悩みは
『これからの進路をどうするべきか分からない』ということです。

厳しいお言葉でも構いませんので、助言をお願いします。

20代/女性 | 日付:2018年1月12日(金) 16:01 JST | 閲覧件数: 204

自分にとって「不必要なこと」のリストを作ってみましょう。

スクールカウンセラー / 研修講師 / コーチ 増田 進明

まず、実はあなたは、あなたがこれから充実した人生を送るために必要な「心の成長」をしていく道のりをきちんと歩んでいますので、あまり心配は要らないということを知るところから始めてほしいと思います。

たとえば、あなたは以前は明るく活発な性格だったようですが、今はそうではないようです。まさにそれが成長のために必要な過程のひとつであって、実はあなただけでなく、多くの人は幼児期は活発であっても、思春期くらいから心が萎縮して本来の明るさが発揮できなくなり、ときには自分はだめだなどといった自己嫌悪にどっぷりとはまってしまうものなのです(私もそうでした。)。
そしてそこから次第にその状態から抜け出して本来の自分らしさを取り戻せるようになってきます。

※ ただしそのときには、単に無邪気だった子どもの頃の明るさとはやや質が違って、洗練されたというか、バランスがとれた明るさになっています。大人らしい明るさです。

あなたはまだ抜け出す前の段階なので今は相当苦しいはずです。誰かそばでサポートできる方がいればと思いますが、人生トータルで考えると「そのような時期があったから、今幸せです。」と思えるときが必ず来ますので、どうか長い人生の中の一場面という視点で今を見つめるようにしてみてください。

漫画でたとえるなら、ハッピーエンドになるとわかっている漫画を読んでいる感じです。物語なので途中にはピンチやトラブルがありハラハラしますが、最後は必ずハッピーエンドになるとわかっていれば、多少気楽に読めるのではないでしょうか。そのくらいの感覚で自分の人生を見つめるように努めてみてください。

※ 最初は気楽に考えることに抵抗があったりできなかったりしますが、そこで「自分にはそうは思えない。無理だ」などと早々に結論付けてやめてしまわないでほしいと思います。

まずは自分の人生はきちんとハッピーエンドで終わるということを「根拠なく」信じる気持ちが大切です。
これは何も道徳的な話ではありません。風邪を引いたときに休養を取ったり栄養のある食事を摂ったりするなど、「必要なことをしていけば」きちんと回復するのと同様に、人にはもともと心のダメージから回復する機能がきちんと備わっているのですが、そのために「必要なこと」のひとつとして、「まず、自分の良くなる可能性を信じる」というものがあります。

※ 反対に、「私の病気はもう治らない。」と思っている人は、それが単なる風邪であっても非常にこじらせてしまったり、長引かせてしまうものですが、それと同様に心のダメージも「自分はもうだめだ」と思っている人はそれなりに長引いてしまいます。

あなたの心の成長は今がピークではなく、これからもっともっと成長していけます。体の成長は18歳くらいまでで止まりますが、心の成長は一生涯です。今つらいと思っていることでも心が成長していけばそんなに苦しく思えなかったりすることがたくさんあるので、そんな自分の良くなる可能性を信じてみてほしいと思います。

まずは「自分の良くなる可能性、心がもっと成長できる可能性を信じる」ところが出発点です。その上で、「必要なこと」をやっていってください。風邪をひいたときは休養と栄養が必要なのと同じように、今のあなたにも必要なことがあります。私からは2つ提案したいと思います。

1) 進路について、医学部が難しいと感じるようであれば他の道を選ぶのも良いと思います(私も以前は医師になりたいと思っていましたが、途中で諦めました。)。
大事なのは進路について「これだけじっくり考えたんだから、結果がどうなろうとも後悔しない。これでよかったんだと思うようにしよう。」と思えるようになるまでじっくり頭の中を整理することです。
家族が許してくれるのであればもうすこし粘ってもかまいませんし、ここで区切りをつけて新しい進路を探していくのも良いと思います。ゆっくり考えてみてください。

2) 今の自分にとって「必要がないこと、できれば減らした方がいいこと」のリストを箇条書きでよいので作成してみてください。
例えばあなたが学習をもっとしないといけないと内心では思っているとして、そうなると「アニメや漫画に費やす時間」が必要ない、あるいは減らした方が良いと思えるなら、書くことです。答えは自分の心の中にあるし、自分にウソはつけませんので、「くよくよと思い悩む時間」が必要ないと思うのであれば、それもリストに書いてください。

人には「必要のないと思っていることを無視する機能」が備わっているので、繰り返し「これは必要ないな」と意識するとだんだんと無視する(気持ちを切り替えて他のことをする)ことが上手になってきます。そのためにはまず「何が不必要か」を整理してみることが大切です。
どうすれば不必要なことをしないで済むか、あるいは減らせるか、あれこれと工夫してみるのもよいでしょう。
1)2)のような作業はひとりで考えた後に、誰かと一緒に考えてみるとよいと思います。


人間は「つらい時期があったけど、だから今、幸せ」と思える生き物ですから、あなたにもそのような道を歩んでほしいと思います。そのときは面談に来てもらって、笑顔で近況を教えてくださいね。
長文読んでいただきありがとうございました。

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回答日時:2018年1月18日(木) 14:17 JST

回答ありがとうございました。

最近は自己嫌悪や焦燥感など、様々なマイナスの感情で頭がいっぱいでしたが、増田さんの回答を読んで色々と整理することができました。
今の自分の状態や進路、やはりどうなるか分からないという不安はありますが、それでも相談する前より気分は落ち着き、少し冷静になれました。
一人で抱え込んでいるとやっぱり視野が狭まってしまうものですね。

ハッピーエンドを信じて、未来の自分が今の自分を笑って人に話せるよう、もう一度頑張ってみます。

少し前まで相談するべきかどうかに悩み、探しに探してここへ辿り着き、回答を待っている間も何を言われるんだろうと緊張していましたが、丁寧で親切な回答でとても嬉しかったです。
増田さんに相談して良かったと思います。
『必要ないことのリスト』作ってみます!

| 20代/女性 | コメント投稿日:2018-01-18 |

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スクールカウンセラー / 研修講師 / コーチ
増田 進明相談件数:107件
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