やりたいことは、やっちゃいましょ

トラウマ(心の傷)とPTSDの専門家 百世 安里

あおこさん、こんにちは。
いじめとPTSDの専門家、百世です。

迷いますよね。
結論から言うと、やってみてもいいんじゃないかしら。
だって、やりたいんでしょ？やっちゃいましょ。

ただ、うまが合わない、ということは、
お互いの考えが違うだけのこともあります。
あなたがリンゴが好きで、相手が「ミカンが好き。リンゴは嫌い」と言っただけで、
否定されたような気持ちになったり、悪口と感じてしまうかもしれません。

怒りが「違い」によって生じたものならば、「自分が正しい」という主張を押しつけるだけで
良い行為とはいえません。

単に「怒りを相手にぶつける」という方法だと、良い結果を生みにくいでしょう。
「悪口を言われるのは嫌だった、私がどんな思いをしたか理解してほしい」
という前向きなアプローチの練習ができるとベター。

物足りないかもしれないけれど、怒りをぶつけてケンカになるとお互いにヒートアップして、後味の悪い結果になりがちです。
それよりも、自分の気持ちを伝えて、相手に反省を感じてもらうくらいがいいんじゃないかなぁ。


私も、人にやり返したり攻撃することができないタイプです。
けれども、いじめに加担したうちの一人に会いに行ったことがあります。
向こうは罪悪感を持ちつつ、
罪を認めたくな気持ち、
なかったことにしたい気持ち、
忘れようとしています。

だから、こっちを「今さら」「過ぎたこと」という言葉もありました。
責めるのではなく、一つずつ事実を確認するように話しました。

その人は、ちゃんとした謝罪ではありませんでしたが、
「・・・のは、悪かった」みたいな濁す言葉で謝りました。
納得のいくものではありませんでしたが、
内心では、罪を感じていたのだと思います。

なにより、自分が言いたいことを言ったという行為は、
ちょっとした達成感がありますし、
加害グループのもやもやした黒い塊の一部が消えて小さくなるような感じがしました。
すごく疲れましたけどね。


それから、選挙に行ったら、
投票所に、別のいじめ加担者の一人が働いていました。
思わず「あなたは人間として恥ずかしくないの！いじめをしておいて！」といったことを
緊張でとまどいつつ、やっとですが言いました。

他の職員さんが「ここは投票所なので」みたいな制止に来られたので、
ここぞとばかりに「あの人にいじめにあったので。あんな人、この地域に来させないでください」と言いました。
役所の同僚に知られて、肩身の狭い思いをしたのではないかしら。
効果ありですね(笑)！

とはいえ、いじめ首謀者とは裁判で体面したときだけで、接点はありません。
向こうは6〜7年に渡って、嫌がらせ電話をかけて来ていました。
その後、転校先や引っ越し先を親しい少数の友人にしか伝えないようにして、
それから嫌がらせはできなくなったようです。

悪いことをした人たちは、きっとどこかで罪が巡ってくる。
絶対、心から幸せになんかなりませんよ。

あなたはここまでがんばってこられて素晴らしいです！！
あなたのがんばりは、きっと神様や周囲の方々がみていてくれます。
あなたの良さをもっともっと輝かせてくださいね。

このプロに有料相談

回答日時：2015年2月12日(木) 10:32 JST

・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。

トラウマ(心の傷)とPTSDの専門家

百世 安里相談件数：144件

プロフィールこれまでの回答

このプロにすぐ相談 このプロに有料相談