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ご相談者:40代/女性
18歳の時、母を自殺で失いました。当時、妹も14歳で父親も頼りなく、私にとって負担であった事は代わりありません。私は看護学校に進学しましたが、患者の死をなかなか受け入れられずに退学しました。二十歳になり鬱になり、入院もしましたし、鬱に関しては寝たきりになるくらいだったので、抗うつ剤も強いのを使ったそうで、その時に躁状態も併発するタイプだと
ない時もあります。私の思春期に起きた衝撃的な出来事は徐々に風化もして、症状もよくなって来たと思うのですがもっと楽に気構え、ゆとりを持ち過ごしていきたいです。ショックを事実と、私は傷を追ってしまった認識の元に、何か改善する方法はないものでしょうか?幸い、私は抗躁鬱剤がよく効くそうです。
40代/女性 | 日付:2012年12月 5日(水) 20:48 JST | 閲覧件数: 918
こんにちは。
トラウマとPTSDの専門家、百世です。
ご相談ありがとうございます。
実はトラウマやPTSDは、直後に現れるとは限りません。
むしろ・・・期間を置いて、
安心できる環境になってから現れるものなのです。
それは、悲しむにも怒るにも、体力が必要なんですね。
たいへんな状況のまっただ中は、日々を乗り切ることで精一杯で、
充分に悲しむ時間も、その力すらもないんです。
その力ができたとき・・・
現実がふとリアルに心に響いたとき・・・
哀しみや、喪失感や、怒りや、もどかしさや、どうしようもない思いが
ドーッとあふれてきたり。
あるいは、なぜだかボーッとして、
自分でも気づかないうちに涙が流れていたり。
そんな症状はありませんでしたか?
それは、たいへんな状況の真最中の苦しさをセーブするために、
いろんな感情を一時的に梱包してしまう本能があるのでしょうね。
だから、その時間だけがぽっかりと思い出せないといった
記憶障害も多いんですよ。
http://papaswitch.nifty.com/blog/2011/05/post-92.html
それをほどいてあげる。解凍する。向き合うときが
いつかはやってくるでしょう。
そのときに、一人でがんばらずに、
受けとめてくれる人がいる方が良いでしょう。
お母さんの自殺がきっかけのNPO「リブオン」をご紹介しますね。
http://live-on.me/grief/index.html
第1条 悲しんでもいい 落ち込んでもいい
第2条 自分を許してもいい
第3条 考えない、思い出さないときもいい
第4条 自分を大切に
第5条 助けてもらうこと
第6条 みんなちがって、それぞれにいい
第7条 自分の人生を歩んでいい
また、薬はあまりオススメしませんよ。副作用もありますし。
私たちはグループワークで、感情の吐き出しを受けとめたり、
ご本人の望みを演じて昇華したりと、カラダと心に響くワークをしています。
ワークは健康的で、安全です。シェアもないのでご安心ください。
トラウマ解凍ワーク
http://mental-support.main.jp/work/trauma/
回答日時:2013年1月12日(土) 16:18 JSTお礼のコメントを書く
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