母としての生きがいは息子さんでは？

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

ちんぐるまさん、ご苦労はお察しします。

また 以前他の先生にご相談をされた文章も参考までに 読ませて頂きました。

そこで思うことは、ご主人の人格をモラハラかどうか、の判断はもう少し、詳し
くお聞きしないと、断定出来ない微妙な所です。

例えば 病院に車で送って貰い、家に連れて帰られ、その後 家に置き去りにされ
、息子さんと食事に出かけたとありますが、そもそも、モラハラの男性は病院に
送り迎えさえ、しません。でもちんぐるまさんのご主人は置き去りにする前に「
何か要るものはないか？」と聞かれてますよね、ここから思うと病院から帰れば
、恐らく早く家で寝たいだろう、と考えたのだと思います。

確かに、すごく優しい人なら何かちんぐるまさんの好物でも買って来てくれたら
いいのですが、そこまでの親切心はないのでしょう。

でも、それはお互いの愛情のバロメータだとしたら、結婚して14年も経てば、表
立った愛情表現は無くなります。

もっと言えば、ちんぐるまさんの求める愛情の形を持ち合わせてないご主人かも
しれませんが、それはお互い様。
病院の送り迎えの例にも言えるように、別の見方をすれば
気が利かないかもしれませんが、置き去りにすることで早くちんぐるまさんを休
ませてあげたかったとも言えます。

その他、ご主人のモラハラに書かれていますが、これも見方を変えれば、ご主人
にも理想とする夫婦像があり、ちんぐるまさんはそこから、逸脱していることを
感じての抵抗かもしれません。

ご主人の冷たさに、家事もやる気が起こらないというちんぐるまさん。

でも、もしかしたらご主人こそ、ちんぐるまさんとの考え方の相違を長年感じて
いたとしたら、意地悪な気持ちも湧いて来るもの。

ニワトリが先か卵が先か。

どちらが先かは、もういいじゃないですか。

夫婦にはかわいいお子様が授かり、その子を立派に育てるという使命があります
。
そもそも ご主人と結婚する前にちんぐるまさんには、不安がありましたね。
でも、「自分しかこの人を見てやる人はいない、このまま別れたら後悔する」と
、並々ならぬ覚悟でされた結婚。

初心、忘るべからずです。

ご主人の愛情の形は変わったかもしれませんが、結婚は約束です。
「健やかなる時も患う時も」……です。

程度もんではありますが何かあるたび、離婚していたら、キリがありませんし、
理想の男性なんていません。

こうは考えられませんか？

ご主人とは 息子さんを一人前のスポーツマンに育てる為の運命共同体。

ちんぐるまさんはご主人と、もっと仲良く、気持ちを合わせて、夫婦をしていき
たいだろうけれど、
そもそも、二人のタイプが違いすぎます。
失礼ながらちんぐるまさんの文章を読んでいて、何かとても癖のような物を感じ
ます。
う～ん、言葉に表しにくいのですが、何か文章が自分詩のボエムのような………
つまり、何かすべて自己完結しているというか………。
もしかしたら、問題が発生しても、案外何も話し合いをせず、ちんぐるまさんが
自分で何か決め付けてはいないかと、心配になるのです。

ご主人がちんぐるまさんの気持ちを解らないように、ちんぐるまさんもご主人の
事を判っていないと思うのです。

だから 相手ばかりを責めず、自分にもご主人には受け入れがたい何かがあるかも
しれないと言う、自分への問いも、時には必要です。

そういうことで 今後の人生は、ある種の腹をくくりが必要ですし、決め付けの前
に話し合いが必要です。
また、ちんぐるまさんがご主人に望む形があるなら、夫婦のルール作りも必要で
す。
こうした 仕切直しをしてみて下さい。

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回答日時：2012年1月10日(火) 14:36 JST

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