明けない夜はありませんよ。

心理カウンセラー 青山 由

みつばさん、こんにちは。

ご相談、拝見しました。
現地の友だちの中へ入ることができず
日本と違った学校生活にも馴染めずに、
気分が落ち込んでしまっているのですね。

慣れない土地での生活は、ただでさえ不安になるものです。
その上、学校生活が辛いとなると、
ネガティブ思考になってしまうのも、無理もない事です。


やはり、みつばさんの年代で
一番大きなウエイトを占めているのは
“友達”ですよね。

友達とおしゃべりしたり、
ふざけ合ったり、
買い物に行ったり‥。

たとえ、勉強が難しくても、家族と喧嘩してしまった時でも、
友のおかげで乗り切ることができると言っても
過言ではないと思います。

みつばさんに友だちができれば
何もやる気が起きないという無気力感は
解消されていくことでしょう。


みつばさんが今、
友達との距離が遠く感じる理由はなんでしょうか？
やはり、言葉の壁が大きのでしょうか？
それとも他にまだ何かありそうですか？

そこで、紙を用意してください。
そこに思い当たる理由を書き出しましょう。
どんなに些細なことでも構いませんので
できるだけ沢山書き出せればいいですね。
（例えば‥おはよう！と声をかけられない、韓国語はわからないと言えない、など‥）

すべて書き終えたら
その中で簡単にクリアできそうなものから
順番に番号をつけ、一番簡単なものからひとつずつ
実行してみてください。

簡単なことでも成功体験を得ることができれば
自分に自信がついていきます。
少しずつステップアップすることで
その効果をより実感しやすくなります。
ですから、必ず簡単な課題からクリアしていくことを
忘れないでください。

そして、
おうちの方など、今の気持ちを話せる人が近くにいますか？
今の辛い気持ちを聞いてもらうだけでも、
気持ちが楽になりますよ。
先程の、友達との距離を縮める課題を
一緒に話し合っていくのもいいですね。


みつばさん、いま孤独を感じていて
つらい日々を送っているかもしれませんが、
毎日、必ず前進しています。
実感するのは難しいかもしれませんが、日々変化しています。
それを忘れないでください。

よく聞く言葉だと思いますが
明けない夜はありませんから、
ゆっくりとご自分のペースで進んでください。

たくさんの友だちと楽しい学校生活が送れることを
祈っております。

回答日時：2011年9月10日(土) 17:35 JSTお礼のコメントを書く

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