相談&回答 |
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回答プロ:心理カウンセラー・心理支援士 平間 正子
ご相談者:10代/男性
今年から高校1年生になる男子です。
中1のころから女子が怖くてあまり会話できません。
中1のころ、僕は塾に通い始めました。
初めての塾で、結構楽しめてたと思います。
ある日、僕は塾に自分でも「ダサい」と思うような服を着ていきました。
その時はその服しか着るものがなかったので・・・。
その服装で、教室に入ったんです。
そしたら、違う中学の中3女子2人に、思いっきり笑われました。
しかも本人が目の前にいるのに、です。
先生も気づいていたとは思うんですが、何も注意してくれませんでした。
それから塾に行くたび、毎回その中3たちから笑われたり、コソコソなにか言われたりしていました。
しかもだんだんその人数が増えていき・・・。
その塾の中3女子全員からいろいろと言われるようになったんです。
1度も会話したこともないし、なにか相手にしたこともありません。
ほんとに何もしてないのに、いきなり陰口とか言われるようになったんです。
それからというもの、本人が目の前にいるのに大勢で僕のことについてなにか言ってたり、
同じ教室になるたびにこっちを向いて何か数人で笑いながら話してました。
1日着る服がダサかっただけで、ここまで言われるなんて思いませんでした。
それからその中3たちの受験も終わり、塾に来なくなりました。
最後に1度も話したことのない、同じ中学の中3の女子の先輩(会話したことはありません)と他中の違う先輩(こちらも会話したことはなく、今まで陰口を言ってた女子たちとは違う人)が会話してたので、そのほうをチラッとみました。
そしたらその他中の先輩が「○○くんがこっち見てる」といって、そしたら同じ中学の先輩が「ありえへーん(笑)」と。
ほんとに何もしてないし、1度も話したことがなかったんです。
その時の中3の人たちとは。
でもなぜか女子全員から嫌われたようで、約半年間ずっと言われ続け、我慢の限界でした。
そしてその先輩たちが塾に来なくなって、やっと終わったと思ったんですが・・・
今度は同学年の女子からなぜか陰口を言われるようになりました。
しかもその1番の中心は昔同じ幼稚園で仲の良かった他中の女子です。
その女子とも幼稚園以来会話したことがなく、塾でも顔を合わせる程度でした。
それからまた陰口が始まり、中3の夏に塾を辞めるまで約2年間ずっと女子から陰口を言われ続けてきました。
それから、女子が怖くて仕方ないです。
コソコソ集まって話してると、「俺のことで何か言ってるのかな」とか気にしてもしょうがないのに気になってしまいます。
それにその陰口を言い続けてきた女子たちに似た顔(よくいるような感じの顔です)を見ると、ほんとに怖いです。
そのせいでまったく女子と会話していません。
1年から3年まで、同じ中学の女子からは陰口とかはありませんでした。
同じクラスになったら話しかけてくれたり、「アドレス交換しよ!」と言ってくれたりするのですが、本当に喋れません。
友達と会話してるときに女子が入ってきたりすると、一気に黙り込んでしまいます。
メールされても「早く終わらせたい」という気持ちでいっぱいになります・・・
塾に通い始めてから女子を好きになることもなくなってしまいました。
だからと言って男子を好きになることはありませんが・・・。
気を使わずに話せる異性が1人もいないんです。
高校に入学するまでに、この性格を治したいです。
普通に男子と話すように、気を使わず話したいです。
どうすれば解決できるでしょうか?
アドバイスいただけるとうれしいです。
10代/男性 | 日付:2011年3月21日(月) 13:46 JST | 閲覧件数: 3,062
ご相談ありがとうございます。
女子が怖くて気軽に話せないというご相談ですね。
以前から他の先生にもご相談されているようですね。
ずっと辛い思いをされてきたんですね。
私たちはみな、小さいことから大きいことまで「決断」をしながら生きています。
「こうすれば上手く生きられる」「こうすれば愛してもらえる」というものから、自分が納得できないような経験をした時にその理由を自分なりに考え、生き方を決めてしまうこともあります。
このような決断を一旦すると、その決断は正しいんだという裏づけをしながら、時にはわざわざ納得できる裏づけを探すような行動さえ取りながら、生きていきます。
「ほらね、ここでも。やっぱり」という風に。
Sさんがそうであるというのではなく、あくまでも例えですが「自分は誰にも愛されない」と決めた人がいたとします。
その場合には、愛されていても愛情を受け取ろうとしない事もありますし、自分で決めた事を裏付けるように自分から愛されないような行動を取ることさえあるのです。
また「集団の中に入らない方が無難だ」と決めた人は、場面を変えても何人か集まっている場面で居心地の悪い思いをする事も有ります。
しかも、自分で決めた事の「ブラックボックス」を持って、まわりの人の言動も額面通りといいますか、あるがままに受け取らず、そのブラックボックスを通して違った形に受け止めることもあるようです。
お会いしてお話を伺った訳ではありませんので想像になりますが、もしかしたらSさんが今感じておられる「コソコソ集まって話してると、「俺のことで何か言ってるのかな」とか気にしてもしょうがないのに気になってしまいます。」というのもこのせいかもしれません。
「かつて自分が決めたことではあるけれど、生きていく上で支障となる決断なら変えませんか?決めた自分だからこそ変えることができるのです」と考えるのが「再決断療法」で、私達のカウンセリングでは決断した時にさかのぼり根っこから変えていきます。
中1の塾での出来事がSさんの決断のタイミングかどうかは、お話を伺ってみなければ分かりませんが、その時言いたくても言えなかった事や、抑圧した感情をすっかり吐き出すことにより、女の子への感じ方も変わってくるかもしれません。
もしかすると、心の中に未完のまま持ち続けていることで、その時の相手=女子一般という感じ方になり、今の怖さに結びついているのかもしれません。
是非カウンセリングを受けることをおすすめします。
名古屋や九州でも私たちの仲間が活動していますし、「再決断療法」のカウンセラーはSさんのお近くにも居るかもしれません。是非さがしてみてください。
私の場合、カウンセリングを受けてから過剰に反応する事が減って、オドオドびくびくしていた毎日が変わりました。とても楽に生きられるようになりました。
高校入学で新しい人間関係が広がる春、楽しく毎日が過ごせるようになるとよいですよね。
回答日時:2011年3月23日(水) 23:43 JSTお礼のコメントを書く
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