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回答プロ:心理カウンセラー 太田 祐也
ご相談者:30代/女性
あがり症について質問です。
あがり症は遺伝しますか?
私は、あがり症で、仕事でプレゼンをしたり、セミナー等の司会をしたり、会議等で大勢の前で発言するだけでものすごくあがってしまい、足が震えたり、声が震えたり、途中で何を言っているのかわからなくなって頭が真っ白になってしまい困っていました。
こんなにあがってしまう人は見たことが無く、なぜ自分はこんな風になってしまうのか疑問でした。
あるとき親・姉妹とそんな話をしたら、母親も妹二人も自分も同じだと言いました。
この歳になってはじめて母親や妹達が同じ悩みを抱えていたとは驚きでした。
妹は、あまりのあがり症で精神科?で薬をもらったそうです。薬を使ったら全くあがらなかったとのことです。
もう一人の妹も、ただ自己紹介をするだけで、胸がドキドキしてしどろもどろになるそうです。
母親も朗読なら全く大丈夫だけど大勢の前での発言は頭が真っ白になり何を言っているかわからなくなるそうです。
また、あがり症について、解決策はあるのでしょうか?
私の対処方法は、事前準備を行い、実際に誰もいないところで練習したりして一応乗り切っています。
30代/女性 | 日付:2011年3月10日(木) 21:58 JST | 閲覧件数: 3,075
ご相談ありがとうございます。
また回答が遅くなってしまって申し訳ありません。
ご質問について回答いたします。
まずあがり症が遺伝するかどうかですが、一般的には遺伝というよりも、
後天的な環境や経験が影響するようです。あがりには、自律神経が、
関わっており、緊張する場面での自律神経の働きに遺伝的特徴がある可能性もありますが、後天的な経験やトレーニングによって克服できると思います。
あがり症の解決策をいくつかお伝えいたします。
あなたの場合人前で話す時、ある種、戦闘モードになっていると思われます。
筋肉がかたくなったり、武者震いがしたり、テンションを上げようとする自然な反応でもあります。あがるのにも肯定的な意味があるのですね。
私も人前で話す時など、そうした身体の特徴が出てきたら、自分の身体がテンションを上げようとしてくれていると思って、心の中で「ありがとう」と感謝をするようにしています。ただこのテンションが極度に上がってしまうと、冷静で入られなくなるために、
「これでもう十分だよ、ありがとう」ということも心の中で言うようにしています。
あがりを100%悪いものとして、決めてしまうと、「あがらないように、あがらないように」と思って、余計にあがることがありますので、適度な緊張感やテンションが上がることはよいことであると考えてみてはいかがでしょうか。完璧に話さなければダメだという風に思ったりすることも、ちょっとでも緊張することで、崩れてしまう事があるので、緊張しても、大事なメッセージを伝えられればよし、くらいに思えればよいですね。
また事前に準備をしておくことはとてもよいことですね。あなたの場合、またお仕事で経験をつめばつむほど、以前よりもあがりにくくなっているのではと思います。乗り切る経験を重ねることで、大丈夫になっていく人も多いです。
不思議なことに、あがってもいいや、そんな自分でもOKと思えた時には、あがらなくなってしまうということもあります。
以上、心理的なあがりの解決策をお伝えいたします。
試してみていただければと思います。どうぞよろしくお願い致します。
回答日時:2011年3月27日(日) 16:56 JSTお礼のコメントを書く
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