瞑想の練習をしてみましょう。

森田 えつこ

こんにちは。

心療内科にかかっているんですね。

そこで脳を休めなさい、と言われた。

そのときに、それがどういう意味なのか聞かなかったのはどうしてでしょう？

どんな思いがあるでしょうか？


私の解釈ですと、脳を休めるとは考えることを止めることです。

人間て四六時中考えて生きている生き物ですから
思考を止めるのって至難の業です。

しかしあなたの場合、その思考によってご自身が苦しまれている。

だから主治医はそのように言ったのだと思います。

思考を薬で止めることはできません。

一番簡単な方法は瞑想だと思います。

何も考えないようにとがんばるのではなく、
ただ呼吸に意識を集中します。

吸って、吐いて、を繰り返す呼吸に意識を向けるだけです。

5分くらい毎日やってみましょう。

眠りはどうですか？よく眠れていますか？

もし、睡眠にも何か問題があるとしたら、
この呼吸法が役に立つと思います。

布団に入ったら、ただ呼吸に意識を向け
しっかり吐いて、しっかり吸うを意識して5回くらいやってみましょう。

その後は普通の呼吸に戻します。

途中で寝てしまってももちろん大丈夫です。

練習すればするほど、上手にできるようになります。

コツは、何も考えないようにがんばらないことです。

何か思いが浮かんできたら、「そうなのね」と思って聞き流してください。

そしてすぐにまた、呼吸に意識を戻します。

慣れるともう少し長くできるようになるでしょうし、
うまくできるようになるとおそらく
世界の見え方が少し違って見えるのではないかと思います。


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森田　えつこ
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回答日時：2010年6月18日(金) 08:28 JST

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