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母親とは?

ご相談者:30代/女性

はじめまして。

親とは母親とは何なのか分らなくなり相談です。

私は5年前に病気になり、入退院を繰り返し2年前に派遣でですが社会復帰しました。
投薬治療で順調に回復してきていたものの、最近またぶり返してしまい、現在自宅療養に入りました。

病気になるまで1人暮らしをしておりましたが、2度目の退院後、引越しをし現在母親と暮らしています。
それまで母親は住み込みで働いていましたが、引越しを期に退職しました。

現在の生活に入るに至って、2人で働いていけば貯蓄も減らさず裕福とまではいかないまでも、
何とか生活していけるだろうと考えておりましたが、母親がこちらに引越してきてから働くことはなく、
家事のみに専念という状態です。
私が4歳の時から女手1つで育ててきてくれたので、今まで育ててきてくれた事を思えば「また働いて欲しい」と口に出す事ができません。
退職した時は57歳でした。高齢という事もあります。
「すぐに仕事を探さなくていいから、少しゆっくりしたら」と言ったのも自分です。
その時の気持ちに嘘はないのですが、それから現在に至るまでの様子を見ていてたまにイライラしてしまう
自分がいるのです。
貯蓄が減ってきている事もあり、毎日生活費の事で頭を抱えているのは私ばかりの気がするのです。

他人と比べるのもおかしいのかもしれませんが、母親の年齢でまだ働いている人はたくさんいます。
一緒に頑張って生活していこうと思って始めた生活ですが、病気を悪化させてまで働いている私の姿を見ても、母親から「自分も働くよ」と言う言葉が出ないのが最近不思議に感じてきました。
親戚の人からも母親はどうして働かないのか聞かれた事もあります。
他の親だったらどうなんだろう?とよく考えたりします。

初めて入院した時も母親は住み込みで自由がきかないからと言う理由で1度も見舞いには来ませんでた。入院した事で迷惑をかけたくなかったので、その点納得していたのですが、退院した時に親戚の人に1度も見舞いに行かなかった事を知られるのが嫌なのか口止めされました。
病気になって無職になった私にかけてきた言葉は「無職になったね。」
思い返したら母親とはこんなものなのか?と思う事がたくさんあります。

でも今の生活は1人の時より、楽しく過ごしています。母親の事は好きです。感謝もしているだけに、上記の事でたまにイライラする自分が許せません。

私は母親に期待しすぎているのでしょうか?

30代/女性 | 日付:2009年12月25日(金) 11:11 JST | 閲覧件数: 2,180

親の心の骨折と子供の心の骨折は同じタイミングで起こります。

心理カウンセラー 福屋 義美

現場、過多のため返信が遅れました事をお詫びいたします。
始めまして、福屋 よしみです(^^)

心理学の現場からお話させて頂くと
これは、世代間連鎖といいます。

子供は、全て親のコピーをして大きくなってゆきます。
オギャーと生まれ、親からコピーするのは、言葉・立ち振舞い・感情にいたる
嬉しい感情もコピーしますが、辛さ、悲しさも全てコピーするという事です。

心にはメカニズムという意識の三角形があります。
今、お母様と貴女がいらっしゃる意識の位置は、
デッドゾーンと言う(死の層)所にいるようです。
この位置で一般的に起こりえる事は、病気・事故・自殺などです。

この意識の位置は、自分が犠牲ベースに頑張って、頑張って働き続け
もう、一歩も動けないと言う所にお2人ともいらっしゃると言う事です。

これは、世代間から受け継がれてきた犠牲ベースの生き方です。
貴女から見て、「貴女だけが病院にゆき投薬治療をされている」という事ですが
心が、ハートブレイク(心が骨折・心が風邪)にならなければ
人は、働き続ける事ができます。

デッドゾーンにはまり、一度目は、もし病院などを使い体の回復はするかも
しれませんが、感情に押し込めた感情を開放しない限り
次のデッドゾーンは、早ければ、1年くらい、遅ければ2年くらいで
また、身動きが取れなくなってきます。
(病気、事故・死の感覚など・・・)

多分今お母様の心の中は、女で一つで貴女を育てきたけれど
ご自分の人生の諦め感や空虚感が心を支配していると思います。
貴女が、入院された時に、お見舞いにも行かなかったかもしれませんが
母子家庭の経験のある私からお話させて頂くと
行かなかったのではなく、誰よりも真っ先に飛んではいきたかったと思います
しかし、現状の色々を考えると今、貴女が「私が、頑張らねば」と
おもっていませんでしょうか?
お母様もその時に、娘が入院し病気になったのは私の責任だとお感じになり
歯を食いしばり頑張られたのではないのでしょうか?と
私は、自分の経験からこのように感じております。

「無職になったね」は貴女にかけた言葉というより
お母様は、ご自分の力不足をお認めになり
貴女にこんな不甲斐無い母親でごめんなさいというお気持ちで(罪悪感)
(心理学用語では罪悪感と言います)
ご自分を確認するようにおしゃったのではないのでしょうか?
と私は感じています。

今からは、今までの辛い生き方ではなく
今まで以外の新しい人生の生き方が求められていると思います。
セラピーの現場では、この部分を楽に変えて行く多くの手法は沢山あります。

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回答日時:2010年1月19日(火) 23:17 JST

お忙しい中ご回答していただき有り難うございました。

回答を読んで怖くなりました。
「デッドゾーン」確かにその中にいるのかもしれません。
ただ、進展とは言えないのかもしれませんが、
少し感情を出した口論を年末にしました。
病気からくる痛みと不安と焦り等から情緒不安定になっていた私は、
母親が昔の私の事を語りだし、それにイライラして今の気持ちと、
疑問に思っていた事等を少し口に出したのです。
全てを出したわけではないのですが、ほんの少ししこりが取れたような気がします。

でも、今回、回答していただいたおかげで気付けたのが、
私は私の気持ちしか見れていなかったという事です。
母親がどう思っているのか、全く考えもしなかったわけではありませんが、
母親が私に抱いている思いを全てマイナスに考えてきた自分に気付きました。
私はどこか病気のせいにしていたのかもしれません。
「健康な体があれば何だって出来る」これも私の口癖です。
それを母親にも幾度が言った事があります。
母親の心の状態を視野に入れずの発言ですね。

先の事を考えると、今まで通りではいけないと私も思います。
「セラピーでは変えていく手法が沢山ある」
変えていきたいです。
1つではなく沢山ある。その言葉に希望が持てました。
これからそれを見つけていきたいです。
ありがとうございました。

| 30代/女性 | コメント投稿日:2010-01-20 |

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