病名にとらわれないでください

心理カウンセラー・心理支援士 平間 正子

ご相談ありがとうございます。
ご自分が境界性人格障害ではないかと思い、悩んでおられるのですね。

頂いたメールを読んで、以前に診断テストを試したことを思い出しました。
「自分は何故こんなに辛いんだろう？」の答えが欲しかったのですが、自信のなさからか質問すべてが自分に当てはまっている様な気になり、診断結果を見て「どうしよう…」とますます沈みこんでしまいました。

久しぶりに診断テストを検索してみると、たくさんあるんですね！
その内の１つに注意書きがありました。
「診断結果を真に受けて悲観的にならないこと」
「テストは必ずしも正しいというわけではないこと」
「心理状態は様々な要因で変化するので、全く診断結果通りだと思い込まず、
心の整理や自律に活用すること」
まったくその通りだと思います。

病名というのは便宜上作り出されたものですし、特に心の病には、たとえば血液検査や試験紙の様な明確な数値も基準することはできません。
本人の訴えや医師の見立てが病名をつける判断基準だと思われます。
病名がついたからといって辛さが解決される訳でもなく、逆にそれにとらわれて不安になればストレスを増長するだけです。
それよりも、今感じておられる辛さを解決する方法を探すのが、Aさんにとって大事な事ではないでしょうか？
もしよろしければ、私達のカウンセリングのHPものぞいてみてください。
カウンセリングルームには様々な悩みを抱えたクライアントさんがいらっしゃいます。
Aさんの辛い状況を解決するお手伝いも出来るかと思います。
HPを一度見てみてください。
記載の連絡先にお電話いただければ、事務局がカウンセリングについてご説明します。
（電話相談は行っておりませんのでご了承ください）

早く楽になれるといいですね。

回答日時：2009年12月22日(火) 22:56 JSTお礼のコメントを書く

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