うつ病への自分に合った対処法

  • 2010年6月24日(木) 12:23 JST
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鬱からの回復は自分にあった対処方法を
見つけることからはじまることがよくあります。



最近知り合った女性の方は手芸をしていると
気分が落ち着くことに気付かれたそうで
大量に手芸をつくるようになったそうです。




散歩をしているうちに
道端に咲いている花に惹かれるようになり
携帯のデジカメで写真をとるのが楽しみに
なっていったという方もいらっしゃいました。

デジカメでいろいろな写真を撮るうちに
楽しくなってきて本格的なカメラを買って
撮った写真をブログに掲載していたら
コメントがたくさんつくようになり
それが嬉しくて自転車で遠出をして
写真を撮るようになったそうです。


そのうちサイクリングも楽しくなり
いろいろなところを自転車で
サイクリングに行き写真撮影を
楽しんでいるうちにうつ病は
次第によくなっていったと話してくれました。





自分に合った対処法は人それぞれ違うでしょうから
少しでも気になったことがあったり
ちょこっと何かしようという気がおきた人は
ムリのない範囲でいろいろ試してみるのを
おすすめします。





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~うつ病への運動のよい効果~
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うつ病に効果のあるNLP心理療法とは

  • 2010年6月23日(水) 11:39 JST
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NLPとは
Neuro-Linguistic Programmingの頭文字で
日本語に訳すと神経言語プログラミングを意味しています。


NLPは1970年代にアメリカの天才的な3人のセラピスト

・ゲシュタルト療法のフリッツ・パールズ
・家族療法のバージニア・サティア
・エリクソン催眠のミルトン・エリクソン

の心理療法を言語学者のジョン・グリンダーと
数学者のリチャード・バンドラーが体系化したものです。




アメリカでは1960年代にPTSDで
メンタルが破壊されたベトナム戦争の帰還兵を
どのように社会復帰させるのかが深刻な社会問題となり

来談者中心のカウンセリングや精神分析のように
多大な時間のかかる療法ではなく
短期間でクライアントが精神的健康をとりもどせる
サイコセラピー(精神療法)が発展しました。




セラピーが社会的な要請として強力に必要とされるような状況でした。



NLPはもともとはセラピーなので
心理治療の現場で使用され
のちに実践的なコミュニケーション心理学として
ビジネスや教育などの分野でも応用されるようになりました。




現在の日本はある意味 
世界でも有数の精神的に病みやすい社会と言えるでしょうから
セラピーがアメリカに負けず劣らず
必要とされている状況にあると言えるでしょう。




NLPはビジネスにも応用されていますがもともとは精神療法なので
私はこのNLPのカウンセリングセッションを受け、
学ぶことによりうつ病から回復しました。



もちろんお話もお聴きしますが、
話を聴くだけではなく身体を動かしながらのアプローチをしていきます。


特に

その人を苦しめている固有のパターン
考え方の癖
葛藤の問題 

にアプローチしていきます。



例えば


・人と関わりたいのに自分から壁をつくっていしまう
・リラックスしたいのに緊張してしまう
・何かできるようになりたいのに意欲が湧かない
・眠りたいのに眠れない
・食べたくないのに食べてしまう


などの無意識下で生じている問題にフォーカスをあてて
その人を苦しめているパターンの改善を行っていくことが
セッションの中心になります。






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~この症状にはこのNLPワーク~
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うつ病から抜けるNLPカウンセリングの流れ

  • 2010年6月23日(水) 11:36 JST
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うつ病のときは、嫌な夢をよくみていました。


朝 目が覚めても頭が重く起き上がる気がしなくて
布団のなかにいるうちに
うつらうつらとしてまた嫌な夢をみる
ということを繰り返していました。



この状態は夢ではなく、
浅い眠りのなかで頭が当時のことを思い出し考えているそうです。


嫌な事を浅い眠りのなかで考えている・・・



常に考えているので仕事や会社を休んでいるのに休養にならず、
従って回復しないという悪循環がまわっています。




NLPカウンセリングのセッションでは何をするのかですが

・いつも過去の嫌な記憶を思い出し嫌な気分を味わっている状態
・過去のネガティブな記憶のなかでぐるぐる思考が回っている状態

  を

  ↓

 一種のネガティブな催眠に入っている状態と見立て

  ↓

・このネガティブな記憶のブラックボックスから抜け出させる
 (ネガティブな催眠から覚ます)


 いったんネガティブな記憶から覚ました後

  ↓

・ポジティブなイメージの記憶
 もしくは、ポジティブな未来のイメージ

 を想起できるようにアプローチする
 (心地のいい状態の催眠に入れる)



という流れを行っています。



つまり、

ネガティブな記憶 → 現在に覚醒 → ポジティブな記憶

という三つのステップを踏むわけですね。




これがうつから抜けて活力をとりもどしていく流れになります。





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~NLPカウンセリングの様子の一例~
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うつ病当事者会について

  • 2010年6月23日(水) 11:35 JST
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うつ病のときは孤独です。

何もやる気がせず
外へ出る気もしない
もちろん、人と会う気もしません


かつては人付き合いも得意で
友人がたくさんいた人でも
元気がないので友達からの誘いを断っているうちに
昔からの友人とも次第に疎遠になっていきます・・・



一番身近なはずの家族も心配してくれますが
本当の苦しさや気持ちはなかなか理解してもらえないと
感じています。



そんななかで孤立感を深め


自分は誰からも必要とされていない
自分は生きている価値のない人間だ


という思いを強くしていってしまいます。




当事者会がいいのは
やはり うつになった者にしかわからない苦しさを
共感しあえることです。


自分と同じような苦しみを味わっている人と
話すことにより孤立感が和らぐことがよくあります。


自分だけではないんだ
と感じることで苦しみが和らぐことがあるのですね。




そこからお互いを支えあえるような関係を築ける場合もありますし
何か回復やうつ病の克服を試みて効果のあったこと
よかったことなどもシェアリングできたら
当事者同士のつながりは大きな意味をもつことになります。




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~うつの方向けのお話し会を開催しています~
  ↓
http://www.ootake-ryusho.com/menu_lis.../event_inf


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うつ病は遺伝なのか?

  • 2010年6月23日(水) 11:34 JST
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以前は私がうつ病になった原因は遺伝だと思っていました。

父方の祖母はうつ病で入退院を繰り返していたし、
父親はネガティブで否定的なことばかり口にするので

うちの家系はそういう暗い気質なのだ
暗い気質だから うつ体質なのだ

と思っていました。



うつ病から回復する過程でいろいろ学びましたが、
あるセミナーで知り合った女性が、

『私は人と会うとまずその人のいいところを見る』

と話した言葉に衝撃を受けました。

なぜなら、私は人と会うと
まずその人の嫌なところに目がいっていたからです ・ ・ ・



なぜ、こんなにも違うのだろう
この人のように人と接しれたら
もっと楽に生きられるだろうに

と感じいろいろ聞いていみると
その方のお父さんやお母さんが
そのように人を見ていたのが分かりました。


そして、自分の父親と母親が小さい頃から
すぐに人のことを悪く言うのを思い出していました。




今は先祖代々のプログラミングであろうと考えています。


私の両親も私と同じように
幼い頃から祖父母に
ネガティブな思考のパターンを繰り返し繰り返し聞かされてきた。


そのため必然的にその思考が
脳味噌と身体と心に染み込んでネガティブになる


そして、子どもにも同じようにネガティブな思考を刷り込んでいく
それが順繰り順繰り 繰り返されているのだという気付きがありました。


そのことに気付いたとき
それがプログラミングであるならば
この負の連鎖、マイナスの思考の連鎖を
私の代でキッチリ終わらせることも可能なのだと理解しました。


 うつは遺伝ではなくプログラミング




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自己治癒力~生きる力~

  • 2010年6月23日(水) 11:32 JST
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うつのときには

良くなることがイメージできない
先が見えない
将来が不安でたまらなくなる

という心理状態になっています。
当人はそんな絶望の気持ちでいっぱいになってしまっているわけです。




本人は苦しいから
不安だ、自分には何もない、何もできない
と言うかもしれませんが


生命として生まれたきたからには生きる意志をもって生まれてきている
生命は生きて前へすすもうとする力をもって生まれてきている


と信じてあげること
その生命の力がその人のなかに存在していること

どんなにネガティブなことを言っていたとしても
もちろんそれも聞くんですが


その人のなかには生命の光がある



その光が輝きだしたとき
その人の生命が輝きはじめる
そして、その命の光は輝きたいと願っている

生命の光をみようとすることが
その人の可能性が活きてくる道標になっていきます。




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うつ病と自己評価の関係

  • 2010年6月23日(水) 11:31 JST
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うつになる人は自己肯定感が低いので(低くなってしまっているので)
自己肯定感を高める必要がありますが、
多くの場合 
同時に自己評価が厳しいという面ももっていることが多いです。

・自己評価が厳しい

・完璧主義で自分が納得行く形でできないと
 すぐに自分にダメだしをしてしまう

・70点とか75点とかでは嫌で、
 自分が100点でできないと思うと
 取り組む こと自体を止めてしまったり、躊躇してしまう


そんな性格だと
自己肯定感を高めようとすること自体が苦痛になって
下手をすると余計に落としてしまうことがあります。

上記のようなタイプのうつの人の場合 
先ずはその厳しい自己評価を緩めてもらう必要がありますね。



100すべてできなくても自分を受け入れる
そんな自分でいい
今の自分を受け入れていく

自己受容をすすめていくのに
フォーカシングというアプローチは有効だと感じています。




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~フォーカシングとは?~
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うつ病と二重の自己否定

  • 2010年6月23日(水) 11:29 JST
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うつになる人は(私もそうでしたが)
自分に対する肯定感が低いです。
特にうつ状態がひどくなって動けなくなってしまうと




『何もしていない自分はダメだ』

『まわりの人はきちんと働いているのに
 ずっと横になっている自分には何の価値もない』

『外に出ると道行く人がみんな幸せそうで輝いて見える』





など自分に対してダメだ、ダメだと自己否定ばかりするようになります。


これもキツいですが、さらにキツいのは

『こんな自己否定ばかりしている自分は本当にダメだ』

と自己否定している自分をさらに否定することです。
つまり、自己否定の否定 2重に自分を否定していきますね。



ここから自己否定のスパイラルが深まっていってしまうと何重にも
自分を否定してしまって本当に暗い穴の中へ落ちていってしまいます。



自分はダメだと自己否定するのはまだいいです。
そんなダメな自分もいて肯定できる部分もあって
丸ごとで自分という存在なんですね。


でも、自己否定の否定はキツい
自分を否定している部分も認めてあげられると
楽になれるかもしれませんね。





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~うつ病の肯定的意図~
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うつ病の眠れない苦しさ

  • 2010年6月23日(水) 11:24 JST
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うつ病の症状として眠れないというのがあります。

寝つきが悪くなかなか眠れない
夜中に目が覚めてしまう
朝早くに目が覚めてしまい眠れなくなってしまう

などの症状がでてきます。

そのため睡眠導入剤や精神安定剤(抗不安薬)、
そして抗うつ剤を処方されるようになります。

最初は薬を飲むと眠れることもあるかもしれません。
しかし、多くの場合
薬を飲んでいてもまた眠りが悪くなってくるため
薬の量が増えていきます。

そのうち大量に薬を飲んでいるのに
眠れないという状態になる人もいます。


眠れないのは本当に苦痛です。

まず 疲れがとれない。
そして、薬の眠りというのは熟睡感がありません。
薬で眠らされている
意識を失っているような感覚なのです。
ですので、始終身体がダルくて気力がなくなっていってしまいます。


私がうつ病からの回復を実感したのは
眠れるようになったときでした。
薬を減らしても自然と眠れる。

そして、薬を飲まなくても眠れる。


ぐっすりと熟睡して眠れる
眠れるということがこんなに幸せなことだったとは

うつになって初めて気付きました。

ぐっすり眠れるからこそ疲れがとれる。
身体が元気になる
心も意欲をとりもどす

ということを体感で感じることができました。


うつ病からの回復には眠りというのが大きな要素を占めていますね。
そして、眠りをよくするにはリラックスする必要があります。
リラックスして自律神経のバランスを整える必要があるのです。

それにはフォーカシングというアプローチが効果的です。
フォーカシングには、

・ リラックス
・ 症状の融和
・ 自己否定の緩和
・ 緊張が緩む
・ 睡眠の改善

などの効果があります。
いかに自然な眠りを取り戻すかというのがうつからの回復の重要なポイントになると思います。



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うつ病のぐるぐる思考

  • 2010年6月23日(水) 11:17 JST
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うつ状態のひどい時は嫌な記憶がいつも頭のなかに浮かんできます。
いやな記憶 イヤな考えがぐるぐるぐるぐる頭のなかをまわっています。


そんなことを考えたくないのに

嫌な人の映像 声
傷ついた場面
将来の不安 焦り


どうしようもない感情が押し寄せてきて
どうしたらいいかわからない状態になってしまいます。


この状態はとても苦しいです。
なんとかこの状態から逃れたくて頓服で薬を飲んだりします。

一時的に少し気分が楽になることもありますが
根本が変わっていないからまた苦しくなります。



このぐるぐる思考を回避するには段階がありますが
先ずは思考をズラすことが第一歩となります。

うつ 苦しさ ネガティブな思い
に向いているエネルギーを何か別のことにズラしていくのです。



自分ではなかなかできません
まわりの人の助けが必要です


うつの当人はそのネガティブな思考にはまってしまっていますので
抜け出せなくなっています ・ ・ ・ 


そこから抜けるにはまわりの人が当人に深く意識させない形で
ズラすのが効果的です。
そこにはうつの人の中にも回復に向かう力がある!
必ずよくなろうとするエネルギーが本人の中にあるのだ
という信頼が必要です。

その信頼があればこそうつの人がよくなっていくのを
サポートすることができます。

健康な人に生命力があるように
うつの人の中にも回復へ向かう自己治癒力が
きちんと存在することに目を向ける必要を痛感しています。




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