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妊娠していたことに気がつかず

ご相談者:20代/女性

現在、妊娠4か月で妊娠していたことに気がつかず、パキシルとセパゾンを服用していました。主治医の心療内科の先生に相談したところ、諦めたほうがいいと言われ、独断で薬を飲むのをやめています。その
先生には、少しでも妊娠中に服用すると胎児に影響があると言われました。産婦人科の先生には、特になにも言われていません。どんなことがあっても産みたいのですが、主治医の先生がダメという以上、親を説得するのも難しいので、まだ親に話をできていません。具体的にどんな影響があるのか教えていただけませんか?
宜しくお願いします。

20代/女性 | 日付:2009年2月 5日(木) 07:09 JST | 閲覧件数: 2,035

長くなりますが

野口修

こんにちは。

具体的な影響をそれぞれ書きます(添付文書からの抜粋)。すこし長くなりますが。
まずは、パキシルから
「海外の疫学調査において、妊娠第1三半期に本剤を投与された婦人が出産した新生児では先天異常、特に心血管系異常(心室又は心房中隔欠損等)のリスクが増加した。このうち1つの調査では一般集団における新生児の心血管系異常の発生率は約1%であるのに対し、パキシル曝露時の発生率は約2%と報告されている。また、妊娠末期に本剤を投与された婦人が出産した新生児において、呼吸抑制、無呼吸、チアノーゼ、多呼吸、てんかん様発作、振戦、筋緊張低下又は亢進、反射亢進、ぴくつき、易刺激性、持続的な泣き、嗜眠、傾眠、発熱、低体温、哺乳障害、嘔吐、低血糖等の症状があらわれたとの報告があり、これらの多くは出産直後又は出産後24時間までに発現していた。なお、これらの症状は、新生児仮死あるいは薬物離脱症状として報告された場合もある。」

次に、セパゾンは
「妊娠している可能性のある婦人には、妊娠中に同種・他製品の投与を受け、出生した新生児に口唇裂(口蓋裂を伴うものを含む)等が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある。
 また 妊娠後期の婦人には、新生児に哺乳困難、筋緊張低下、嗜眠、黄疸の増強等を起こすことが同種の製品で報告されている。」

と書いてあります。
両製品とも基本的には「治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること」と
書いてあります。

参考になさってください。

回答日時:2009年2月 6日(金) 18:05 JSTお礼のコメントを書く

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