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ご相談者:10代/女性

中学で塾をさぼりはじめたことからさぼり癖がついてしまい、高校では絶対そんなことがないようにと思っていたのですが結局さぼってしまい、大学でもさぼり癖がでています。そもそも中学で塾をさぼったのは親の成績を上げなさいという圧、塾の成績順の座席、友人に嫌われないようにという理由からケータイから離れられなくなったこと、やっと好きになれたピアノをやめさせられたこと、それとセットで自分が初めてやりたいといって始めたサックスをやめさせられたことが原因だと思っています。私の親は二人とも県でトップの大学に進学しており、いわゆる勝ち組の道を歩いてきたんだと思います。私の姉も親の期待通り、高校でも大学でもトップにたち、今では奨学金を頂いてプロのピアニストへの道へ確実に進んでいます。そんな家族とは真逆に高校受験も失敗、大学受験も失敗、ダメダメな人生でなんでこんなことができないのといわれる日々です。といってもそこそこの大学に進学したので、頑張れば就職できると思いますが、第一学年で既にさぼってしまい成績は最悪で、母にはもうあなたの授業料は払わない、バイトして返せ。父はバイトもしなくていい。今やってる習い事もやめて卒業することだけを考えなさいと言われました。こんな最悪な状況下で何言ってんだと思われるかもしれませんが、私はこれからもサックスを習いにいくのも続けたいし、ダンスを習いにいくのも続けたいです。ボーカルスクールも続けたいと思っています。私は小学生のころからずっとジャズがやりたくて、でもずっと親に高校から始めても遅くないでしょ、大学からはじめても遅くないでしょとずっとできてなくてこのままじゃ就職してから、年金生活にはいったらってどんどんやれない日々が続くんじゃないかなって思ってて、だから絶対続けたいんです。でも習い事は全部自分のお金で払っているのでバイトはしなくちゃだめだし、でも4年で卒業できなきゃ母に授業料を返さなきゃいけなくて、だからこれからは絶対ちゃんと講義受けてってしたいのにいつもどこかでさぼってしまいます。こんな自分を変えたいです。

10代/女性 | 日付:2018年3月16日(金) 22:35 JST | 閲覧件数: 257

人は本音ではやりたくないことについては、つい楽をしたがる生き物なので大丈夫です。

スクールカウンセラー / 研修講師 / コーチ 増田 進明

ご家族に一見例外のような方がいるので意外と思うかもしれませんが、たいていの人は、子どもの頃はなにか魔法がかかったかのように「勉強や運動にがんばろう」と根拠なく思えるものなのですが、年齢とともに心の底から湧き上がってくるような感情はなくなっていき、楽へ楽へ安易に流れていくようになっていきます。

そこからは、「①本当に楽しいこと」は積極的に、自発的にやれる一方で、「②頭では大切だとわかっていても、本音ではあまりやりたくないこと」についてはどうしても先延ばししてしまう、という段階に入ります。

あなたはその切り替わりのタイミングが中学生の頃ということで、私の場合とほぼ同時期です。
そこからは、「頭では大切だとわかっているけど、本音ではあまりやりたくないと思っていること」について、いかに「とりあえずやり始められるか」、自分にあった「工夫」を試行錯誤しながら見つけ、自分なりのやり方をみつけていく段階になります。


あなたにとって大学の勉強は②に当てはまると思いますので、つい楽をしてしまうのはむしろ当然というか自然なことです。実は多くの人(私もそうです)があなたの言う「ダメダメな」状況を経験し、そこから自分をコントロールする知恵やスキルをすこしずつ身につけて社会人になっていくものなので、焦る気持ちや自己嫌悪でつらい気持ちでいっぱいだと拝察しますが、今は成長するチャンスだと考えるようにしてみてください。

本当は大学など行かなくても好きなことだけに打ち込んで生きていける世の中であれば理想なのですが、残念ながらそうもいかないようなので、そのような現実をあなたがどう解釈するか(つまり、成長のチャンスと考えられるか)どうかにかかっています。

人は「性格」はなかなか変えられませんが、「考え方」は変えられます。ご相談をいただいてから月日が経っているので、すでに心境の変化があるかもしれませんが、まずは頭の中(考え方)を変えていくことから始めてみてください。

ではどのように考え方を変えていくかというと、
1) 今の自分は「頭では大切だとわかっていても、本音ではあまりやりたくないこと」について、いかにやりはじめられるかを考え、実際にやってみて、試行錯誤しながら成長していく段階なんだということ。
2) そしてそれは実は多くの人が経験することであって、自分はダメだなどと考える必要はなく、どうすればできるかを考えてすこしずつやっていけば大丈夫であること。
といった感じです。

考えただけでは何も変わらないと思うかもしれませんが、そんな人には私は「階段のたとえ話」をしています。

お母さんと小さな男の子が、手をつないで長い長い階段を上って歩いていました。
男の子が途中で疲れて、「もう歩けない。」と言い出しました。
そこでお母さんは階段の一番上を指さして、「あそこまで行ったら一緒にお菓子を食べようね。」と提案しました。
すると男の子は「えー」と弱音を言いつつも、すこし笑顔になり、再び上り出しました。

体力的には男の子はすでに疲れていて、さらに上ればさらに疲れるはずなのに、なぜ階段を再び上ることができたのかと言うと、「頭の中が変わったから」です。
頭の中が「疲れた、歩けない。」という考えから、「お母さんと楽しくお菓子を食べている。」イメージに変わったから、それまでの疲れを無視できるようになり、歩くという「行動」に移せるようになったわけです。

頭の中が変われば行動が変わる確率が上がるので、すこしずつ上述1)2)のような考え方を持つようにしてみてください。そして、朝早く起きるための具体的な「アイデア」や、ベッドでごろごろしている状態から、自宅を出て学校に行きやすくするための具体的な「アイデア(工夫)」を見つけてほしいと思います。

あなたにはもともとの自力の能力はあるので、多少楽観的に考えてもいいですし、実際あなたにも「ギリギリになればやれるし、なんとかなるか」といった考えが内心はすこしあるのかもしれません。
悪いことではないですが、そうなるとややあまえが出やすくなり長引きやすくなりますので、できれば大学のカウンセラーさんなどに、私のこの文章を見せてもかまいませんから、サポートしてもらいながら成長を目指してほしいと思います。その方が後悔は少ないでしょう。
一度上述②に対して自分をコントロールして取り組めるスキルを身に着けてしまえば、あとが楽ですので、このピンチをチャンスに変えてください。

※ 医療のサポートがあると相乗効果がある場合も多くありますので、いずれにしてもカウンセラーさんに一度は相談することをオススメします。

長文読んでいただきありがとうございました。

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回答日時:2018年4月19日(木) 13:53 JSTお礼のコメントを書く

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スクールカウンセラー / 研修講師 / コーチ
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