相談&回答

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旦那に離婚を迫られています

ご相談者:30代/女性

私37歳 旦那42歳 子供5歳の男の子の家族です。
子供がやんちゃで、叱る時についつい大きな声で怒鳴ったり、子供の気持ちをきかないで、叱り旦那に出ていけーと2年前に言われました。その時は、私が悪かったと反省をして謝罪し、許して貰いました。少しずつ、子供の気持ちを聞くようにしたり、努力をしました。
でも、また大きな声で怒鳴ったり感情的に叱り、旦那が今度は、俺が出ていくと
言いました。私は旦那と子供を育てたいし、まだ好きだから一緒に居たいと伝えました。旦那はもうやり直す気がないと言いました。それからは家に居る時は、会話もなく、無視されています。

旦那は子供に甘く、夜も眠くなるまでテレビを見せたり、夜中具合が悪く子供が起きてきたら、お菓子を食べさせたりテレビを見せたりします。私はお菓子はご飯を食べたらいいよー、夜中起きてしまったら、明日起きれなくなるから、早く寝ようねと子供に伝えていますが無視です。旦那も無視です。その事も話し合いましたが、俺は治すつもりはないと言われました。

私は旦那とやり直したいし、子供を二人で育てたいです。
修復の為なら、努力をしていきたいです。
アドバイス下さい。よろしくお願いします。

30代/女性 | 日付:2013年3月 9日(土) 10:05 JST | 閲覧件数: 2,552

今捉えている事とは別問題があります

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

がけっぷちさん、回答が遅くなりました事、お詫び致します。
確かに子育ての最中は どうしても一緒に居る時間の長い母親の方が、厳しく叱りがちになりますよね。
しつけの為、教育の為のとは言えは 母親も人間ですから、ついつい感情的に叱ってしまう事もあります。これは決していい事ではありませんが いつまでも続くものでもありません。
子供が大きくなるに従い、こんな事も楽しい思い出になるものです。
子育ては 文字通り、育てる事です。
がけっぷちさん、育てるとはどういう事かお分かりになりますか?
実は 育てるということの殆どは「待つ」という事です。
朝顔の芽が出たら 水を与え成長を待つ。
子供がお腹を痛めていたら 消化の良い物を与え、回復するのを待つ。
骨折したら、骨がくっつくまで待つ。

成長とは親であろうとも本当は何か手を添えるというより親は道を説いておくだけで実は「待つ」事が殆どです。
ですから 剥きになって子育てで頭を抱えなくても、もう少ししたらお子様の成長と共に、こういう悩みは、気が付かない内に過去の話になっていますから、そんなに心配しなくても構わないですよ。
どこの母親にも、ちょっと子供に対して ヒステリック過ぎたかな、という事はありますから。
少々怒りすぎたという思い出話がママなら誰しもあります。
それほど、心配はしなくていいと思いますよ。

と、いう事で何が言いたいかと言うと、今の悩みは、もう少しで解決する事なのです。
子供の成長と共に、今のような叱り方をすることも無くなるし、こういう事は一過性の物で誰しも大なり小なり、体験する事なのです。
そういう事で いつまでも子供は聞き分けのない子供ではいません。
もう、まもなくすると、夜中に起きて父親がお菓子を与える事もありませんし、自分で身の回りの事も出来るようになりますから、母親もそれほどイライラする事も無くなります。子供も、自分で何が良くて、何が間違っているか、自分自身で判断できるようになります。
私はこういう子供が幼くて起きる時期を過ごしてきたので、今という時間から さかのぼってみる事が出来ます。そこから過去を思い起こす事が出来る為解るのですが その渦中にあるがけっぷちさんは解らないと思いますが、今 抱えている問題は、もう少し待てば、無くなります。
つまり一過性の物で夫婦が離婚をするなんてナンセンスなのです。

「子供はいつまでも幼くはない、今の子供のしつけなどを巡って離婚する必要はない」という事です。

もちろん、今 離婚を望んでいないがけっぷちさんにとっては、ナンセンスかどうかではないと思います。ご主人の方が離婚宣言をしているのですから 本当はこのナンセンスだという事を理解しないといけない張本人はご主人なのですが、ここで今、ご主人にこの考えを届ける事が出来ないので、基本的な考え方として、がけっぷちさんが一時的な事で離婚すう必要はないという事を念頭に置いておいてください。

さ、ここで私が、どうしたらご主人が離婚宣言を撤回し、離婚を回避できるかという事を、がけっぷちさんにアドバイス出来ればいいのですが、実はこの離婚宣言自身が 子供の子育ての事が 本題ではないとしたら、どう思いますか?

つまりがけっぷちさんは ご主人から離婚宣言をされ、その理由が子供さんの教育で意見が分かれ、その事をご主人ががけっぷちさんから気持ちが離れた事が原因だと思われていますが、そうではないという事が原因だとしたら、どうでしょうか?

先ほども書きましたが 私は子育ても経験していて、それをもう終えたので見えるのです。
しかし、その渦中にあり、まだ結果を知らないがけっぷちさんにとっては 今、表面にある物しか
判断の材料がないので この離婚問題は子供のしつけに対する夫婦の考えの相違が根底にあると思われていますが それは、見た事も経験したこともないから 自分の経験則で判断されていますが、
実はそうではないという事をご存じないのです。

そういう意味において ご相談やご質問の内容は がけっぷちさんが思われている事が この離婚問題の核ではないので、求めておられる事の答えはないという事です。

このご相談の内容をお読みしていて がけっぷちさんはとても心の優しい素直な方だと思います。
ご主人に言われた注意点を反省し、改善するように努力をされ、ご自身をとても律する真面目な方だと思います。
そしてその努力をしても、まだなお改善されない部分を認め、努力をされている最中に、ご主人の方から離婚を言い渡された今という現状。
ご主人は自分は変わらないのに、がけっぷちさんには努力を強いる。
つまり自分が出来ない事を人には努力しろという矛盾。
何でもそうですが 夫婦の問題はどちらか一方だけが悪いという事はありません。
夫婦がお互いに、改善をしながら進んで行くのが夫婦の道でしょう。
夫婦において、自分は悪くないが妻だけが悪いという事はあり得ません。
普通に考えると、本当に非常識なのは、ご主人の方なのです。

で、その非常識なご主人と、もう離婚をしたいわ、という事であれば 話は簡単?なのですが、
その非常識なご主人とこれからも人生を歩んで行きたいという事なので 話は難しくなるわけです。

それでも 不可能ではありません。
こういう問題は、本質を見る事が出来ると、解決の道はあります。

しかし、色んな事の未経験のがけっぷちさんの経験則での考えでは、問題の本質のところまで
物事は到達しません。
つまり解決したいならば 本質を見ないといけないという事です。

このがけっぷちさんの書かれている内容だけでは 本質はまだ、何かは断言できませんが
恐らく がけっぷちさんの未経験の事が 夫婦の中にあるとので そこをほじくっていかないと
この問題は解決しませんので もう少し 詳しくお聞きしないと、現時点での断言は避けておきますが、私のこれまでの相談業での経験で 恐らく子育ての事を巡っての夫婦の考えの相違と言う事ではないと思います。

今の時点で がけっぷちさんが 今の課題だけでこの問題を乗り切ろうとするならば 答えは出ない事になります。
そこで ここではがけっぷちさんに少し頭を切り替えて貰う為に少し、基本の方程式をお伝えしておきます。

がけっぷちさんの子育て方法に、文句がある場合、普通、ご主人は、自分がもっと良い子育てを実践し、自らも・・・・いえ、自らこそが率先して身を持って、子育てをします。

子供の事を大切に考える人は 離婚という選択をしません。
少なくとも、もっともがき苦しみ、離婚をどうしたら避けられるかを、夫婦でいがみ合いながらも
模索します。

人生の中で 夫婦には色んな時期があります。
時には対立して、憎しみ合う事もあります。
でも やはり子供は夫婦の宝ですから どうしたら 子供を片親にしないかという事を模索します。

妻のこどもの叱り方を見て、子供が可愛そうと思うお父さんって 妻を追い出してでも、自分が子育てをします。
こどもの叱り方が可愛そうだと思う父親は妻に子供を託して離婚をするという事は言いません。
つまり このご主人の言っている事は矛盾します。

そうです、矛盾することは世の中、いくらでもありますが この場合の離婚宣言は最初から 子供の事が原因ではないのです。

しかし、これは 私の相談業での経験則が言わせる答えですので、がけっぷちさんには すぐに理解はしにくいと思います。

矛盾する事には 本当の答えが隠れているという事です。
本当の原因が表面に出てこないから、他の理由で誤魔化さないといけないという事です。
だから表にでないから 他の理由を持ち出して尤もらしく言っていると言うのが 矛盾する原因です。

ここで解りやすく、例題を出します。

1+□=5
と、いう数式があったとします。
この問題をがけっぷちさんに出したとします。

これは □の中は4だと答えは明白です。

しかし がけっぷちさんは 今 この□の中の答えを
1+3=5
と、答えたのです。

がけっぷちさんは答えを3だと思い込んでいるので 私はそれなら 計算上 答えが5にならないでしょうと 言っているわけです。
つまり5に答えがなる事には ひとつ足りないのですが、がけっぷちさんは 3という数字しか思いつかないので、何とか 答えを3だとして、今後も算数を解けるように、学力を付けて行きたいと望んでおられるとします。

これでは いくら努力をしても算数では100点は取れません。
それで 私へ家庭教師を依頼されたとしたら そもそも 何故 がけっぷちさんは 3
だと考えた理由をがけっぷちさんにお聞きします。

そしたら、がけっぷちさんは ご主人が、「そう言っていたから」という事だとしたら
ご主人の教えた答えが間違っているという事です。

つまり がけっぷちさんは ご主人の言っている答えを、鵜呑みにするのではなく 自分で
答え合わせをしないといけないという事です。

自分で 答え合わせの式を知らないと 間違った答えからは 何も生まれません。
つまり逆算式で 
5-4=1 という計算式をしらないといけないのに、
5-3=1 という人から教えて貰った計算式しか知らないから 私に家庭教師を依頼するにも
なんとか 3
から、正しい答えを導き出して貰えないかと言われても 数式が間違っている事には 正しい答えははじき出せません。

もちろん、私にこうして相談して下さったという事は ご自身だけで考えても、解らないので
他者からの意見も必要だと考えての事だと思います。

しかし 夫婦の事は もっと色々、考えていかないと、この先の難しい因数分解までは解けないのです。
失礼を承知で申し上げます。
小学校の学力では 因数分解は解けません。
少なくとも 中学生くらいまでの実力を付けないと 高校へは進学できません。

今回の事の相談の答えに時間が掛ると言っているのではないのです。
ご主人の事を愛しておられ、ご主人の仰ることを 鵜呑みにして素直に改善していきたいと考えておられる真摯な姿勢は とてもがけっぷちさんの人柄を表し、感銘は受けていますが、素直なだけでは夫婦問題は解決出来ません。
人の言う答えは 所詮人の答えです。
自分で答え合わせをして 逆算しても、その答えになるような 自分の実力を付けないと
人生という荒波を越えていけません。

そういう事で ちょっと頭のスイッチを切り替える事をしてからでないと 今回の問題の本質は見えて来ません。
まず スイッチの切り替え方から、お教えしたいと思いますので、一度お電話相談に切り替え
ご相談下されば、と思います。
このままでいると離婚へ一直線に進んでしまいます。
一日も早く この離婚にブレーキを掛けないと ここでも ご主人の言う通りになりますから、
がけっぷちさんの素直というのは ブレーキに油を差すような事になります。
今回ばかりは 素直は褒められた事では無くなります。
若干有料にはなりますが 「また、しばらく様子をみます」というように自分で考えるという事は
ご主人出す答えを鵜呑みにするしかなくなります。

離婚回避のためには何でも努力をすると書かれていますので 是非頑張って行きましょう。
ご夫婦 二人で子育てを出来るように 応援します。 

このプロに有料相談

回答日時:2013年3月11日(月) 10:49 JST

お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
時間を見つけて、電話相談は子供がこれから春休みに入るので難しいと思いますので、メールで続きを相談させていただきたいです。

| 30代/女性 | コメント投稿日:2013-03-11 |

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