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親友の薬の副作用について

ご相談者:30代/女性

こんばんは。相談させてください。よろしくお願いします。

私には、親友がいます。

「同じ漫画が好き」というのを機にネット上で出会い、パソコンのメールでやりとりをし、相性がとてもよかったのか、話がはずみました。

そこから携帯のメールアドレスを交換して、交流や信頼を深め、一回直接出会ったり等して、現在に至ります。たかがメル友…という世間での見方があるかもしれませんが、私達はその概念を覆せるほどにお互いがお互いを認め合い、住んでる場所の距離も関係無しに、まるで家族のような心の距離の近さとなりました。

しかし、その親友はサイトで出会った時から、すでに過敏性腸症候群に悩まされてまして、腹痛、悪寒、パニックなどなど、度々携帯のメールでもうかがい知れました。できるだけそばにいるよ等、メールしました。

そして、親友は最近、過敏性腸症候群を克服するため、心療内科に通い、その薬を服用しています。

現在、私はその親友の副作用について悩んでいます。

副作用として、聞いたところ、頭がぽわぽわしてしまうのと、めまい、眠気というのが現在出ているらしいです。

メールしていても、薬を飲んだ一時間後ぐらいから「びろんちゃ」「ぱるぱる…ぱる?」等、不思議な言葉が散在するようになりました。

そういう副作用は夜の間だけらしいです。

副作用の夜も、副作用が出ていない朝から夕方も、一日を通して、親友にメールでどう接するのがベストなのか、とても悩んでいます。電話しようと思いましたが、メールがいいと言われました。

私自身は、過敏性腸症候群になったことがなく、その薬の副作用も体感したことがないので、
どういう行動が彼女にとってベストなのか、何に気を付ければ親友を傷つけないで済むのか。
その答えが見づらく、私一人のチカラでは限界がきてしまい、アドバイスをいただければと思いました。

そして、私自身、大好きな親友が苦しみ、変わり、できない事が増えていくというのが耐えきれないほど辛いです。

きっと、今まで親友は出来るだけ過敏性腸症候群の症状を極力隠していたのでしょう。そして、薬の副作用は、頭がぽわぽわするので隠すまでにはいかず、そのままメールにストレートに現れるのでしょう。

過敏性腸症候群の症状は和らいでいるようですが、薬を飲む前のその病気の辛さを確実に知らないがゆえに、どうしても副作用の苦しみの印象の方が強く、「はたして彼女は楽になっているのか」と私自身もかなりまいってきています。

あと、こういう頭ぽわぽわと、めまい、眠気が副作用に慣れると軽減するのか、ご存じであれば、教えていただければ幸いです。

私、文章力がないので、まとめますと、
1.過敏性腸症候群の薬で出た副作用の出ている状態の親友に対して、一日を通し、最悪の事を言わず最良の元気な状態に向かうため、何に気を付けて、どう接するべきか。

2.ご存じであれば、過敏性腸症候群の薬(パロキセチン(パキシル)、レキソタン)の副作用(めまい、頭ぽわぽわ、ふらつき)が、慣れれば落ち着くものかどうか。(特に頭ぽわぽわが私にとって重大です…)

あと、先ほどの、私のまいってる部分…。親友に対しての無力感や自分の事の様に苦しみを感じる…という部分や、単純にメールの返事の間隔が空いてしまうという利己的な理由のために、やたら不安になってしまっているので、その部分、お付き合いいただければと思います…。

親友は頑張って副作用に耐え、病気と闘っているのに、そばにいる私が不安だとかではいけないと思うので。

では、よろしくお願いします。

30代/女性 | 日付:2012年9月26日(水) 19:14 JST | 閲覧件数: 2,130

「親友の薬の副作用について」のご回答

心理カウンセラー・コーチ のぶさわ 正明

初めまして。「心の相談ルーム」オアシス大阪の、のぶさわです。
ご相談内容を拝見しました。

にゃいかさんは、とっても友達思いの方ですね。
人間関係が希薄になってる今の時代の中で「まるで家族のように」
心を通い合わせて、親友の辛さを我が事のように感じる事ができる
にゃいかさんの感受性や暖かさを素敵だなと思いました。

ご相談内容とは直接関係ないかもしれませんが、一つお聞きしていいですか?
にゃいかさんの、その「相手の事を自分の事のように感じる事ができる」
感受性や思いやりはどこで身に付けられたのですか? その他にも、
親友や周囲の人に、にゃいかさんの良さや長所については何と言ってい
ますか? 

それでは、ご回答の方ですが、
まず、「1」についてですが、常に親友の「良くなってきた所」、「少し
でもマシになってきた所」、「そんな辛い中でも、できてる部分、楽し
めた部分」にフォーカスしてメールをされるのがいいかも知れません。
⇒例えば「今日はどうだった?」と聞くのではなく、
 「最近少しマシだと言ってたけど、どの部分が少し楽になった?」
 「良かったね! 他にマシになった所は?」 「へえ、すごい!〇〇ちゃん
 は頑張りやだもんね。でも、決して無理しないでね」
⇒(もし、”全然良くならない”と言って来たら)「全然良くならないと焦るかも
 知れないけど、私も〇〇ちゃんが良くなるように祈ってるよ。でも〇〇ちゃ
 んは凄いね! そんなに苦しいのにどうやって△△(仕事や家事等の日常
 生活の中で、親友がよくやれてる部分)をやってるの?」等々。

次に「2」についてですが、「頭のぽわぽわ」はパキシルの副作用の可能性
もあると思います。
「過敏性腸症候群」の約4割は、腸内細菌が原因とも言われてますので、
その場合は抗生物質が効果的です。
もし親友の場合は「心因性」であったとしても、副作用が強ければ薬の量や
種類を変えてもらうよう、お医者さんに言われるか、場合によっては、他の
病院で検査されたり、セカンドオピニオンを求められるのもいいかも知れま
せん。

最後に、にゃいかさんご自身の「無力感」、「苦しみ」、「不安」ですが、
私自信のお話で恐縮ですが、私は、相談ルームにいらっしゃった方に対して
「何とかお役立てしたい」、「少しでも楽になられるお手伝いがしたい」と日々
ご面談しています。 でも「私が治す」とか「私の力で楽にする」という考えは
持っておりません。私達の仕事は「その方が持ってらっしゃる”自分で治す力”
や”解決する力”をいかに引き出してあげられるか?」です。

ですから、にゃいかさんは、「1」のご質問の回答にも書いたように、常に
親友の持ってる「自分で治す力」、「自分で解決する力」をどうやったら引き
出せるか?を考える事です。 決してあなたの力で治すわけではありません。
想像ですが、親友さんは”あなたが苦しみを引き受けないといけない位、
力を持ってないわけがない”、はずです。

大切な親友だからこそ、彼女が持ってる「自分で何とかする力、乗り越える力」
をどうか信じてあげて暖かく見守ってあげて下さい。

そしてにゃいかさん自身も、親友のサポート役としてエネルギー不足になって
はいけません。 共倒れになってしまいます。

ですから、にゃいかさんはご自分のエネルギーを上げる事をやって下さい。
例えば「親友が元気になったら、今はできていないどんな事を楽しみたいですか?」
⇒今は、我慢してるご自分の趣味や楽しみの中で、少しずつできる事からやって
 みるのもいいですよ。そして一日一つでいいので、親友の為にその日した事や
 親友がそんな状態なのに、にゃいかさんご自身が頑張ってできた事(仕事とか家
 事とか勉強とか何でもいいです)を思い出して「私って、よくやってるわ」と自分を
 認めてあげて下さい。
  

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回答日時:2012年9月27日(木) 11:11 JST

ご回答ありがとうございました。

親身になっていただき、ありがとうございます。ものすごく助かりました。

「相手の事を自分の事のように感じる事ができる」

そういう考え方になった理由は、かなり昔のことではありますが、おそらく、私の家庭・学校における人間関係の長期に渡る重大な欠落部分が挙げられるのかもしれません。

親友から「家族みたい」と言ってもらい、お互いに真剣に話を聞いてくれたり笑いあったり、友達としても家族のような存在としても、辛い時も楽しい時も、一緒に語り合ったりしていました。

やはり親友は自分で抱え込む傾向があるので、私が悩みをきいて話し相手になりたくても、実際に今まで彼女が悩みを私に話してくれたのは氷山の一角だと思います。それでも、今までの会話で、その親友も、心にどこかぽっかり穴が開いていたのが、ふさがってくる感じがすると言ってくれました。

親友が私が育った苦境から渇望していた願望や苦しみをうるおしてくれていたため、だから私も彼女のチカラになれているのが凄く嬉しかったので…。

だから私にとってもの特にすごく大切な存在となっていたというのが、今回の薬の件で自分の事のように受けとめるという原因なのかもしれません。

なので、私の周りの友達が万一、本当に仮の話ではありますが無い方を望みますが、薬の副作用で同じ状況になっても、勿論心を痛めます。けれど、この親友ほど、自分の事の様に心配してくるかどうかといえば、非常にお恥ずかしい事ながら、疑問が残ってしまいます。

あと、その親友や周囲の人には、優しい、友達思い、芯が強いなど、身にあまる言葉ですが、そう言ってもらっております。

ご回答の件も本当にありがとうございました。

お陰様で、どう行動するべきかの標ができて、かなり気が楽になりました。
正直このところあまり眠れてなかったのですが、このご回答を拝読させていただいたあと、安心してぐっすり眠らせてもらいました。

1.2.3のご回答をありがたく参考にさせていただき、友達の力を信じて、私にできる事を私が生活を崩さない程度に全力でこれから支えていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

| 30代/女性 | コメント投稿日:2012-09-28 |

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