生活設計について

ご相談者：40代/女性

鉢須祐子様

私は、現在、中学３年生になる息子と二人暮らしです。
息子が２歳の時に夫の借金と女性問題で離婚を致しました。
協議離婚のため、子供の養育費の取り決めを公正証書にしましたが、最初の１年程で支払いは滞り、その後連絡が取れなくなりました。以後、私一人の収入で息子との生活を維持してきました。

幸い、国際団体の職員として勤めることが出来、年収450万円を得るようになりましたので、4年前（2008年）に中古マンションをローンを組み購入いたしましたが、その一年後にうつ病になり、休職期間中に復帰できず、勤め先を解雇となりました。

コツコツ貯めてきた貯金も中古マンション購入と療養中の生活費等で目減りし、2011年1月に何とか生命保険会社の営業職に就業したものの、社内のねずみ講的な仕組みやノルマ達成の為の強引な勧誘・契約、それに伴い精神的にも経済的にも破綻して行く同僚目の当たりにして、明日は我が身と不安を抱き、退職を致しました。

その後、時給1500円のアルバイトに就きながら、正社員雇用を目指し転職活動を続けてきましたが、本年（2012）2月にハローワークで紹介を受けた不動産会社の面接を受けたところ、募集業務での採用は叶わなかったものの、5月に六本木に立ち上げるオフィスの秘書をして欲しいと言われました。

6月中旬にオフィス開設をすると言われ、国際団体での年収を上回る収入をお約束頂いたので、ようやく経済的不安から脱却できると安堵し、5月末でアルバイトを終了したのですが、私が提案したいくつかの企画に注目されて、起業を勧められ、ついつい口車に乗って合同会社を設立しました。

ところが、私の起業をバックアップすることを示唆しながら、仕事はじめの人脈作りとして、300万円出資しろと言われ、新設オフィスも私が開設するようにと言われたことから、以前から何となく抱いていた不審感が自分の中で明確になり、詐欺に遭っていたことを確信しました。

現在の貯金残高400万円のうち、300万円は息子の積立金ですので、実質生活に使える金額は100万円のみです。

住民税（4万円×4期）、自宅火災保険料（1万5千円）、健康保険任意継続（1万8千円）、固定資産税（1万8千円×3期）と出費の請求が目前にありますし、設立してしまった合同会社の解散登記費用（4万円）、解散公告（3万円）もかかります。

無収入となってしまったので、早急に再就職先を探すしかないのですが、年齢的にも高収入を得ることは厳しく、これから息子の進学を控えている中で、貯金の搾取は免れたものの、月の住宅費10万7千円
（ローン7万2千円、管理費3万4千円）は大きく、マンションを手放すべきなのではないかと考えています。

今すぐ手放すとしても、引越先の契約料や実費が掛ることを考えると、何が得策なのか解らなくなっています。

ご教授頂ければ幸いです。

shimie

40代/女性 | 日付：2012年6月13日(水) 10:11 JST | 閲覧件数: 511