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学校をやめないほうがいいのでしょうか

ご相談者:10代/男性

私は現在インテリアデザイン関係の専門学校に通う1年です。

学校に入って半年以上が経過しましたが、自分のやりたいことと今学校でやっていることが違うのではないかと感じています。

私の将来の夢は木工職人(木工関係の仕事)です。
そのためにデザインも学んでおいた方がいいのではないか、
また、デザインという分野を見てみたい、
どんな分野なのか知りたいという思いで今の学校に進みました。

実際にやってみて、デザインが自分に向いていないことや、自分のやりたかったことと違うこと。
それが木工という分野とは少し離れていることもわかりました。

私は今の学校をやめたいと考えているのですが、先生や家族からは反対されています。

しかし、私には、毎日毎日デザインばかりで、時には学校に泊まったり徹夜をしたり、
自分の目標とは違うところに対して、そこまで必死になることができません。

また、今学校をやめたからといって、命を取られるわけでもないし、
絶対に仕事に就けなくなるわけでもないし、生きていけなくなるわけでもないと思います。
私には、学校をやめるということが100%否定されることだとは考えられません。

もちろん悪いことだとは分かっています。
自分で選び、親にお金を出してもらい入った学校です。
それでも学校を続けられる自信がありません。
どうしたらいいのでしょうか。


文章力がない上に、ただの弱音を吐いたような相談ですが、
どうしたらいいのかわからず相談させていただきました。

10代/男性 | 日付:2011年11月29日(火) 20:30 JST | 閲覧件数: 1,177

自分で決める選択だからこそ価値があります

川崎 ノブアキ

心理トレーナーの川崎です。

ご相談ありがとうございます。

専門学校に通いながら自分のやりたいことと
実際にやっていることのギャップでお悩みなのですね。

夢の為と選択した結果での違和感はモチベーションにも影響しますよね??
それなら辞めて次の選択を模索したいという気持ちは発生したようですね。

だけどご両親にお金を出してもらった手前決断に迷いもあるようですが
辞めても命まで取られないからという決意もあるようですね。

ところがタイトルのように
「やめないほうが良いでしょうか?」とあるということは
あなたの中で何かしら迷いがあり、
その決断を誰かに助言して欲しいという願いが感じられます。

私は、
この部分にあなたの今後の課題になるものだと思いましたよ。

これから人生において、このような選択は山のように出てきます。
あなたが悩み苦しんで決めたことだから、
どのようなことも納得できるのです。

それを他人の後押しで決めたとなると、
もし仮に学校を辞めたとしても、その結果があなたの望みどおりではないと
他人のせいにしてしまうのです。

命まで取られないからと言っていましたが
それはやはり自分ひとりで生きるようになってから
言って欲しい言葉だと思いました。

もしあなたが新しい学校に行くことでご両親の家計の負担がかかり
長期的未来を考えていたことが出来なくなるとしたら
結果的にご両親の夢を奪うことになりますよね。

これはあくまでも極端な例で、
ご両親はきっとあなたの幸せを願っていると思いますから
気にしなくてもいいのでしょうが、
自分の夢の為に周りに迷惑をかけることはないように意識して欲しいと思っています。

本題ですが、私はどんなことも意味があると思っています。
あなたは今の学校は意味が無いと思っているかもしれませんが、
やはり意味があるんだと思っています。

辞める辞めないはあなたが選択することですが
同じ辞めるにしても
何かしら今後に必要なものは手に入れたから
だから次のステージとして選択するという気持ちでいて欲しいと思います。

ドロップアウトではなく、今後に必要なものは吸収した。
そんな気持ちでいて欲しいのです。

そうでないと、これからも全て「違う」といって
やめる選択を選んでしまうからです。

デザイナーになりたいという思いがあるようですが、
たまたま学校という選択肢があるだけで、
本当になりたい人や本当の道を見つけた人は、
学校に行かなくても、何からでも糧にできます。

道を歩いていても発見したり、人と話をしているだけでも、
全て木工職人としての知恵やアイデアに結びつくことが出来るはずです。
ましてや違うといいながらも類似の学校に行きながらなら
いろいろな発見になると思いますが、
どこかであなたの中で、
<木工職人とはこうだ!!>という決め付けがあり
そのために必要なものはこうだ!と思い込んでいるのかもしれません。

もっと多角的に木工職人を見てみると
案外必要なスキルや考え方、生き方のヒントなど今の学校にあるのかもしれませんよ。

また別の視点でいうと、木工職人になりたいと思っているのも
実はあなたがこれから叶えたい手段でしかないかもしれませんよ。

どうして木工職人になりたいと思ったのか。
それをしている自分はどんな気持ちなのか。
誰にどんなものを提供して、どうなって欲しいのか。

そんなことを考えてみると、
木工職人でなくても叶えられるものがあるかもしれません。
それを知っていたら、もし今後、木工職人から選択をすることになったときも
これまでの経験を無駄と思えず、
全て過程の為に必要なことだったと思えると思っています。

長々と書きましたが、同じ生きるのですから毎日をつまらないと思うより
今の現状からでも何か一つ楽しいとかなるほどという発見のある生き方を
選択してみればいかがですか?

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回答日時:2011年12月 1日(木) 12:03 JSTお礼のコメントを書く

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