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回答プロ:心理カウンセラー(うつ・人間関係・労働・教育) 渡辺 裕子
ご相談者:40代/女性
先生、お久しぶりです。
また、お願いしたいのですが。
タイトル通りなんですが、
数年前、息子がよそのお宅から黙っておもちゃを持って帰ってくるという問題を起こし、
その時は、相手の方に親子で謝罪に行きました。
そして、息子には、いけないことだときちんと話をして、理解させ済んだはずでしたが
日にちが経ったあるし、相手の親御さんが、連絡してきて、
うちの子が、また、家に入っていた。そして、物が無くなった。と。
そして、息子に聞くと、「入ってない。取ってない」と言っていると言い返すと、
自分の目の前で家から出てくるお宅の子をみてる。と、言ってきて、
「嘘つきの泥棒。どんなしつけしてるの!?」(他にもいろいろ言われて)と、散々罵られ
相手からの罵りと、息子が私に嘘を付いてた事がショックで、息子を思いきり殴りました。
息子は、「相手の子に入れ。と言われて仕方なく入ったけど何も触ってない。」
私に叱られたくなくて嘘を付いた。と、言ってました。
その後、私自身しばらく、いろんなショックから立ち直れなく、息子も、身体に精神的ストレスから
じんましんが出て、大変でした。
その後は、相手のお子さんが誘いに来て子供同士は普通に遊んでます。
今は、お互いに成長して、遊び仲間で、同じ学校で、クラブも同じで・・・
でも、私の中で、あの時のショックで、しばらくは相手の顔を見ることも出来なかったのですが、
ここ何年かで罵られた言葉に対して怒りに代わり、相手に会うと、自分が視線を逸らしたり
つんけんするようになってましたが、最近は、これではいけないな・・と、自分で思うようになり
、先日、思い切って会釈をしたら、ものすごい顔で睨まれました。
今は、もう、あの方とは、関わりたくない。という気持ちの方が強いのですが、
これから先、どうしたら良いのでしょうか?
私の気持ちは、
「人の子を平気で疑い、また、人に対してあんな風に罵れる人たちとはつき合いたくない」という気持ちが
強いです。
子供同士は遊び仲間ですが、何かに付け、子供の口から相手の名字を聞きます。
辛いです。
出来れば、姿を見ないようにしたい。どこかへ行って欲しい。
私、間違ってますか?
40代/女性 | 日付:2011年4月15日(金) 17:40 JST | 閲覧件数: 4,736
rumiさん、こんにちは。お久しぶりです。
ご回答が遅くなり、申し訳ありませんでした。
同級生の親御さんとのトラブルが、いまだに尾を引いていて、怒りが湧き上がってくるのですね。
確かに、自分の子どもに濡れ衣を着せられ、泥棒呼ばわりされれば、腹が立つのも当然のことだと思います。
また、人は、落ち込んだとき、怒りで立ち直ろうとする心の働きがあるので、rumiさんが怒りを感じることは、間違いでも、悪いことでもありません。
なので、罪悪感を持つ必要は全くありません。
あなたが挨拶をしたくないのなら、しなければ良いと思いますし、お付き合いする必要もないと思いますよ。
ただ、この感情がいつまでも続くと、自分自身が辛いですよね。
この感情を押し殺そうとすれば、心の中に澱のようにたまって、あなた自身を苦しめてしまうかもしれません。
相手に今さら怒りに行くわけにもいきませんし、怒りを抱えたままだと、爆発して、ご家族に迷惑をかけることになるかもしれません。
ほんとうなら、カウンセリングなどであなたの思いをすべて吐き出すことができればよいのですが、そのような場はありますか?
もし、無いようなら、アートセラピーで、怒りを色で表し、思い存分描いてみる。とか、怒っていることを、文章にして書いてみる…なども考えられる方法です。
もし、できそうならばやってみてください。
また、怒りの感情が湧き上がってきたとき、自分の気持ちを客観的に見つめてあげてください。
そして、「ああ、、自分は怒りを感じるほど辛い思いをしたのだ。」自分をいたわってあげてください。
そして、「良く頑張ったね」
と、自分で自分をほめてあげてください。
そして、そんな感情を持つ自分を赦してあげてください。
それだけでも、かなり怒りが和らぐのではないかと思います。
また、相手の顔も見たくないし、名前を聞くのも辛いでしょうが、相手のお子さんと、息子さんが良い友達同士なら、自分の感情と、お子さんの友人関係は区別してください。
あなたにとっては憎い相手の子どもでしょうが、
息子さんにとっては、友達なのですから。
親が嫌だから、子ども同士も付き合ってほしくない…という気持ちは良くわかりますが、
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」
というのは、いかがなものでしょうか。
あなたがその相手の親と付き合わなければよいのです。
お子さんの友人関係は、お子さんに任せてくださいね。
今は、ご自分の心を安定させることが、rumiさんの一番の幸せにつながります。
そして、もし、その相手ともう一度トラブルになることがあったら・・・
それはチャンスです。
その時はすぐにお電話くださいませ。
大丈夫、問題解決の方法はいくらでもあります。
怖れることなく、進んでください。
回答日時:2011年4月19日(火) 18:56 JSTお礼のコメントを書く
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