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親友とその奥さんの間で厄介な事態が起きています

ご相談者:30代/男性

いつもありがとうございます。
私は来年1月末まで診断書が延長となり、ゆっくり休養しています。また何かありましたらよろしくお願いします。

親友(男 以下A)から直接聞いた範囲の話です。

Aの奥さんの実家の両親は62歳程度ですが、体調の都合上2人とも数年前から貯金暮らし→さすがに現在は貯金はゼロで、現在は年金生活です。
奥さんの現在の住まいと、奥さんの実家は車で2時間程度(2県離れています)で、普段は電話&メールのやり取りだけです。

結婚前、奥さんの貯金はそこそこあったらしいのですが、奥さんの管理不十分でカード情報を読み取られる被害に遭い、残っていた残高がゼロ。
現在の収入は、車購入の際に組んだ自動車ローンや生活費、プライベートなどに使用している様ですが、少ない収入の為すぐになくなります。

奥さんは都会育ち・車の免許なし→結婚して田舎で免許取得・車購入・カード被害
 
となっている為、奥さん自身の生活にもお金が必要です。
また親友も収入が少なく、転職先を探しているそうですがなかなかありません。
Aは自身の収入でプライベートに満足に楽しめていないと言っていました。

先日私が些細な金額を貸し、A自身の給料日に返しに行くと約束していたのですが、銀行に行けば残高がほぼゼロ。
普段は奥さんが生活費の管理していることからAのカードを奥さんが持っており、話を聞くと奥さん自身の実家の状況を知らされたということです。

それまでAは奥さんの実家の状況を、奥さん・奥さんの実家からも一切聞いておらず突然の情報で驚き、私に返すはずのお金が無くなったと言ってきました。
長い親友関係であり、Aは騙したり夜逃げしたりする性格でないことは把握してますので「先に(Aの)自宅内の状況をまとめてからにしろ」と言いました。

Aは温厚な性格ですが、さすがに奥さんの実家にクレームを言う(?)電話をしたらしく、離婚も考えたそうです。
A夫婦に子供はいません。

離婚となった場合、特に収入の少ないAにとても負担が掛かってくると思いますが、どうしたらよいでしょうか?
A自身も悩んでいますが、私は上手くアドバイスできません。
お力を貸してください。お願いします。

30代/男性 | 日付:2011年11月 8日(火) 09:46 JST | 閲覧件数: 4,118

基本的に他のご家庭の事情には立ち入らないことが本当の親切です。

心理カウンセラー(うつ・人間関係・労働・教育) 渡辺 裕子

garioさん、こんにちは。
ご回答が大変遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。

さて、今回はgarioさんのご親友、Aさんのご家庭の問題なのですね。

最初からはっきりしたことを言って気分を悪くされるかもしれませんが、基本的には他のご家庭の問題は、その家庭が解決するべきものです。
したがって、garioさんが考えることではなく、ご親友本人が考えることです。

それを重々承知していただいたうえで、アドバイスをします。

まず、garioさんがAさんに貸したお金は、戻ってこないものと腹をくくってください。
あげたものとして考え、戻ってきたらもうけものと思ってください。

そして、今後は一切お金を貸さないようにしてください。

ひどいと思うかもしれませんが、できることとできないことの線引きをする。これが本当の親友、本当の親切です。

Aさんの問題にも首を突っ込むことは止めましょう。
なぜかというと、誰かが助けでばかりいると、ご本人が問題解決する能力を無くしてしまうからです。

その上で、Aさんにアドバイスをするなら、まずは、お金の管理を奥さんに任せないこと。

今までそのようないきさつがあったのに、奥さんにずっと財産管理を任せておいたのはいかがなものかと思います。

そして、ほんとうに離婚したいと思っているのなら、離婚問題専門の法律家に相談に行くことです。

今の状況で離婚しても、Aさんには何の不利益もないと思われますが、私は法律家ではないので、ほんとうに経済的負担がかかるのかどうか?つべこべ悩むより、聞いてみたほうが早いと思います。

garioさんがほんとうに優しい性格なのは、よく知っています。
それはとても良いことです。

しかし、時にはその優しさがあだになってしまうことも知っておいてください。

ほんとうの優しさとは、時には厳しさも必要であることを知ってください。


gario1さんには本当にご自分ことを考えて治療に専念してほしいと思い、あえてきついことを書きました。

まずはご自分のことが優先順位1番です。

garioさんの体調がもとに戻ることを心からお祈りしています。

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回答日時:2011年12月26日(月) 23:47 JST

大変お忙しいところ、ご連絡を頂きありがとうございました。

先生の回答は、決して「厳しいもの」・「こちらが不機嫌になるもの」ではありませんでしたので、ご理解願いたいと思います。

私も先生のおっしゃる通り、他人の家庭に首を突っ込むのは止めようと思い11月半ばぐらいから連絡は一切止めています。
こちらが余計に心配して連絡しても、「無駄」だと感じたからです。
昔から私は「おせっかい」な性格でして、その分自分が気力の面で疲れることを療養中の現在になって感じました。
ある程度の年齢になっているのに、自分の性格が分からないのは恥ずかしいものです…

長年の友達・ある時は大事な相談相手なので、金銭面も殆ど気にしていません。
自宅療養中の身ですが、傷病手当の受給で生活もごく僅かな貯金も出来ています。
私は「ケチ」な性格で、金銭を貸す限度も厳しいので今後は大丈夫です。

ただ、元の元気な姿を見せてくれる日がくることを一番に願っています。

私の方は、先生のアドバイスのお陰で少しずつ心身ともに回復しています。
でも焦らずゆっくり休養します。

今回もありがとうございました。

| 30代/男性 | コメント投稿日:2011-12-27 |

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心理カウンセラー(うつ・人間関係・労働・教育)
渡辺 裕子相談件数:216件
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