相談&回答 |
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回答プロ: 松下 豊太郎
ご相談者:30代/女性
すぐではないですが、将来離婚を考えています。有利な離婚時期や、財産分与について、また離婚前にやっておいた方が良いこと、などを具体的に相談して心を軽くしたいのですが、どんな専門家(弁護士?行政書士?その他?)に相談すれば良いのか、わかりません。それぞれの専門家の業務範囲を教えてください。
30代/女性 | 日付:2011年3月10日(木) 22:22 JST | 閲覧件数: 12,205
すでにカウンセラー、弁護士など数名にご相談され、それぞれ回答を得ておられますから、離婚に対する視点やサポート方法立場が違うことにお気づきだと思います。
弁護士は、相談者の出した方針に沿って、過去の事実関係から法的な権利義務を中心に代理人として相手と交渉し、依頼者に有利になる決着を目指します。このとき、相手が同意しない場合は裁判所の力を活用し、相手の意に反しても強制力ある「判決」による決着をつけるのが一般的です。
カウンセラーは、法を駆使した決着ではなく、相談者の考え方、心理状況に着目した、感情的、精神的な側面からのサポートが中心となるのが一般的です。
行政書士は、弁護士が双方の主張の相違点を見出し争う手法に対し、過去事実の決着ではなく、将来に向かって、今後の生活を支える合意点を探し当事者間解決を図り、水掛け論に陥らないよう書面を作成することでサポートします。
当事務所では、離婚後の生活設計のための準備、当事者間での話合いの立合いや、協議事項のまとめや協議書の作成、公正証書とする場合の公証役場とのコーディネイトなどが中心となります。
また、双方が話合いのテーブルにつこうとせず、対立したままといった状況ですと、調停申立てなど裁判所での手続をおすすめすることもあります。必要であれば弁護士の紹介もしています。
最後に、公開の無料相談では、個々のケースによって大きく違う個人情報を含む具体的な状況を検証できません。また、ご自身が「貧しくとも笑顔ある家庭を築く」とハラを決め一歩を踏み出すことが、離婚のスタート地点だろうと思われます。
回答日時:2011年3月13日(日) 11:34 JSTお礼のコメントを書く
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