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統合失調症の人の感情と自分の感情

ご相談者:40代/女性

統合失調症の男性と1ヶ月前にひょんなことから知り合いになりました。
数回、精神科に薬をもらうために連れて行ったことがあります。
自分は躁うつ病だとも言ってました。


自分のことをとても気に入ってくれたことはうれしかったですが、
毎日毎日1日中かなりの数の電話をかけてきます。


あまり無視するのも悪いだろうと電話に出、
自分に恋愛感情は全くないので断るのですが、受け入れません。
断っても断っても電話をかけてきます。いつまでもかぎりなく話してくるので、
こちらから電話を切る場合がありますが、その場合、相手はイラッとくるようです。


相手が病気であり、やくざさんと交流があるという状況から、
なるべく平穏に、相手には自分のことにかかわらないでほしいと伝えるのですが、
「結婚してくれ」「お前のために何かさせてくれ」「お願いだから」と悲しそうに訴えてきます。
そうかと思うと、「俺のこの苦しい感情をどうしてくれるんだ」と言われたり。
「連絡を待ってるから、ずっと待ってるから」と毎回留守電が入ります。


恋愛経験の乏しい自分は対処にとまどっています。
相手を傷つけるのも悪いし、平穏に終わらせたいし。
病気の人に強く言うこともできず、わたしの胸は苦しく、自分がノイローゼになりそうです。
だれにも相談できません。警察にもいけません。


もう二度と電話・メールには出ないようにした方が本人のためにもよいのでしょうか?
無視すると家まで押しかけてくるのではないかと心配になります。
相手の行動が予想できなくてこわいです。


わたしが優柔不断に八方美人的に対応してしまったつけがきたのだと自分を責めています。
少しだけでもアドバイスしていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。

40代/女性 | 日付:2010年6月18日(金) 21:52 JST | 閲覧件数: 4,469

このジャンルは私の経験上の得意ジャンルです♪

心理カウンセラー 福屋 義美

はじめまして、福屋 よしみです♪
お返事が遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
この度は御相談ありがとうございます、お返事させて頂きますね♪



まず、私自身が薬物依存症者の家族だという事を
初めに申し上げておきます。

薬物依存症者の家族側は全員が
共依存症的な生き方をしています。
(自己犠牲から始まる世代間連鎖です)

1つ目のポイントですが
何故、自分の家族や人間関係に統合失調症的な方との
人間関係が出来たか?という事です。

2つ目のポイントは
統合失調症と言われる方との距離の取り方を学びたいという
ご自身の意欲の大切さが問題解決に向けて大事だという事。

3つ目のポイントは
万が一相手の方が危険な行動に出た時を想定し
事前に警察等への相談をしておいた方が良いという事。
(これは私の経験からです。)

以上の3つにポイントがこの問題解決に大事という事で
お話をさせて頂きますね♪
一人で考え込まずにポイントを抑えれば
そんなに難しい・大変な問題でもありませんよ♪



世代間連鎖から来る犠牲的な生き方に気付いて
現代で言われる、自分の共依存的な生き方を
変化させる事をすれば、現状は変わります。

共依存という言葉について少し詳細に
心理学の現場からお話させて頂きますね。

・共依存(Co-Dependency)
自らの自然なセンター(心の中心)が無くなると
家族、恋人、友人、対外的な人間関係を持つ
誰かに対して犠牲的になります。

これが、進行していくとその影響は
パートナーシップや社会での人間関係に
持ち込まれてしまうわけです。

共依存は、一見して良く相手の世話をしているように見えます。
しかし、これは役割であり自分の人生を
前に進ませるという事に対して
自分自身が恐れという感覚を隠しています。

共依存症にいる時は真実(本当)ではない相手の方へ
援助をしまるで助けてるかのような(援助者)になってしまいます。

心の中では「自分は相手の為に非常に役に立っている!」
という誤解のサポートをし続けるような犠牲的な生き方を
し続けていきます。

相手が良くなってしまったら「自分はまるで役に立たなかった...」と
感じてしまうような事も多く、悲しみ・寂しさ・孤独感に
打ちひしがれて人生での虚無感を感じ続けたり
人生での意味が見出せず、無気力・無価値を感じてしまうような
状況がさらに続いてゆきます。

私自身の中の共依存的な生き方(犠牲・癒着)
さえ癒してしまえば、現在の状況の出来事は
なくなってしまうといっても過言ではありません。

これが、私のカウンセリングでの経験と体験した事に
纏わるものでもあります。

そして最後にカウンセリングに関して
ご説明をさせて頂きます。

カウンセリングとは、誰かの言葉や態度で「心が痛んだ。」とか
過去や現在の出来事で「心が傷ついた事など。」
例えば「現在どうしても受け入れられない事がある。」
という問題を、カウンセラーは今の状態より
楽に簡単に抜けていけるように、多くの提案をしていきます。

そして現在の環境や状況を楽にし
人生楽しく生きていく為の【ツール】です。

頭では理解しようとしているけども
どうしても心で受け入れる事の出来ない感情
(寂しさ・孤独さ・惨めさ・苦しさ・辛さの感覚など...)

自分の考え方で現在のどうにもならない問題や状況を
カウンセラーは(相談者様以外の)多くの物の見方や考え方を
提案し続けていきます。

そして問題を問題でなくなるように
今の貴方の心の環境を変化させてゆく事が出来ます。
これがカウンセリングです。


カウンセリングの内容に関するお問合せは無料です
お気軽にお電話ください♪


福屋 よしみのHP

(心のことや日常をBlogで随時更新中です♪)

福屋 よしみ からのお返事でした♪

このプロに有料相談

回答日時:2010年6月24日(木) 20:46 JST

福屋先生、ありがとうございました。

共依存症に陥らないよう、必要な時には
カウンセリングを受けることもひとつの道。

生きるうえでのひとつの「ツール」ですね。
その時はよろしくお願いいたします。

| 40代/女性 | コメント投稿日:2010-06-25 |

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心理カウンセラー
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