相談&回答

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料理を食べない婿

ご相談者:50代/女性

娘夫婦のことです。
入籍同居後一ヶ月です。
娘が 遊びにきたらげっそりやせていました。
どうしたのか聞くと 婿が自分の夕飯を食べてくれないということでした。
あるとき 3日続けて食べ無かったので大きな喧嘩になったようです。
婚前から うるさいとは聞いていました。彼のお母さんも辟易しているということでした。
しかし 娘には優しくよく気がつく人です。

共働きで 娘の方が収入が多いのです。
その分 仕事も忙しく 生活全体がしんどそうです。
新築の新居を買っての船出でしたので仕事はやめられません。
掃除は 婿が一手に引き受けてくれているようです。
掃除好きだから 気にしなくてよいということで 実際実家でも
掃除好きだったようです。
洗濯も手伝ってくれるようです。
ただ 少々金遣いは荒く 経済的には娘が一生懸命 管理しているようですが
いわゆる独身貴族でしたから その面でも 娘には不満がたまっているようです。

本当に 大きな欠点もなく仲良し二人だったのですが 食事が気に入らないと
一口口をつけて 後は食べない それが 三日に一度ではすまないようです。
市販のものは食べる、只娘の味付けのものだけはたべないというのです。
ちなみに娘の料理は ごく普通 そんなにまずくはありません。
なにしろ 料理本のレシピどおりですから。
ただ 盛り付けはちょっと雑です。
婿は 魚好き 娘は魚嫌い で結婚後一度も魚料理はしていないそうです。
そのことへの無言の抗議かと思いますが、いえばよいのに 只食べないというのが理解しかねます。
とにかく 苦情は言わないそうです。
ただ 大喧嘩した日は 今夜は食べれるかな?とおもいながら帰る身にも なれといわれたそうです。
これは 一体何なのでしょうか?
普通 食べるけど文句もいう というのが 気楽な新婚というものだと思います。
婚約中は いかにも恐妻家という感じがしたのですが

50代/女性 | 日付:2010年5月28日(金) 00:02 JST | 閲覧件数: 4,511

夫婦はライバル?

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

2511さん お返事お待たせ致しました。
このご質問に関して、完全なる答えは出ないかもしれません。
やはり、お気持ちは解りますがどんな事もご本人からのご相談でなければ、こちらのアドバイスも届き難いので
解決する為にも、親御様から意見という事になり、どの段階でも、ワンクッション挟んでのアドバイスになり
直接的ではありません。
そしてこのご相談内容もこれは娘さんの親御様からの立場からの見方ですと、身びいきな見方かもしれません。
逆にこれが婿側の親から言わせると、また別の観点から考えることかもしれません。
そういう事で、本当に悩まれておられるならば是非、娘さんから改めて相談を寄せて頂けるとありがたいです。

とは言え、せっかくこうして御相談を下さったので、何にも無しとは言いません。
参考までに、御答えさせて頂きます。

では、回答させていただきます。
この案件への答えは 2通り考えられます。
先ず A案として考えられるのは、大げさに考えるほどでもないという場合です。
結婚したての頃は、こんなぐらいの事は起き得る問題というケースです。
誰しも、育った環境も、食生活も違う2人が一緒に生活し始めると、お互いの違いをすり合わせる事に
数年掛かります。
お互いが歩み寄れる事もあれば、どちらかが諦めるという譲歩もあります。
それはこうした時期を経ての事だと考えるとどちらの夫婦にもよくあることです。
もう少し、2511さんに親としての身びいきをせず、考えて頂くとなると、新婚1ヶ月が経った今も、どうしてお魚料理を作らないのかという事です。
2511さんまでご存知の事実でありながら、作らない(作れない?)としたら、ご主人も、無言の抗議をしたくなると思います。
【 食事が気に入らないと 一口口をつけて 後は食べない それが 三日に一度ではすまないようです。
いえばよいのに 只食べないというのが理解しかねます。とにかく 苦情は言わないそうです。】
これは、母親からの過保護的過ぎませんか?
言えばいいのに・・・とありますが、お婿さんはお魚が好きだと仰ったので、お母様までお婿さんがお魚好きだという事を解っていて、妻である娘さんがお魚料理を一切作らないとなると、逆にメニューに困りますよね。
お魚を使わない料理という事は、ほとんどがお肉か野菜料理な訳でしょう。
そうしたら、3日に一度くらいお魚が食べたくなり、お肉がだったらいい加減、食卓を見て、うんざりするでしょう。
でも、苦情を言うと、空気も悪くなるので、黙って食べないという事になるのではないでしょうか?
ま、しかし、百歩譲って考えると、市販の物は食べるという事で、お惣菜でお魚料理を買ってこられているのかもしれません。でも、おそらくお婿さんが黙って食べないという事は、もっとお魚を食べたいのか、手作りのお魚の煮つけや、焼いたのを食べたいのではないでしょうか?
最近は、お惣菜は美味しいのが出回っていますが、お婿さんが実際、実家の母親がお魚料理をよく食べさせてくださって、
それがとても好物だったとしたら、市販のお惣菜はお口に合わないでしょうね。
でも、娘さんは、レシピで料理を作る人ならば、お魚料理もレシピどうり、作ればいいと思うのですが・・・・
もしかしたら、奥様はお魚を、見るのも触るのも嫌?
現に、2511さんが娘さんを育てておいでになった時は、娘さんはお魚を食べていなかったのですか?
それなら、それでお婿さんと娘さんはよく話し合うべきです。
正直にお魚が苦手だと言ってしまって、白旗を揚げて下さい。
その上で、お婿さんが食べたいのなら家事分担されているように、3日に一度でもローテーションを決めて
お婿さんに料理も手伝ってもらえばいいじゃないですか?
男性にとって、妻は何でも家事が出来て当たり前と思っているようです。
でも、苦手な事は在って当然ですし、新婚の内だからこそ、甘えという武器は使えます。
お婿さんは「何故、魚料理が上手く出来ないのだろう?」と思って、恐らく何度も仰っていると思いますよ。
それでも、改善されない時は、もう怒りを通り越し、無言になってしまうでしょう。
また、娘さんも、「何故、私の料理を食べてくれないのだろう?」と思うとつい怒りや嘆きの気持ちが強く出てしまいます。
荒っぽいかもしれませんが、苦手な事を隠して、ムキになって抵抗しなくても苦手な物は苦手として、早く降参する方がいいです。
そしてお婿さんの作る魚料理を、「やっぱり好きこそものの上手だね~」と美味しそうに食べてあげればいいのです。
あ、そうか~娘さんはお魚が苦手か~
じゃ、食べなくても、お魚に関してというより料理の当番をご主人にも与え、ご主人が好物を作ればいいのじゃないですか。
これが50歳も60歳もなれば話は別ですが、男性はおだてれば、結構動いてくれますよ。
と、これまでが娘さんが魚に対して苦手意識がある場合の解決法です。

では、次、B案です。
2511さんはパソコンは使えるのですから、一度「モラルハラスメント」という言葉を検索して見て下さい。
結構、外面のいい男性は、人前では恐妻家のような振りをし、妻に頭が上がらないように、夫婦仲のよさをアピールします。
当然、結婚前なら、演技とは誰も判りませんから、レディーファーストを気取ります。
でもこのモラルハラスメントというのは、結婚して正体を現し始めるのです。
妻の人格を否定する。妻の周りの人間関係までをけなす。妻の能力を否定する。妻の努力を信用しない。
妻が人と交流することを嫌がる、それは妻の実家も含む。そして酷くなれば、無視です。
この中に、もちろん妻の作った物も、妻の能力の一つですから、料理を食べないという形で、妻の努力を否定するののです。
モラルハラスメント・・・・・精神的DVという物です。
これは周りから見ると、解りませんが、妻本人がもっと判りません。
でもいつか、気が付くのです。
猛獣の檻の中に入れられた、ウサギだと。
檻の猛獣は、退屈なのでウサギを殺さない程度に、いたぶります。
死んでしまわれたら、自分も困るので、生かさず、殺さずという程度に意地悪をします。
外から見ると、あんな猛獣の傍にいる子ウサギが、共存しているのは、仲がいいとさえ見えてしまいます。
普通なら猛獣の餌になってもおかしくない、小動物のウサギと仲良く檻で生活していると、猛獣の事を優しくさえ見えてしまいます。
しかし、実は良く見ると、猛獣はいつも、喉の奥をガルルゥ~と鳴らして、外に出ないように見張っているのです。
これがもういうタイプの夫がモラルハラスメントです。
これは残念ながら、治るとか、変わるとかはありません。
そして一番厄介なのが、この被害に遭っている娘さん自身がこの事に気付いていない場合が多いのです。
だからお母様にも、話せません、ただ、何となく結婚前のご主人とは何か違うな、という違和感を感じているはずです。

このモラルハラスメントとは私の元夫は違いましたが、実は私も夫婦の問題でずーと悩みを抱えていました。
しかし、親には心配を掛けたくなかったし、子供にも、夫の悪口は言った事がなく、ずーと仮面夫婦をしていました。
私の子供は私達夫婦が離婚をしたと告げた時、「へっ?なんで?」と目を丸くしていました。
私の母親は最後まで、私達がそんな状態だとは知らずに亡くなりました。
私は全く表には、私達夫婦の事は、私の兄弟にさえ話せなかったのです。
尤も、母親は本当は解っていて何も言わなかったのかもしれませんが・・・・

そういう事で娘というのも色んなタイプが在って、回りに何も相談できない意地っ張り?だったから何も言えなかったような気もしますし、元夫をやはり好きだったから、信じていたのかもしれません。

いえ、何とか自分達で解決したいと思っていたし、誰にも判って貰えないという孤独感もありました。
これが私の場合15年以上続きましたから、やっぱり意地っ張りだったと思います。

この根底に何があったかと今、考えると 私たちは夫婦じゃなかったと思うのです。
元夫も不思議な人で、私の事をこけ下ろすくせに、時々私の事を尊敬?とまでは行かないけれど、
すげ~という事を感じていたようです。
どちらかというと、ライバルのような関係です。
だから、何かはなしをしようとすると、先に先制攻撃をしかけてくるのです。
いつも、怒っているのです。
これが、何故か、解らなかったのですが、いつも私を見下し、怒っているのです。
でも、ある時、元夫が「喧嘩(口)攻略法」という本を読んでいるのを知りました。
中身はたいした事は書いてないのですが、とにかく出会い頭の交通事故のように
喧嘩が始まれば、理屈抜きで先に荒っぽい言葉を吐け、そしたら相手は1歩引く、
こんな内容でしたかね。
私を下に見ているなら、もうそれで、勝負がついているではないかと思い、私はこの本が不思議でならなかったのですが
元夫は私にだけでなく、他の人の事も一杯恐れていたのです。
私に対しては、悪態ついて、偉そうにしているくせに、私を恐れていたなんて、ず~と後から聞いて解った話です。
だから、世の中には、妻に逆ギレしたり偉そうにしたりする夫は必ずしも恐れなくてもいいと思っています。
弱い犬ほど、よく吼える・・・です。
今は、私は男性のうなり声は何も恐くはありません。
男性の空威張りや、先制攻撃は弱虫の証拠ですから。
と、ここでちょっと気になったのは、お婿さんの方が妻より収入が低いという事です。
こんなことは解りきって結婚したので、お互い承知の上と考えがちですが、実はこれがお婿さんにとっては
苦痛というより、卑屈になります。
そこで男という生き物は、自分の威力を誇示したくなるのです。
これがライバル心となって現われることがあります。
こうした、本人でさえ気付かない、複雑な心境というものが、夫婦の間に色んな影となって現われます。
内向的な夫に社交的な妻。
理解し合って、お互いの違う面に惹かれ、結婚したはずでも、結婚すれば、それがコンプレックスとなることもあります。
お互いの違う面を、面白いと感じる明るさがあればいいのですが、ネガティブな人は
それが、マイナスになって現われるのです。

**** おっと、話はそれました。
私は娘さんが Aのタイプである事を願っています。
でも、もしBのタイプなら、改善の可能性はありません。
私が2511さんなら、「まだ子供もいないのだから、さっさと別れて帰ってきなさい」といいます。
しかし、これがAかBかは、娘さんの話を直接お聞きしないと解りませんので、私は是非一度娘さんとお話しがしてみたいと思います。必要であればお電話下さい。
┏┏┏┏   
┏┏┏   NPO法人 Re;婚かうんせらぴー 
┏┏   
┏     ●ご予約総合受付窓口●
    TEL 06-6366-1100
                   
URL   http://rikonsoudan.org
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振り替え   ゆう貯銀行 14180 - 94982671
口座名   トクテイヒエイリカツドウホウジン リコンカウンセラピー

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回答日時:2010年5月29日(土) 19:43 JST

アドバイスありがとうございました。
とても 参考になりました。実は 先般娘に魚量利を勧めたところ 今日作ってきました。
どうも 根本的に煮魚にたいする観念が間違っています。
薄味に煮汁の中に 切り身が浮いていました。
もともと 薄味好みなのですが ちょっと 知識不足です。
まずは 前者と前提して 娘に魚料理を強く勧めます。

モラハラ感も無きにしもあらずですが 微モラハラなら 跳ね返せると思います。
私の夫は 中モラハラです。

次に娘の泣き顔を見たら そのときは 本人からご相談させたいと思います。
そのときはどうぞよろしくお願いいたします。

| 50代/女性 | コメント投稿日:2010-05-30 |

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・回答を読みましたらご投稿下さい。


夫婦問題カウンセラー
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