相談&回答 |
約3分で読めます。
※相談&回答を読んだ時の目安時間 |
回答プロ: 松下 豊太郎
ご相談者:50代/男性
フィリピンに在住だった友人(67歳)が去年10月21日に胆道がん治療の為日本帰国、本籍の実家にて転入手続き、国からの年金振込み先銀行口座の開設、年金機構に振込み先変更手続きをし、国民健康保険証取得後、地元の開業医を受診、そこの紹介で県立がんセンターに入院、黄疸の治療後12月14日手術、翌15日に再手術をおこないました、しかし術後一回も意識を回復する事なく今年の1月21日に亡くなられました。彼にはフィリピン人の奥さんとその間に2歳のお子さん(日本の役所へ届出済み)がおられ、奥さんが全く日本語が分からない為、友人だった私達3人(いずれもフィリピン在住の日本人)が亡くなった友人の妹(本籍の実家に在住)を代理人として遺族年金の申請を行い、2月中旬には申請書類一式を年金機構に提出できました。奥さんは亡くなった本人から2ヶ月分の生活費しか渡されてなく、それ以降の生活費の事もあるので、妹さんに本人の荷物の中にフィリピンの銀行通帳らしき物がないか聞いてみた所、銀行の通帳やキャッシュカーらしきものは全く見当たらないとの返事でした。生活費(1月に6万円と2月に5万円)を妹さんに連絡して、友人の年金の振り込みがあった中から都合をつけてもらいました。しかし妹さんから貰ったメールによると、亡くなった友人には、カードローン数社に借金があるらしのです。本人が術後昏睡状態に入った直後に妹さんから借金があるとメールで連絡を頂いておりましたが、こちらから何処にどれだけ借金があるのか具体的な金額を教えて下さいとメールしました所、その返事の内容は(奥さんが聞いたらびっくりするし、計算できないと思う)と言った抽象的なことしか返事しか帰ってきませんでした。国からの年金振込みはフィリピンの銀行でこれは生活費用で、企業年金の口座(日本の銀行口座)、カードローンはこの日本の口座にしていた様子との事でしたが通帳もキャッシュカードも見当たらないとの事でした。つい先日メールが届きカードローン数社別に金額が書かれ合計約120万円の借金があるが、本人死亡後3ヶ月以内に申請すれば財産相続の放棄が出来るとも書いてありました。その後奥さんの生活費の件でメールを入れ遺族年金の需給が始まる迄生活費をお借り出来ないか相談しました所、医療費、葬式代等生活費を含め返して貰える保障が心配との事でした、我々友人3人が集まって、財産相続の放棄に付いて話あったり、何か資産らしき物が残ってないか、奥さんに預けていたファイルを見て居た所、厚生年金基金の証書のコピーを見つけ、さっそく電話で確認した所、妹さんから本人死亡の連絡を頂いており、加算年金の一時金返却手続きも済ませ約83万円が近々妹さんの口座に振り込まれる予定だと聞きました。その事を妹さんにメールで連絡し、遺族年金は奥さんの固有の権利なので幾らでもお手伝いしますが、財産相続の放棄や医療費、葬式代云々は身内同士の話し合いになるので我々(第三者)が介入するべきでないので辞退したいし、我々が願っているのは、奥さんに遺族年金が支給され、安心して生活が出来、又これからも妹さんと奥さんが良い親戚付き合い出来る様になる事だけですと連絡したら、急に態度が変わって、私(妹さん)はその様な事は考えておりません、奥さんの生活費を貸す力もありませんし出来ませんと返事が帰ってきました。
このまま、遺産相続放棄の手続きをしなかったら何か問題が起こるのでしょうか?
50代/男性 | 日付:2010年3月10日(水) 02:33 JST | 閲覧件数: 4,402
(1)相続放棄の手続きをしなければ、原則として、日本の民法の定めに従い、妻1/2、子1/2の法定相続分どおり、プラスの財産も借金等マイナスの財産も相続により継承することになります。
(2)故人に妻子がいる場合、故人の親・兄弟姉妹は法定相続人になりません。なお、日本の民法により相続権に基づく、フィリピンの預貯金の手続きの方法については残念ながらアドバイスできる知識経験がありません。現地の銀行、大使館領事館等で手続き確認してください。
(3)なお、悩み辞典の無料相談はより多くの方に公平にご利用いただく趣旨から、原則1回とさせていただいております。ご理解ください。
回答日時:2010年3月10日(水) 13:31 JSTお礼のコメントを書く
・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。
こちらのプロも相談受付中です。
悩み辞典は、安心して登録・相談できます。
※ 当サイトは、ご記入いただいた個人情報を、お問い合わせに対するご連絡以外の目的では使用いたしません。
※ ご記入いただいた個人情報は、当サイトで保有し、第三者に提供することはありません。
※ 当サイトの個人情報の取扱方針につきましては、プライバシーポリシーをご確認ください。
※ 財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)より個人情報の適切な取扱いを実施している企業であることを 認定する「プライバシーマーク」(Pマーク)を取得しています。
※ ベリサイン社のデジタル認証IDと暗号化(128bit)によって保護され、安全にお申込み頂けます。
ご相談のお礼のコメントがドシドシ届いています。
悩み辞典で笑顔のきっかけを見つけて下さい。