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回答プロ: 松下 豊太郎
ご相談者:30代/女性
父が亡くなりました。相続者は、私と姉です。母が亡き後、父の世話は、私と妻がしてまいりました。姉は、近所に住んでいたにも関わらず、長男だから当たり前と、一切、何もしませんでした。しかし、亡くなった直後から、法定相続分の、二分の一をよこせと、息巻いています。せめて、7対3くらいにできないかと思っていますが、遺言書がなく、口約束のみなので、むずかしいのでしょうか?教えてください。お願いします。
30代/女性 | 日付:2009年11月 7日(土) 21:06 JST | 閲覧件数: 2,759
ご相談ありがとうございます。
法的視点でご相談文を整理すると次のようになります。
(1)事実確認
法定相続人が2人で、一方が身の回りの世話をしたということだけでは、特別な寄与があったとは通常認められないとされております。また、一緒に世話をされた相談者さんの奥様には相続権がありません。
したがって、他に相続人がなければ、姉・弟の法定相続人の協議で何を誰が相続するかを決めることになります。
(2)現状分析
悲しいことですが、ご兄弟姉妹の遺産争いは珍しくありません。当事者間で話合いがつかなければ、裁判所の力を借りることになります。また、こうした話合いは、最初にうまくレールの乗せられるか、けんか腰になってしまうかでその成否が決まるといっても過言ではないので、準備は十分に、そして行動は慎重にされることです。
(3)対応策
有料となっても、私のような相続実務の専門家に個人情報を含む資料を準備して、相談されるようおすすめします。また裁判所の力を借りる場合にも弁護士等の紹介を受けることも可能なことが多いです。
いずれにせよ、骨肉の争いに発展することなくスムースに解決できますよう願っております。
回答日時:2009年11月 7日(土) 22:13 JSTお礼のコメントを書く
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