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回答プロ:夫婦問題カウンセラー 村越 真里子
ご相談者:30代/女性
2年ほど前から別居しています。別居中、夫や家族から職場に嫌がらせをされ、一時無職となり、興信所や夫の家族に生活を監視されるなどということが続き、話し合いもうまくいかなかったため、離婚調停を申請しましたが、「離婚はしない」と不成立にされました。
その後、私が友人の男性と出かけた先の写真などを持ち出し、「不貞をはたらいている。離婚する」と私と友人を相手取って離婚裁判を起こされました。私は裁判所に「不貞関係はない」ということ、「離婚の原因は不貞ではなく、夫の酒癖・性癖・異常性にあること」を訴え続けましたが、確たる証拠を証明できず、私と友人に慰謝料請求と離婚という判決が下りました。この調停・裁判のときは弁護士はつけず、自分で全部処理しました。
私は今後一切、夫および夫の家族とかかわりを持ちたくないので、不本意ですが控訴せず、慰謝料を払って終わりにしたいと考えています。
しかしながら、裁判が終わり、裁判という枠が外れた段階で、夫の家族からの嫌がらせなどが再度発生するのではという恐怖と「控訴しない=不貞関係を認めた」と思われることの理不尽さなどから、ただ、慰謝料を払ったら終わりということにはならないのではという不安や思いがわいてきました。
事実、調停前に職場への嫌がらせなどがありましたから。
理不尽な判決を受け、慰謝料を払うことになったにもかかわらず、私の生活を脅かす嫌がらせなどを平気でしそうな夫および夫の家族と一切のかかわりを持たないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?
やはり控訴しかないのでしょうか?控訴しなくても、そういった行動を抑止できる方法はあるのでしょうか?
私は籍を抜き、自分の生活を守りたいだけなのです。お金を払いたくないのではありませんが、お金を払ってもまだ、何らかの嫌がらせやビクビクしながら生活を続けなければいかないのかと考えると、今後が思いやられます。
30代/女性 | 日付:2008年6月 9日(月) 23:53 JST | 閲覧件数: 6,052
お待たせ致しました。回答が遅くなり 申し訳ございませんでした。
長い間、苦しい思いをされましたね、でもその反面 よく 1人でここまで頑張ってこられたと思います。
しかし ある意味 ここまでになるまで 1人で頑張ってこられたことが
この問題を長引かせることになったと思います。
それは どういう事かというと あなたの努力を否定するわけではありませんが
することなすことが すべて後手後手に回ってしまっているという事です。
せめてこうなる前の相談であれば もう少し違った結果になっていたと思います。
誰しも離婚問題は初体験!だから手探りで 進めるのですが 自己流と言っても 経験のない事は自己流もなにもありません。
だから このようなことは 「結果を知っている」という専門家のアドバイスを先に受けるべきだったのです。
ご主人は失礼ながら むちゃくちゃな人だと思います。しかしそのむちゃくちゃな方の要求の方が 裁判等で認められる結果になったことは 何故でしょうか?
それは恐らく 法律相談や 探偵に前知識を教えてもらったからではないでしょうか。
だから あなたを追廻し 完全じゃない証拠にしても写真を取り 裁判に備えたのです。
日本の裁判制度は 信憑性のある事を立証させた方が勝ちです。
裁判・・・特に夫婦の間の離婚裁判は 公(おおやけ)な場所でする合法的な夫婦喧嘩とお考え下さい。
喧嘩は 勝つか負けるかの戦(いくさ)です。
いくさには戦術 戦略を立て備えるべきなのです。
もっと言えば 優れた武器を持った方が持った方が勝ちます。
ご主人は 高額なお金を出して 調査をし 少しでも自分の利の為に 準備・・・つまり
わざわざ 高額な武器を持ったのです。
それに対し あなたは 丸腰で武器を持たずに戦場に乗り込みました。
もちろん経済的な事情はあったとしても あなたは武器を持っていなかったのです。
これでは 正直言って あなたの負けです。
「在る物」を証明させるのは簡単ですが 「無い物」は証明できません。
例えあなたとその友人との間に何も無くても 無いことは証明できないから・・・
と何もしない人と、何とか 疑わしきものをさも「在る物」のように見せる為に
準備をした人とでは明らかに何もしなかった人の方が不利です。
そして あなたの戦い方はご主人の準備書面に対して 言いわけ的に後から説明するような
形になり 非常に不利だった戦といえます。
先んずれば人を制す・・・又は 転ばぬ先の杖、先手必勝。
その中で あなたは あまりにも 無防備すぎたし 危機感が少なかったのだと思います。
・・・・と、説教はこのくらいにして 貴方はここに来て これからの事に不安を覚えたのですよね、そして その準備にどう備えたらいいかを ご質問されています。
良かったです、早く気がついてくださって。
まだまだ準備することが沢山あります。
又 裁判の進め方にも知っておかなければならない事は満載です。
しかし「裁判 調停 慰謝料 控訴・・・・・・・」すべて法律用語であることは
ご存知だと思いますが私はカウンセラーですので 法律的なアドバイスは出来ませんが
それの心構え 考え方などの指導はさせていただきます。
まずそこで知っておいて頂きたいのは裁判で戦う相手とは 夫婦といえども 「敵」です。
敵にあなたの手の内を知られる事は 避けたいものです。
案外 あなたの性格などもご存知なご主人であれば この悩み辞典のことも 見ておられる
可能性があります、いえ夫婦それぞれでこのサイトをご覧になり 意外と書かれてある内容などで 自分の家庭のことだと感づかれる方が多くいます。
つまり あなたがここで相談されていることは ご主人はご存知である可能性もあります。
だから このサイト上で 今後の作戦である手の内を明かすことは もってのほか。
またこうした戦略は企業秘密な部分もあるので このサイトでアドバイスできることは
「準備が必要である」ということに留めておきます。
もし それ以上、個人的なアドバイスが必要であれば 「詳しい相談内容」をご覧になってお電話下さい。電話で内緒でお答えします。
是非 今後は ご主人からの強迫観念から解き放たれ 幸せな暮らしを勝ち取りましょう。
回答日時:2008年6月11日(水) 12:02 JSTお礼のコメントを書く
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