まずは学校に行くことを最優先に考えていきましょう。

心理カウンセラー（うつ・人間関係・労働・教育） 渡辺 裕子

こんにちは。心理カウンセラーの渡辺です。

学校のこと、バイトのこと、就職のこと、いろいろなことを考えると不安になってしまうのですね。毎日、心臓の鼓動が激しくなると、もっと不安になってしまいますよね。

毎日、不安と焦りから、ほんとに辛い日々をお過ごしのことでしょう。
そんな状態から早く抜け出せるように、考えて行きましょう。

まず、大学には、２年生の春から全く行けてないのですね。
原因は人間関係なのでしょうか？
その部分を何とかしていくことを最優先に考えましょう。

そして、そのためには、心身ともによい状態になることを考えましょう。

バイトにつては、人間関係も仕事の内容もうまくいかないのならば、きっぱりとすぐにやめてください。
あなたが考えることは、まず自分の状態をよくすることです。
バイト先の都合などあなたが考える必要は全くありませんので、早急に行動に移してください。
ずるずる続けるのは、一層あなたの不安の種を増やすだけです。

そして、学校にまずは行けるようにすることを考えましょう。
学校を卒業しなければ、就職もできないのですから。

資格試験もいいのですが、根本的にあなたの状態が安定していないうちに、いろいろなことをはじめても、オーバーフローしてしまい、逆効果になってしまいます。

まずあなたがすることは、今、自分が一番やるべきことの優先順位をつけ、余分なものは捨てていくことです。

学校に行けるようになるためには、心理カウンセリングを受けてみてください。
ご自分で、理由がわかっているかも知れませんし、わからないのかも知れませんが、カウンセリングによって、自分を見つめなおし、何が問題点なのかを知ることが一番大事です。
そして、その部分を改善していくことにより、方向性も見えてくると思います。

今、大学でも、心の相談室を設けているところがたくさんありますので、あなたの大学でもないか問い合わせて、ぜひ活用してください。
ないときは、各自治体で、電話相談や、カウンセリングを行っているはずですので、調べてみてください。


そして、夜眠るときに不安で眠れないときは、自律訓練法というリラクゼーション法を行ってみてください。
以下に紹介します。


普通に仰向けに寝ている姿勢で行えば良いです。（いすに座ってやることも出来ます）
目を閉じ、歯と歯の間を緩め、顔の筋肉を緩めます。
体全体の力を抜きます。

そして、次のようなことばを２～３回ゆっくり心で言いながら行います。

「気持ちが落ち着いている」

「右腕が重たい」（利き腕から行います）⇒「左腕が重たい」
「右脚が重たい」⇒「左足が重たい」
「右腕が温かい」⇒「左腕が温かい」
「右脚が温かい」⇒「左脚が温かい」

「心臓が静かに規則正しく打っている」
「楽に息をしている」
「お腹が温かい」
「額が涼しい」


以上で１セットです。
普通は５～６分で行いますが、自分で行うときは、２～３分でかまいません。
また、途中でそのまま寝てしまってもかまいませんので、
夜寝る前に、行ってみてください。

最初は体が温かくなったり、重たくなったり感じなくても大丈夫です。
感じなければ、どんどん次にいってもらえばいいので、神経質になりすぎず、できるところまで、毎日、続けてやってみてください。

それでも眠れないときは、心療内科にかかられることも考えてください。
眠れなくて体が辛いときは、睡眠導入剤を処方してもらうのも良いかと思います。

まずは、取捨選択して、今、自分のできることを行っていきましょう。
早急に行ったほうが良いものは、優先的に、迅速に動きましょう。

そうすることによって、あなた自身も、これから先、どう動いていったらよいかがわかってくると思います。

そして、良い未来をイメージし、それに向かって行動し、努力していくことで、必ずあなたの望む未来はやってきますよ。

どうか一度しかない人生を、輝いて生きて行ってください。

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回答日時：2010年9月 7日(火) 23:35 JSTお礼のコメントを書く

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