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内縁の夫の離婚調停について

ご相談者:40代/女性

はじめまして、これは私自身のことではないのですが、私のパートナーのことなんです。
主人(あえてこう呼ばせていただきますが・・・)は別居中の戸籍上妻帯者です。
私との関係は別居後からです。離婚を申し出ての別居だったのですが、直接の原因は私ではありません。
ですが、主人が世間で言う有責配偶者になります。
その主人が先日、離婚の調停の申立人になりました。
別居して丸4年が過ぎました。主人はその間欠かすことなく生活費を自分の給料から払っています。
払っているという言い方は最近の話で、自分が勝手に出てきたときは、給与口座のカードは相手方にあり、月3〜5万程度の金額を、主人がもらっていたのです。
当然、生活の一切は私の収入になります。会社の事情で昨年から口座を変更し、こちらから振込するのですが、その額は手取り25万〜23万の主人が送金するのは18万〜20万、ボーナスも2/3は送金しています。
私は子持ちの普通の会社員なので、少ない主人の収入と母子手当と自分の給料でやっていますが、当然マイナスが発生し、そのマイナスは主人が唯一持って出たクレジットのローンで賄っています。
派手な暮らしをしなければ問題ない程度ないのですが、昨今の不況や会社の事情とともに主人も私も給与関係に変化が現れ、昨年の秋頃からは送金額が減っていたのは事実ですが、それでも16万〜18万は送金しています。
有責配偶者の主人がなぜ申し立てをしたのかというと、相手方の妻の要求がやまないからです。
離婚の相談には応じない、こちらが強いると「金を出せ」という、とにかく冷静に話し合いなど持つ気はないのです。離婚して母子手当をもらうことなど提案しても聞く耳を持ちません。
ちなみに、主人の子供は上の子は成人して、下の子も17歳になっています。
冷静に話し合いができない、お互いがこの事実から目をそむけて別居だけは続けているので、当然、長引けばいろんなことに支障をきたしています。
私自身も主人に対して離婚を望んでいるわけではありません。
若ければともかく、40代半ばの二人です。
問題は主人にもあります。とにかく今までの自分の家庭の事情を全く知らないのです。
また、相手もその無頓着を逆手にとり、こちらの送金が少しでも減ると猛烈に文句を言うくせに、自分の収入は明かさず、昨年末は扶養控除の範囲の所得をオーバーしたので追徴までされているのです。
今まで何もこちらに問題がなかったのですが、先日最大限の譲歩で送金した金額に対し相手は「たった17万」となじり、こんな金額では生活できない、考えろという内容のメールが来ました。
戸籍上の妻って、そんな権限が与えられているのですか?
離婚に100対0なんてことがあるのでしょうか?
お金だけで離婚を承諾しないのなら、黙って受け取っておけばいいのに「たった」と言うのは、人間として親として怒りを感じずにはおれませんでした。
また、もうすぐ子供の成長とともに、自分の「これから」を考えなければいけない同世代の女性として、「そんなのでいいのか?」藤原紀香じゃないですが、「前を向いて、自分の人生生きようよ」と言いたい気持ちです。・・・少し横道に入りました、すみません。
つまり、主人が有責配偶者と知りつつ申立人として調停をお願いしたのは、離婚はもちろんですが、今現在いったい彼女たちの生活はどうなっているのか、自分の負債はいくらあるのか、婚姻中に取得した不動産の名義は誰のものなのか、それを開示してもらい、第三者に公平に判断してもらい、今後を考えたいからなんです。
「お金が足りない」といわれても最大限で送金している主人には何もできません。
こんなことを続けていたら、共倒れになることも見えています。
こういうからには、こちらも本気です。
そんなに生活費が必要なのは、主人名義の支払などがあるからなのだと思います。
その負債もこちらで引き取る覚悟もあります。分担できるものがあるなら整理して、その上で主人の収入と見比べてもらい、正当な慰謝料・養育費を決定していただきたいからです。
それはおかしなことなのでしょうか?
とにかく、クリアしたいですし、相手の本音も聞きたいです。
財産を取り合うとか、親権を取り合うとかではないので、こちらが不利でも構いません。
とにかく離婚してクリアになりたいのが本音です。
それは、通らないのでしょうか?
何かよきアドバイスがあればお願いします。

40代/女性 | 日付:2009年3月25日(水) 20:35 JST | 閲覧件数: 2,633

彼のけじめある決断を信じる事にしましょう。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

何とも勇ましい事・・・・・
でも ちょっと落ち着いて考えてみましょう。
【戸籍上の妻って、そんな権限が与えられているのですか?】・・・・

与えられるんですね、これが・・・・。

goten510さんの色々な表現の中で とても詳しく書かれてある部分と 何かぼやけている部分の差があるのですが
これh何でしょうか?

私は弁護士や司法書士のような法律家ではありませんので 慰藉料や養育費について語ることは
できません。

しかし それに至る生活などの背景を考えて、現状に至るバックボーンを覗いて見なければ何もわかりませんので
私としては この部分にお答えしたいと思います。

たいていそうなのですが 一緒に生活されているという事は愛情もあるからで 彼から話を聞いても
彼寄りの身びいきをしてしまいがちです。

でもこれが 逆に彼の奥様の親友、もしくはその奥様ご本人になったつもりで立場を変えて考えてみて下さい。

もし このご主人が家を出て行った事を捉えて 親友だとしたら、理由はともかく彼に対して「貴方のご主人って
無責任ね」って いう風に言いませんか?

夫婦って 外から見る分には 判らないのですよね。

ここでも ご主人が有責配偶者という風に正直に書いてくださっていますが 
goten510さんとの関係が 別居とは無関係だとしたら 一体何が原因で家を出たの?は
とても大事な要素です。

これが全く書かれてなく 別居後の送金の事だけを書かれても 本妻にすれば
「育ち盛りや思春期の子供も置いて 自分はさっさと家を出て行き 送金だけかい?」という気持ちがあれば
幾ら送金してくれても お金じゃないでしょう・・という事になります。

現代の生活水準でいけば 親子4人で 25万円が平均生活費です。
ご主人が家を出て 3人分だとしても 16,7万円では決して楽ではないでしょう。

また住宅ローンがあれば その分はご主人の財産になる部分ですから生活は苦しい反面
ご主人は 自分の送金から貯金をしているようなものです。

配偶者控除に引っかかるパート収入と言っても 130万くらいでしょう
そして送金を足して 17万×12ヶ月で
ボーナスと本妻のパート代を足しても 370万円程度・・・・・同年齢の夫婦のような生活とは
程遠いと思いますので 本妻さんの苦労も判らなくはありません。

もちろん 夫婦の問題ですから いろいろあったのでしょう。
ご主人もそれまでご苦労をされたのかもしれません。
別居をした経緯は判りませんが 住宅の名義も 借財も何も知らない
ご主人って 全く家の事に無関心だったと言えますよね。
その上、有責配偶者で家をでて別居って・・・・・
本妻さんは 愚痴どころか 嫌味の一つも出ますよ。

確かにgoten510さんが全面的に彼の面倒を見て 本妻は16,7万円も貰って 何を贅沢なという事を
思うでしょうけれど それはgoten510さんが自分の状況と比較しての話であって
本妻さんは暮らしが苦しい事には変わりないと思うのです。

それより goten510さんの存在はご存知なのですか?

もし知っておれば 家をほっぽりだして 女性と住んでるとなると 離婚後の自分の羽ばたきより
余計に離婚を拒むのではないですか?

例え goten510さんの存在は知っても知らなくても本妻さんは恐らく無責任なご主人に怒っているのです。
goten510さんと比べて楽な暮らしをしていても それはgoten510さんが文句をいうのはお門違いです。

しかし 長い間別居もあり 夫婦関係が破綻している事は事実なので
ご主人は 諸々の事を整理して 誠意を見せると離婚は成立する可能性はあります。

いつまでもどっちつかずの生活は 誰をも不幸にします。
だから 本妻さんの怒りはご主人の優柔不断に向けられたものだと思うので
goten510さんが文句をつける筋合いの物ではありません。

そしてgoten510さんも 本妻さんに不満を持つ前に 
「いつまでも あいまいな生活をしているから 本妻の不満も膨れ、私の生活も
苦しいのだ」と 本当はご主人に向ける物ではないでしょうか? 

goten510さんのフラストレーションが 間違った方向への八つ当たりに感じるのは
私の誤解ですか?

ま、今から調停で しっかり答えを出されるのが 正解だと思います。
頑張って下さい。

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回答日時:2009年3月26日(木) 15:14 JST

ありがとうございます。ただ、ひとつ誤解を訂正させていただくと、私は相手方ではなく怒りのベクトルは主人にあります。
今回、調停に踏み切らせたのも私です。それは、文の中にもありましたように、私が彼女の友人ならば「そんな旦那、さっさと別れて、もらうものもらいなさい」と間違いなくアドバイスします。
彼女の言動は一昔前にはよくいた女性のタイプですが、同性として理解はできます。ヒステリックで執着心が強い、そんな同世代の女性はたくさんいます。でも、彼女をヒステリックで執着心の強い女にしたのは、間違いなく主人です。
ただ、夫婦とは言え、稼いできたお金にケチをつけるのは許せないですけど。
別居してようがしてまいが、どのみち、今の主人の収入ではやっていけないので、
働きにでなければいけないでしょうし、なんらかの対策を考えないと維持はできなかったと思います。
そんな状況下の中で、こんな破たんした夫婦が関係を継続するのは困難だったのではないかと、
老婆心ながら思います。
ですから、彼女にしてみれば・・むしろ、ラッキーではないでしょうかね。
私が言うのは変ですけど。
とにかく、冷静に話し合いができない相手と、冷静に話し合いをさせない二人が当事者同士で解決するには無理があると思ったから、第三者にお願いしようとしたのです。
できる範囲のことで、最大限やる覚悟です。
先生のアドバイス大変参考になりました。
書いているうちに別の怒りがわいたみたいになっていますが、第三者評価としては本当に参考になりました。ありがとうございます。
調停の日時も決定したので、主人には自分の立場をよく説明して理解させ、取り組ませたいと思います。
当事者の私がいうのもおかしなことですが、立ち入って話を聞くと、おかしな夫婦です。
仮面夫婦って、こういう二人のことかもしれない、と思います。
けど、似た者同士とはよく言ったもので、最近ではそっちのほうが強くなっています。
まぁ、これはココだけの話ですが。
ほんとうにありがとうございました。

| 40代/女性 | コメント投稿日:2009-03-26 |

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