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回答プロ: 巻幡 直美
ご相談者:40代/男性
キリスト教の教会でスタッフとして働いています。毎月献金の中から給与(謝儀?)をいただいています。
教会は宗教法人の傘下にあります。教会の活動費は献金ですべてまかなわれています。内訳は会堂の維持費や活動費、スタッフへの人件費などです。会計報告は毎年の総会で行われています。宗教法人の傘下ですが、形としては自給自足の形となります。
現状はこのような状況です。事業主として登録しているわけではないので源泉徴収をしていません。この場合給与という形にはならないのでしょうか?(毎月決まった額を支払ってもらっています。額は毎年の総会で1年間の額が決められます。)給与でないなら、どのような形で確定申告をすれば良いのでしょうか?
また、この状態が法的に正しい状態なのかもよくわかりません。法律にのっとり正しく会計を管理し、税金を計算し納めるにはどのような方法が良いのでしょうか?教会の会計も宗教法人のほうでまとめて、そこから源泉徴収をすれば良いのでしょうか?
40代/男性 | 日付:2009年3月13日(金) 02:19 JST | 閲覧件数: 1,941
はじめまして、税理士の巻幡です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
繁忙期のためご回答が遅くなりまして
大変申し訳ありません。
お尋ねの内容からは教会からいただいている人件費は給与に該当するのではないかと思います。
詳細についてはわかりませんのではっきりしたことは申し上げられません。
事業主でなくとも給与の支払があった場合には
源泉徴収をすることが正しいと考えます。
ボランティア団体などでも給与の支払がある場合、
源泉徴収をいたします。
協会側は源泉徴収義務者となることがいろいろな手続き上
困難だったりするのかもしれないですね。
宗教法人と教会の関係が良くわかりませんので
何とも申し上げられませんが、
給与の支払をする以上、源泉徴収義務者となります。
いろいろな人間関係もありますし、もし強く言えない立場でしたら
源泉徴収票を給与として教会側から発行していただき(源泉徴収税額0として)、
ご自分で確定申告をされてはいかがでしょうか。
一度教会の経理担当の方ときちんとお話をされると良いと思います。
善処されることを願っております。
巻幡直美
回答日時:2009年3月20日(金) 10:16 JSTお礼のコメントを書く
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