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生命保険の更新についてどうすればよいか?

ご相談者:40代/女性

はじめまして 生命保険について相談させて下さい。

   主人 51歳(3月が誕生月です) 妻 48歳  子供 26歳です。

  現在 平成24年更新の保険の見直しを進められて迷っています。

  <現在の保険内容>

           契約日 平成4年1月

           予定利率  5,5%
 
           保険料  21,432円(団体A料率月払い)

           更新   10年更新 (平成24年1月 保険料 39,817円)



     終身保険     終身65歳まで       360,6万
     定期保険    10年更新 65歳まで  2、640  万
  家族定期保険(配偶者)10年  妻62歳まで    600  万

  傷害特約(本人妻型)       80歳まで  1,000  万
  入院初期(本人妻型1〜5まで)10年80まで         8,000円(妻6割) 
  災害入院(本人妻180日型) 10年80まで         8,000円(妻6割)
  疾病入院(本人妻180日型) 10年80まで         8,000円(妻6割)


   <提案内容>
    
            予定利率 1,65%

            保険料  25,903円(ファンド1000円込み)


   逓減定期          10年更新 70歳まで  初年度 2,300万
 特定疾病保障定期(リガード)  10年   80歳まで        200万

   傷害特約(本人)      10年   80歳まで      1,000万
   傷害損傷(本人)      10年   80歳まで           50,000円
   災害入院(本人180日型) 10年   80歳まで            8,000円
   疾病入院(本人180日型) 10年   80歳まで            8,000円
   成人病入院(本人180型) 10年   80歳まで            3,000円
   がん入院 (本人)     10年   80歳まで           14,000円
   先進医療          10年   80歳まで    通算  500万

  がん保障保険料払い込み免除 リビングニーズ がん長期サポート 指定代理請求 など特約付加

   相談ですが・・・
 
      ? 予定利率を見ると差があり 見直しは損をするような気がします。提案内容(先進医         療・リガード・その他の特約付加)に魅力は感じていて特に先進医療は必要だと考えて        いますが、予定利率も考慮し、入院給付は本人型になり妻が新たに保険加入せねばなら        ず毎月の支払いを考えると迷っています いい方法はありませんか?


      ? 更新すれば毎月の支払い(24年から39.817円)は無理なので 定期部分を減額        するなど考えなければなりませんが、主人の年齢だとどれくらい残せばいいのか解かり        ません。

      ? 更新でも見直しでも これから病気をする年齢になってきますので入院給付8,000        円は少ないように感じ 掛け捨て終身タイプ 入院180日型 5000円 保険料         3,817円 を考えていたのですが 現存する入院給付額を8,000円から例えば
        13,000円に上げた方がいいのでしょうか?
        1箇所だけの保険会社に不安もあるのですが・・・・

      ? 見直した場合 妻が入る保険は、掛け捨て終身 定期500万 入院180日型 50        00円 保険料 5,264円を考えてます。
        どちらにしても 月の支払いアップ額は現在より1万〜2万(合計 月35,000弱        〜39,000弱)になる予定です。年齢的にこれ位の支払いは仕方無いのでしょう         か? 定年後の支払いが心配です。


 <その他の保険として>

    主人会社 グループ保険 がん保険  主人がん入院 15,000円
                       妻がん入院 10,000円 保険料1,470円

        妻 年金+医療保険(60歳まで) 入院  5、000円
                        女性疾患 3,000円 保険料 13,000円
                                        (年金込み)

   長くなり申し訳ありません。 主人の年齢や定年後を考えるとしっかり保険を考えないといけない  のに解からないことだらけです。保険会社の方はどうしてでも見直した方を進めてきます(3月で   主人の保険料が上がる為今月中の契約)・・何が本当にいいのか迷ってます。
  宜しくお願い申し上げます。
        
          

40代/女性 | 日付:2009年2月11日(水) 12:04 JST | 閲覧件数: 3,792

必要な保障と不要な保障を整理しましょう。

山本 裕

はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの山本と申します。
現在ご加入の保険について、見直しの提案をされているとのことですが、確かにどう見直せばよいのかわからないことが多いと思います。必要な保障を残し、そうでないものをなくせばよいというのは一見簡単なようで、自分だけではわからないことだと思います。

まず、更新型の保険について、更新ごとに保険料が上がっていきます。また保険料払込が終わっても、医療保険などについては、原則一括して80歳までの保険料を払い込む必要があります。(年払いでも可)
ただ、この保険料支払いだけに惑わされずにご家庭に必要な保障を考えましょう。

一般的に、必要な保障として下記にいくつか挙げますのでそれを参考にしてみてください。
基本的な保険の考え方として、万一かかる費用を保険で用意する必要があるか。ある場合は、必要な金額と期間を目的ごとに決めていくことが無駄のない加入方法で、実際に役に立つ保障を買うことができると思います。
これをきちんと決めていないと実際に役に立たない場合がありますので注意が必要です。

1. 万一の時の葬儀費用として
万一の時でも葬儀費用などの整理資金が必要です。葬儀関係費の平均は約300万円。墓地代は約200万円です。これを保険で賄わないのであれば、その現金を用意しておく必要があります。
保険で用意するとたとえば、「葬儀費用のため」に「一生涯」「500万円」あると大丈夫です。
この場合、500万円の終身保険に加入するとよいでしょう。

2. 遺族の生活費の保障として
残された家族がそのあとの生活としてやっていけない場合は、保険で用意することが賢明です。ただし、厚生年金や国民年金の遺族年金・老齢年金もありますので、それでも足りないようであれば保険を検討しましょう。
たとえば、「生活費」のために「60歳」まで「10万円/月」などと考えるとわかりやすいと思います。
この場合は、収入保障保険という万一の時に一時金でなく年金形式でしはらってくれる保険がありますので、こちらが目的に合った商品だと思います。

3. 万一の時でもお子さんの教育資金を保障
お子さんの進路によって変わってきますが、予想される進路について残りの必要資金と期間を設定するといいと思います。

4. 入院時の保障(治療費)
高額療養費制度も考えて設定するとよいと思います。自己資金で賄うことができれば特に必要ないか高額なものはなくてもいいと思います。
近年平均寿命が非常に伸びておりますので、何歳まであればよいかよく考える必要があります。高齢になってまた保険を見直すことになります。
たとえば、入院1万円を終身で加入するなどです。ただし、病気によって治療費や入院期間なども異なります。また最近は、入院日数も短期化していますので、それに見合った保険が良いかと思います。

5. 疾病・傷害入院時の保障(治療費以外)
入院するときの保障として治療費ばかりを考えがちですが、それ以外のところでかかる費用が生活を圧迫することも少なくありません。たとえば、病気(がん、脳卒中、心筋梗塞など)により、仕事を長期で休まなければならないなどです。たとえば、ガンの治療としても入院は2週間程度でそのあとは通院治療や、しばらく回復するまでは自宅療養などがおおく見受けられます。入院保障はあくまでも入院日数分しか支払われません。
そういった場合は、3大疾病(特定疾病)の一時金のでるものが良いと思います。
それがいくら必要か、いつまで必要かなどもよく考えましょう。
また最近では、入院だけでなく介護状態になるケースも増えていますので、介護のときの状況もご家族とけんとうするとよいでしょう。

上記は、ほんの一例です。
こういったことは、なかなかお一人で考えるのは難しいので、プロのファイナンシャルプランナーなどに相談されるのが一番です。自分で思いつかないリスクや逆に自分では必要と思っていたことも意外と保険として必要でなかったなどと気づくことも多くあります。
まずは、ご相談されることをおすすめいたします。

また、最後にご質問について、私の主観ですがお答えいたします。

終身保険の見直しにつきまして、高い予定利率ですし、終身保険が必要な状況であれば、転換や解約しての新規契約などはしないほうがいいと思います。保険会社からはおそらく終身保険だけを残すことはできないといわれると思いますが、その時には払い済み保険といって、保険料の支払停止し、その分保険金額を減額した状態で補償だけ終身残すことができます。特約は、すべてなくなりますが、必要なものは単品で加入できる保険会社も多くありますので、それで考えてみてもいいのではないでしょうか。

また奥さまの保障についても基本的には、夫婦型でなく別々に加入されることが良いと思います。一部保険会社の商品で夫婦型のメリットがある商品もありますが、要はご主人が万一の時に奥さまの保障がどうなるのかがポイントです。ほとんどの場合は、そのまま奥さまの保障も消滅します。

先進医療につきまして、先進医療はどうすれば受けられるのか、受けるとどのくらい費用がかかるのか確認されてみるといいと思います。確かに保険料は安いと思いますが、安いということは保険会社がこれを支払うことは、極めてまれであると理解されて間違いないです。

ご質問の回答については、私個人の経験などから考えるものでかなり主観的ですので、あくまでも参考としてとらえてください。
少しでもお役に立てましたら幸いです。

回答日時:2009年2月12日(木) 20:25 JST

 
  私どもの相談に迅速、丁寧な返事を頂きありがとうございました。

 とりあえずは、保険の見直しは止めこのまま終身は据え置き保険金額の減額の話を保険会社にしてみて
医療保険の特約は掛け捨てで終身、もしくは60歳払い済みなど退職後の支払いや一時金の特約などにも目をむけた物を焦らず(3月誕生月な為、保険会社から急ぎの見直しを言われています・・・)探してみよう考えています。

 どうしても、目先の金額や並べられた沢山の特約にばかり目が向きがちで、何が本当に必要で現在目に見えない必要な経費の件など参考にさせて頂きながらまだまだ迷う事ばかりの私どもですが、プロの力を借りる事も含めしっかり考えて行きたいと思います。
   
    本当にありがとうございました。

| 40代/女性 | コメント投稿日:2009-02-16 |

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