相談&回答

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父と子に関して

ご相談者:50代/女性

息子が性同一性障害であり、大学生ですが女装し深夜の仕事をしています。

親として、私自身が悩み・苦しみました。
しかしながら、現在では本人の人生・価値観が有ると考え、又私自身も精神的に疲れ切ってしまい、何も関与する気持ちはなくなっています。

しかし、現在の状況をこのまま続けていくには、私自身精神的に限界にきています。
私も仕事をしており、息子以外にも子どもがおり、心身共に疲労困憊しています。
(同居しているので、女装し朝帰りしている我が子を見ることに、精神的な苦痛もあります。)

主人は以前から勤務の関係で実家で生活していますが、結婚後全て家庭の事・子育ては私一人に任せ、自分では一切関与しません。
生活費を送金すれば、それだけで父親の役割を全て果たしていると考える方であり、何十年も私一人に家庭・家族のこと全てを任せ、相談しても、一切返答もありません。
責任を全て私に押し付けています。

息子のことも相談しておりますが、無視しています。
私が全て解決すると考え、一切係りを持たないようにしています。

息子は大学に在籍していますが、現在の状況から、将来に結びつくとは思えず、実際真剣に勉強していません。
ただ単に、ブランドに身を置き、現在の好き勝手な生活を楽しんでいる状況です。

私は、息子と父親が向き合い、一緒に生活するか、息子は自立して新たに生活してくれることを望んでいます。
そうした相談をするよう、父と子に伝えても、二人共、一切無視しています。
このままでは、私自身が心身共に倒れてしまいます。

どのような形で、どなたに相談すれば進展するのでしょうか。
父も子も、長年の私の精神的苦悩を感じておらず、全てを私に責任転嫁しています。

50代/女性 | 日付:2013年5月20日(月) 00:26 JST | 閲覧件数: 1,425

全ては思い込みです。

萩原 優

メールを拝見いたしました。あなたの相談内容は実は私の見るべき課題を与えてくれているのです。私の思いをあなたが示して下さっているのです。あなたへの回答と共に私自身への回答でもあるのです。

1)あはたのご主人はあなたの事を理解していないし、子供の相談にものってくれない。ました、子供と話す機会さえ持とうとしない。
2)あなたの息子さんは、あなたの意に反して女装をするアルバイトをしている、同居しているあなたにとって、その姿を見るだけで不快な気分になる。

あなたの中には、この様な夫を持っている私は不幸だ。この様な女装をする息子を持っている私は不幸だ。

あなたはこの様な考えがあるのですね。あなたの思い通りになっていないと思っていると思いますが、実は、あなたの思い通りになっているのです。

あなたはあなたの思い通りの世界を生きているのです。ですから、あなたは幸せな女性なのです。

とんでもない!!とあなたは思うことでしょう。

実は、世界というものは、あなたの観念、考え方を映し出している鏡なのです。

あなたが、理解のない夫を持っていて不幸だという思い、観念を持っているので、あなたはそれを経験しているのです。女装をする息子を持っていて不幸だと思っているので、それを体験しているのです。

あなたは夫から縛られていないのです。夫が側にいなくても自分は自分の人生をもっと楽しめる。もっと自由に生きられると考えることもできるのです。息子さんは、女装することで生きがいになっているのなら、それはそれでいいと思う事もできるのです。

あなたは(わたしもですが)常識に縛られているのです。常識とは単にその国に生まれ育った環境が決めていることに過ぎないのです。そして、それは真実でもなんでもないのです。ですが、私たちはその育った環境での常識が真実だと勘違いをして生きているのです。道徳、倫理感、何一つとして真実ではありません。

夫とは「これこれしかじかである」という理想をあなたは育って来た環境から作り上げてしまっているのです。息子とは、大学に行って勉学し、まっとう?なアルバイトをして欲しい、という思い、観念をしっかりと持っているのです。

ですから、あなたが「自分は不幸だ。なぜなら・・・・・このような理由だから」という考えを持っていると、その考え方そのままの世界を経験するのです。

あなたの考え方が変われば、また、経験する内容も変わってきます。

私は夫から離れているのだから、自分自身で楽しむぞ。世の中には、夫が側にいて迷惑している奥さんも大勢いるのです。息子は息子の人生を送っている、私の価値観で息子を批難しているが、それって、私の中に培われた常識にとらわれているんだ。なにも、息子さんは悪いことをしていない。息子は息子の人生を生きているんだ。そんな息子を認めてあげよう。

今、起こっていることをありのままに肯定するときに、私たちは悩みから解放されます。理想と現実の差が悩みを生み出しているのです。ですから、現実は真実であり、それを認める以外に悩みから解放されませんし、考え方を変えれば全ては肯定的になるのです。

どんな環境や状況でも幸せな人は常に幸せなのです。周りの環境によって、幸せになったり、不幸ににはならないのです。幸せだと思っていると、すべてが幸せになります。

起こることをありのままに認めれば、あなたは何時でも幸せでいられます。

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回答日時:2013年5月20日(月) 09:06 JST

先生、御回答下さり、感謝いたします。

| 50代/女性 | コメント投稿日:2013-05-20 |

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萩原 優相談件数:28件
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