相談&回答

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代々法名でお金がかかり過ぎている上に・・・

ご相談者:30代/女性

こんにちわ、相談させてください。
今困っていることといえば、私の家は歴史のあった有名なお寺の分家で、法名にすごく高いお金を払っていかないといけない、とい風習みたいなものがあり、私が今の両親の分を払うのにすごく不快感を示しています。その金額は一人100万近くになります。徳川家康などの有名な人物と同格ですが、私にはそんなお金をはらうよゆうもありませんし、第一、私はキリスト教に改修したいくらいで、イエス様にお祈りをささげることもあります。古くからあるお寺との付き合いを一切やめて、名前も苗字も変えたいし、本当に法的な意味でもひとりになりたいんです。どうしたらいいでしょうか?あと、父親がすごくケチで生活費に必要な就職活動費も出してくれず、口論になった際に首〆られました。手に力はくわえなかったもののすごくショックでした。
トラウマになっていまも父と話がまともにできず、早く家から出て行きたい一心でたまりません。父は私が若い頃から大事な人との交際を破断に追い込んだりする人でとんでもなく非常識な事をしてきます。モラルがあまりなく、私の言うことをまったく信用などしてきません。むしろ見張られてる気さえします。気がおかしくなりそうです。マタ、以前カードの返済に失敗してその時は数十万親がたてかえてくれましたが、私が返すから誓約書をかきます。と申し出た所、いい。と言って断ったにも関わらzう、あとからケンカになったときに金返せ!と罵倒してくるような人です。どうしたらいいでしょうか。まだカードの返済は数十万残っており、他の書士の方に破産の相談をしにいったら、仕事が見つかったら処理できるから頑張ってさがしてください。といわれました。その後さがしてまわっているんですが、母親も私の借金の事もあったせいか就職活動だいもだしてくれず、歩いて3分の所でアルバイトをするように言うだけで、何も力になってくれません。就職して早くお金を変え痛いのですが、一度生活費のことで家族と口論になって姉からは暴力を受けたこともあります。警察を呼ぶと罵倒されました。家族たちは警察の前ではネコをかぶりました。言った移動したらいいのでしょうか。助けてください。家族から病力を受けたことを法的な方法でハッキリと決着させたいです。お願いします。

30代/女性 | 日付:2013年2月22日(金) 18:25 JST | 閲覧件数: 1,854

教会や寺社へご相談されてみては?

勝 桂子

お仕事を探したいのに、ご家族の協力が得られずうまくいかない様子、これまでのご家族との確執についてなど、以前の相談内容も含め、ご不満の点は理解できました。

お寺との関係やお墓に関しては、通常であればお姉さま(お兄さまがいらっしゃらないのであれば)が継がれることになりましょうから、あまり心配なさらなくても大丈夫と思われます。
将来的なことになるでしょうが、お姉さまも同意の上で、ご先祖の遺骨すべてを取り出して別のお墓へということでしたら、「改葬」という手続きで実現できます。
離檀料などを要求された場合は念入りに交渉していくしかありませんが、本来は御魂抜きの読経などにたいするお気持ちとして10万円程度と、お墓の撤去費用(立派なお墓なのでしょうから30万円程度かかると推察いたします)を払えば、遺骨を出してもらうための署名と捺印をいただけるはずです。
あくまでご両親の代が過ぎたあとの遠い将来のことになると思われますが、もっと高額なことを言われましたら、改めて弁護士か私までご相談ください。


これからの身のふりかたについては、キリスト教に親近感を抱いておいでであれば、教会でご相談されるのも一案と思います。

本来、宗教者の役割は、ゆさみどりさんのような「生きている間の苦しみ」に答えてくださるところにあるはずです。
教会であれば、日曜日に話を聞いてくださるところが多いでしょう。
お寺であっても、本来は、日ごろから檀信徒の相談に応じ、死に際しても不安が減ずるような言葉かけを再々されてきてこそ、「通夜葬儀の読経に数十万~100万円程度をお包みしてもまだ足りない」というほどの感謝の気持ちがうまれてくるものだと思います。

いまの日本の寺の多くは、江戸時代に(キリシタン撲滅目的で)各家を地域の寺に戸籍代わりに結びつけた檀家制度の延長線上にあります。
戦前は、地域とお寺がもっと密接にむすびついていて、「名付け親から就職相談、死の看取りまで」ありとあらゆることの相談センターとして機能していたのです。
しかし、戦後、高度経済成長とともに檀家の住まいも散り散りになり、また電化製品に囲まれた功利主義的な生活のなかでは僧侶に人生相談などする機会も減り、「葬儀のときだけ読経」するのに数十万を“取る”(本来は感謝の気持ちで「すすんで出されるお礼」であるべきお布施が、“取られた”と言われるお金に変わりました)お寺が増えました。

私は、葬式仏教に没したお寺の機能を、中世のようにもっと有機的な「よろず相談センター」へ転換していく仕事もしている立場にあるので、ゆさみどりさんのようなかたには、ぜひ教会や寺社でご相談なさることをお勧めしたいのです。

ご家族から首を絞められても、呼吸困難で病院に運ばれたりしない限り、残念ながらDV被害として訴えられる可能性は低いです。
また、経済的虐待やいわゆるモラハラ(言葉の暴力)については、24時間録画をしたものを証拠として見せても、「身内ならそのくらいのことはある」と、なかなか取り合ってもらえないものです。
以前は払ってくれたものを、「やっぱり返せ」というのも、親族間ではままある話ではないでしょうか。
私も、自分の子どもにそのように言ってしまうことはあります!
気持ちを入れ替え、たとえば服を脱ぎっぱなしにしない、言われなくても宿題をやる、など、なにかしら、「これまでとは違う態度になる」ことを期待して、「今回限りは」と金銭を立て替えたのに、数ヵ月たっても状態が変わらなかったときなど、「そんなことなら、あのときのアレを返しなさいッ!!」と言って叱りつけてしまうことがあると思います。

「ご家族から暴力を受けたことを法的に解決したい」とご希望ですが、書かれている状況は比較的どこにでもありうることなので、残念ながら弁護士やカウンセラーに話しても解決は難しいと思われます。


そのようなわけで、教会(あるいは寺社やモスク)へ行かれることをお奨めいたします。

ただし、「家族がこんなにひどいことをするんです」と言っても、教会は受け入れてくれません。
教会は、訪れた人自身の罪を癒やす場所であって、そこに来ていないご家族の罪をどうすることもできないからです。

ご自身のいたらない点を3個でも5個でも、書き上げてみてください。
そのメモを持って、「こんな私をどうにかしたい」と懺悔しに行けば、教会は答えをくれるはずです。
自分のいたらないところを書くことは、苦痛を伴うかもしれません。
しかし、ダライ・ラマ師やマザー・テレサのように非の打ちどころのない聖人であっても、他宗教や対立民族の人からみれば、「殺してやりたいくらい憎らしい」と思われていることがあるのです。人はどのようにがんばっても、「100%誰からも恨まれない」ということは、ありません。
つまりは、どんな人でも、恨まれる要素はある=いたらない点はある、ということになります。それは、恥ずかしいことでも、いけないことでもありません。

相談本文に書かれたことをすべて逆にみてみましょう。
たとえば、
・娘の首を絞めさせてしまうほど、父を怒らせてしまった私
・同居している家族に本当は感謝したいのに、ケンカにしてしまう私
といった具合に。

「罪深い私をなんとかしてください」、というご相談であれば、紹介できる宗教者もいます。
牧師でも僧侶でも神職でも無料でご紹介しますので、どうかまず、「どうにかしたい私」を見つめてください。

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回答日時:2013年2月23日(土) 23:44 JSTお礼のコメントを書く

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勝 桂子相談件数:12件
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