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ブログを更新したら育児放棄や虐待と相手方(夫)に言われました。

ご相談者:20代/女性

現在夫とは別居中で、夫からのDVにより逃げてきています。子供達は私が連れてきました。
私はDVシェルターに入り弁護士さんを雇い、夫から身を隠して子供達と一緒に生活しています。
調停も3回行いましたがお互い親権譲らないので、不成立になりました。
私は弁護士さんと書面のやりとりをし、裁判の申し立てをして今月末に裁判があります。
三回とも弁護士さんが出廷しました。 裁判も弁護士さんが出廷予定です。
夫は私が調停に出す書面に「夫はいつもゲームや携帯ばかりいじって子供は放置」と書いたのが気にくわなかったのか、夫も反撃にと私の携帯ブログを話題に出してきたようで、子供がいる時間帯に携帯を使ってブログを更新してる!育児放棄だ!趣味がお昼寝や寝ることと書いてある。育児放棄だ!子供は放置なのではないかと調停の時に夫はそう訴えたようです。

陳述書も私は弁護士と一緒に作成し、弁護士さんが裁判所に提出してますが、夫は書面にしていなかったり、私のブログをプリントアウトして裁判所に提出したようです。ですが、私には見せるなと言い、弁護士さんにすら見せてもらえなかったようです。

ブログを更新したら育児放棄と言われビックリしましたが実際どうなのでしょうか?
不安になり児童相談所に電話して相談しましたが、育児放棄や虐待には当たらないと言われました。
夫は弁護士を雇うと言ってましたが、実際には雇っておらず市の無料弁護士相談には私の陳述書を持って相談しているようです。

私がいつも利用している通販のアカウントも乗っ取ったり、夫のアカウントはあるようですがパスワードがわからないと言って私のアカウントを使用しており気持ちが悪いです。

ブログの件はどう思われますでしょうか?
ご意見お聞きしたいです
よろしくお願いします。

20代/女性 | 日付:2012年11月 7日(水) 23:07 JST | 閲覧件数: 1,050

ブログは即刻やめましょう。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

ご無沙汰しております、lovenagiさん。
以前ご相談を頂きましてあれから一年半ほど経ちました。
この悩み辞典では 無料でお悩みの方へのご相談を1回限りという事でお受けしています。
お悩みの内容は 人それぞれで、一度のワンポイントアドバイスで解決される問題もあります。
しかし深刻な問題であれば、一度の回答で解決することは難しく、方向性をお示しする範囲で留まる事もあります。それは他の方への公平性を欠くという事もあり、度重なるご相談は、非公開相談で引き続き回答させて頂かないといけない軽微な相談ではないという事になります。特にlovenagiさんの場合は このようなオープンな形ではご主人が見られている可能性もあり、またこれもご主人からすれば文句の対象になることになるのを懸念いたします。そういう意味であまり、このメール相談で回答させて頂くと その回答の裏を描かれてもよくないので 具体策と言うのは 私はここでは書きません。

とは言え、まだお若く、経済状態も鑑みると、少しでも ヒントにして頂くために、少しだけ私の意見を述べさせて頂きます。

さて、以前 【主人に疲れました】というタイトルでご相談をお受けした時には モラルハラスメントの傾向があり、こういう方とは話し合いによる解決は難しく、逃げるが勝ちだとお答えしました。
https://www.nayamijiten.com/faq/index.php/20110617192717655

しかし、それからも色んな角度から考える為、ご主人との出来事を、各分野の先生方へも、ご相談をし、解決の糸口を探されたようですが、それもまたご主人という人物を知る事にはなり、良い人生勉強になったと感じています。
https://www.nayamijiten.com/faq/index.php/2011092221224489
https://www.nayamijiten.com/faq/index.php/20120321170757747
その結果、シェルターに逃げ、結果的に離婚への道へ歩みだされたという事で、ひとまず安心をしました。

ご主人との問題は この相談の履歴ででも表れているように、その都度、その都度で取り組むべき問題が違います。そしてその都度で、相談する先生や、その機関が分かれてくるという事はお分かりだと思うのです。
そこで、今はどういう時期かと言いますと シェルターに一度逃げられて、女性センターなどのご協力を得て調停までも辿りつけたと考えられます。
その結果、弁護士を立てて調停に入ったと言う段階です。恐らく弁護費用も公的な機関の補助もあり各機関が一丸となってlovenagiさんをお守りするという段階です。
これをもう少し読み砕くと、ご主人との解決策は 調停という法的な段階に入ったという事です。
こういう場合は、法律家である弁護士の先生と相談をしながら進めて行くという事が普通です。

ご主人が言う「ブログで昼寝を書いてあったから、子育てをするに値しない妻」なんて言い分に、いちいち真面目に対抗している問題ではないという事です。
つまり、ご主人は 色んな事を言ってきて当然で、モラルハラスメントという精神的な暴力をする人ですから これくらいの嫌味な事は言ってくる事は 弁護士の先生に取れば想定内だと思うのです。

これを弁護士の先生と相談がスムーズに行っていれば、ここにご相談される事はなかったと思いますが如何ですか?
そもそも、lovenagiさんがシェルターに入る原因になったのが、ご主人の人間性だとしたら、今や法律面に話が進んで行っている段階で ご主人の因縁に近いような言い分を弁護士がまともに取るはずがない。

問題は法律面に移行している。
この言葉を頭にしっかりおいてください。

法律はとても平均的な考えを元に作られています。
離婚を成立させるべき判断は ご主人の言動が法的観点から見て、逸脱しているから
公的な機関がlovenagiさんをお守りしようという事になったのだという事です。

lovenagiさんが昼寝が趣味だと書かれた事と実際にシェルターに入る原因になったご主人の人間性とを 同レベルで測らないし、問題にすらしません。

親権なんて大事な問題は、暴力的なご主人は主張できる権利もありません。
「結婚を継続しがたい大きな事由」・・・・・これには暴力などは含まれますが 昼寝が育児放棄だとと言うのは、言いがかりで ご主人の悪あがきだという事は 弁護士は知っているから、問題にしないのではないですか?
だからこんなご主人の言い分を気にしているのは lovenagiさんだけだという事だと思うのです。

こんな些細な、と書いたら叱られるかもしれませんが lovenagiさんが何故、弁護士に問われないのでしょうか?

これまで色んな先生方へご意見を求められ、各方面の知識を得られたのは lovenagiさんの勉強熱心な部分だと思います。
しかし、こうして法的な段階に進んでいるという事は どんなことでも秘密裏に物事を進めて行く物です。
これは刑事事件も一緒で 裁判を控えていると、こちらの情報は手の内を知られないようにするために
なるべく、表には情報を出さないようにするものです。

例えば、普通の生活をしていて、子供が就学する時には、住民票が必要になります。
地域の学校に通学させる場合は、もし転居による転校届けを出す場合、移転した住民票を添え届け出をします。
しかしシェルターに逃げ込む母子が子供の就学にあたり、そこでは住民票の移転は夫から逃れてきた人にとっては 致命傷になるので、学校側も通常の手続きは要求しないという事もあります。
ですから その母親も自分達の居場所や状況を表に向けて情報発信は出来ませんし、しない物なのです。

そういう事で その段階、段階で、守らないといけない決め事があります。
調停とはいえ それは家庭裁判所という裁判所でする、プチ裁判には変わりがありません。

そういう調停にある段階で、lovenagiさんが不利になる事は オープンにしていいはずがない。

厳しい事を言いますが lovenagiさんはこういうルールを犯してしまった為、弁護士にお叱りを受けているとしたら ちょっと弁護士には相談しにくいですよね。

でも、大丈夫です。弁護士はご主人の下らない言い分くらいは、はねのけて下さいますから、
どうぞ、弁護士の先生に何でも相談する関係を築いて行ってください。

lovenagiさんが、今の状況にストレスを感じ、ブログやツイッターなどで つぶやきたくなる気持ちは
分からなくはありませんが 今は 裁判中だという事を考えると 誰が見ているか分からない物への書き込みは危険です。特にご主人がlovenagiさんのアカウントを使用しているなら そのアカウントは即刻取り下げるべきでしょう。こんなことを続けていれば、何等か上げ足を取られる事になりますし、ご主人はそういう事をする人です。これは、誰よりもlovenagiさんが体験してきた事でお分かりでしょう。
しばらく調停が終わり、離婚が成立するまでは、雲隠れするつもりで音信不通にすべきです。
今朝11月8日のニュースで 男性がストーカー行為で女性を殺害した後、自身も自殺したというのがありました。
例の尼崎の事件は 多くの家族を巻き込み、逃げていく人も見つけ出し、悲惨な殺戮が繰り返されました。

まさか、ご主人がこんな事をするとは申しません。
しかし、避けたい相手には居場所も現状も知らせていけないという事が鉄則である事には変わりありません。
若いlovenagiさんにとっては ブログも単なる情報発信で 軽く考えられているかもしれませんが
もう少し 自分の情報は大事にしないといけない立場にあると、今は足元を固めて用心深く過ごすべきです。
ですので、この相談もご主人には見られている事かもしれませんから、私の回答もここまでとしますが
今、lovenagiさんの味方になって下さるのは 弁護士の先生ですから 多少話しにくい?事があっても
遠慮せず 何でも相談してみてください。チームワークを取る相手や手段を間違えないようにね。

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回答日時:2012年11月 8日(木) 10:44 JSTお礼のコメントを書く

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