ご相談ありがとうございます。（なかなか仕事が決まらなく気持ちが滅入ります。）

心理カウンセラー・経営コンサルタント 市岡 久典

ご相談ありがとうございます。
市岡です。

現在、就職活動に取り組まれているのですね。
就職活動は孤独で、なかなか相談できる相手も限られてしまいます。
また、不採用の通知を受け取ると、落ち込んでしまうものです。

いま、実家にいらっしゃって、それを負い目に感じていらっしゃるのですね。
ご両親はあなたに対して甘いと感じていらしゃって、
それで実家にいると駄目人間になるように思われるのですね。

その中で、就職活動やバイト、パソコンの勉強をされているのは、
しっかり努力をされていると思いますよ。

自分の現状を考えると情けない気持ちになったり、
ネットで実家暮らしに対する批判的な書き込みを見ると、
気持ちが落ち込んでしまうのですね。

ただし、その現状は嘆いても変わるものではありません。
大切なことは、未来を見据えていて、それに向かって努力をしていることです。
「このままではダメだ」と思うことを、未来に向かって努力する力としていきましょう。
まずは就職活動に意識を集中させていってください。

就職活動でもうまくいかないことも多く落ち込むことも多いと思います。
誰でも不採用の通知などを受け取ると落ち込むものです。落ち込まない人はいません。
そこからいかに立ち直るかが大切なことです。

不採用になったのは自分がダメだったからではなく、タイミングが合わなかったか、
自分の工夫が及ばなかったからです。
採用される可能性を高めるにはどのような工夫ができるか考えていきましょう。
履歴書や職務経歴書は、自分の経験やスキルなどを充分にアピールできているか、
どうしたらもっと分かりやすくなるか、どうしたらもっとアピールできるか、
工夫の余地があるのではないでしょうか。
面接ではどのように自己紹介をするか、想定される質問は何か、
その質問に対してどのように答えるか、さらに考えることはできないでしょうか。
やるべきことはさまざまあるでしょう。

うまくいかなかったことや情けなく思うこと、それらを気にしていても現状は変わりません。
しかし、そのような体験から学んだことがあるのではないでしょうか。
それらは、体験した人にしか分からないことです。
体験したあなたにしか分からない感覚や世界があるはずです。
あなたが学んだことは何でしょうか？
それらを前に進む力に変えることや今後に活かしていくことが大切です。

苦労して、行き詰りそうになって、情けない思いもして、
そういう人だからこそ分かる人の気持ちや、そういう人だからこそ気づくことがあります。

そのような自分の経験の価値に気づいてください。
そして、過去ではなく未来に目を向けてください。


できるだけ分かりやすい表現を心がけておりますが、
文面でのコミュニケーションのため、分かりにくい部分やきつく思われる表現など
ありましたら、その点もご了承ください。

よろしくお願いいたします。

回答日時：2012年10月 8日(月) 23:34 JSTお礼のコメントを書く

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