像のお尻に蚊が刺したような物と捉えましょう。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

お返事お待たせしました。Kirarunaさんの苦しみはとてもよくわかります。
私も若いころは元夫が女性の居るスナックなどに行くのも嫌なくらい、男女関係に対しては潔癖症でした。
しかしこの相談業をして20年近く経つ中で、私は男性の生理と言う物が分かっていなかったと分かりました。
数々の相談の中で、男性の欲求が男性自身の人生に色んな事を引き起こすという事が分かっています。
そして、何故そこまでの事になるのかという欲求の強さも女性には理解できない物だという事も知りました。
それは多くの相談事例から統計を取ると、夫婦問題の原因の中では少数で、どちらかというと、もっと酷い夫の言動の中で、妻に対しての苦労を掛けている例が多いのです。
本当に夫婦の問題は千差万別ですが、程度モンという感じで言うと苦しんでおられるKirarunaさんには悪いのですが
まだまだ色んな問題のある中では軽傷の方かな？という感じがします。
つまり、Kirarunaさんの抱える問題はどうなのかというと、失礼ながら家庭の危機と言うほどではないと言えます。
Kirarunaさんも書いてらっしゃるように、きっと気持ちの中の問題なのでしょう。
これは不幸中の幸いと言う感じがしますので救われますね。

さあ、そこで　私と同じように男性の生理現象を解れと言うのは、普通の主婦には中々難しい事だと思います。
しかし、Kirarunaさんを不安にさせている物は何なのかを分析することで、少しは気持ちが楽になるのではないかと思うので、ここをもう少し深く観察し、Kirarunaさんを恐怖心を与えている物の正体をあばき、やっつけてやりましょう。

さて、一番下のお子様は何歳でしょうか？
男性が風俗に行ったりというきっかけは妻の妊娠中とか、出産前後という事が多いのです。
これはある意味、妻に無理を言えないという思いやりの一つです。
男性には絶対に女性に理解でいない性的欲求と言う物があります。
じゃ自制心という事はないのかと思われるでしょうが、普段はマスターベーションをしても、いつもいつもは
物足りないのでしょう。だからこの欲求は理性とか、我慢とかで何とかなるものではなく、このシチュエーションにスキンシップをしながらの、肌のぬくもりを求めるでしょうね。
だから、これは動物の排泄物だと考えるべきかと思います。

変な話、この時期に浮気に走る男性が多いのも事実です。
でも、ご主人はそんな悪い事は出来ない人だから、風俗で妥協したのでしょう。
これを、道徳心や妻を大切にしていないという観点に立つと話はおかしくなります。

男性は自分たちの欲求の構造を女性に詳しくは話しません。
また、どこがどう違うのかも男性も理解できていないので、自分の欲求の構造を女性に説明できるものでもないのです。
そしてやはりお金を使ってそういう所にいく事は罪悪感はあると思います。
だから内緒にしていくという事ですから、公然と風俗に行く男性なんかよりずっと人間味があると思います。

ところでKirarunaさんは風俗と浮気とどう違うか、これは大体お分かりだと思います。
浮気も風俗も他の女性とセックスすることには変わりありませんが、浮気は、浮気相手に心を持っていかれてしまいます。
それに比べ、風俗は、身体だけの接触です。ものの1時間もすれば、その女性との事なんて薄れるのです。
もっと言えば、本当なら自分の愛する人とのセックスが幸せに決まっているのです。
それが出来ない状況があるから、風俗に行くだけです。だからまともな男性なら、みんな風俗に行ったあと、むなしい気持ちになっていると聞きますよ。

それに反して、浮気は裏切りです。

どちらがましかと言うような、野暮な質問はする気はありませんが、裏切りと単に必要に迫られての排泄とは意味が違います。
むしろご主人は裏切りたくないから、風俗に行ったとしたら、優しいところもあるじゃないですか。

Kirarunaさんは、普通の家庭の主婦ですから、風俗の事をよくご存知ないのは分かりますが、男性の性の捌け口の場でしかありません。大丈夫です、心までは持って行かれませんから。

その証拠に、ご主人はお小遣いもKirarunaさんにガラス張りにすると言っているじゃないですか。
充分反省はしているようですよ。
だから、許す、許さないではなく、そこに駆り立てたご主人の生理現象があったという事で納めてやって下さい。
でも、私くらいの年齢になると、ちょっと斜めに物事を見てしまいます。
「あ～Kirarunaさんは旦那さんが大好きなんだな～」って。

だから他の女性とセックスするのが、けがらわしく感じるんですね。
確かにご主人はKirarunaさんだけの物ですから。
でも、安心してください、風俗の女性からすると単なるお客様にしかすぎませんから、何もそこには心が入っていません。

だから人生の内の長い時間の本の一瞬、接触しただけの事。
そんな小さなことに、足を止める方が時間の無駄。

そんな過ぎた事を悔やんでいるくらいなら、今のつらい気持ちを一度文字にしてみてください。
メールでもいいですが、出来れば手紙の方がいいかな。

そして内容は、改めてご主人を大好きだと言ってあげて下さい。
「大切に思っているからこそ、風俗と言えど、自分の夫を他の女性に触れさせる事も嫌だったし
お仕事とはいえ夫がKirarunaさん以外の女性を触るのも嫌だった・・・・・・
だからこれからは二度と行かないでね、私もうんとあなたとスキンシップしたいから、今後ともよろしくね」
なんて書いた手紙をもらうときっとうれしくなって、その手紙を印籠のように大事にしますよ。

Kirarunaさんがいつまでも暗い顔をして、辛い、不安だといつまでも訴えると、ご主人はいつまでも責められているような気持ちになります。
Kirarunaさんも本当はそんな風俗の事など、早く忘れたいはずですし、ご主人にも忘れて欲しいはずです。
それなのに、この拘りが、反ってこの事を忘れなくさせている事になっているのです。
風俗は裏切りとは違いますし、ご主人はKirarunaさんを大事にしてくれていますよ。
だから、今回の事は、もう流してやってください。
物事は鷹揚に考える事も必要です。
最後に一つ、Kirarunaさんにこの言葉をお送りしたいと思います。

「過ぎた事は、過ぎた事」です。

羨ましいな～いい夫婦じゃないですか。頑張れ！

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回答日時：2012年7月22日(日) 10:52 JSTお礼のコメントを書く

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