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回答プロ:メンタルセラピスト/コーチ 椎原 澄
ご相談者:30代/女性
ご相談させて頂きます。
文面が下手でわかりにくかったら申し訳ありません。
私は2003年に離婚しました。その際に3歳だった娘は父親が親権をとりました。
離婚してからも年に2~3回は娘と会うことができ、娘も私を母親と理解していました。
3年前に別れた主人が再婚し、再婚相手とうまくいくように私に会わせたくないという元主人の要望があり、
ここ3年は会うことができなかったのですが・・・
娘は今話題になっている福島県の原発のある地域に住んでいました。
そのため、昨年の震災をきっかけに娘の親権を私が取り戻すことができることになりました。
継母とうまくいってなかったことも理由の一つです。
今、私は東京に1人で住んでおり、娘は私の実家(福島県会津)におります。
震災直後迎えに行き、私がすぐに東京に連れてくればよかったのですが、
色々な手続きの問題、私の仕事の問題がありました。また、母が面倒見てくれることに甘えもありました。
私は週末だけ実家に帰省し週末だけ娘と過ごし、平日は東京で暮らすという生活を約1年続けました。
実際、私が毎週帰省するのも疲れたのもありますし、母も1年前はなかった父の介護が発生し、娘を見るのはしんどいという話になりました。
私は東京に娘を連れてくるつもりでいます。金銭面でも連れて来て生活できますし、会社も幸い協力してくれる体制です。
ですが、娘が東京には行きたくないと一点張り。今回転校を1度経験していますし、再度転校するのは嫌だ、東京は福島から来たと言うだけでいじめられると。
そして「ばぁば(私の母)がいていいって言ってる」とも言います。
母は母で、私が福島に戻って来ればいいと言いますが、仕事がありません。
仕事の前に、私は地元が大嫌いなんです。閉鎖的な地域でよそ者は排除するような地域です。
中学の時の上下関係が今も残ってるような土地です。そのため、私は中学生からずっと地元を離れたいと思い、高校も離れた高校へ行き東京の大学に来ました。
離婚の際も実家に戻れば親権は取れましたが、それだけは嫌で嫌で、年に数回会わせてくれるという条件を元に、親権を父親に渡しました。
今娘のために地元に戻り、仮に仕事はなんでもいいからと始めたとします。でも、あと数年経てば娘も県外に出る年齢なるだろうし、その時、私はどうしたらいいのだろうと思ってしまいます。
現在、母親と娘と相談していますが、私は週末しかいません。
平日、母親が娘に「ここにいていいの、お母さんが戻ってくればいいだけなんだから」と言っており、
私には「東京で育てて行けるわかがない、戻って来なさい、私はもう面倒見れないんだから」と命令系。
私は、「面倒見れないなら、娘にここにいていいと言わないでくれ」と何度もお願いしていますが・・・
全く変わりません。
ここ最近は、娘が私を悪者扱いで口も聞いてくれなくなりました。
これが原因で母親とも不仲になりました。
元々離婚して7年ぶりの生活で、しかも週末だけ一緒ということで、コミュニケーション不足だったり、
娘の気持ちを理解できない私がいます。
やはり、離れていた数年を戻すのは無理なのでしょうか。
母親とももう決別してもいいので、娘を無理に連れてくるか悩んでいますが、無理に連れて来てはただでさえ理解しあえていないのに・・・子供の心理面も心配になり悩んでいます。
30代/女性 | 日付:2012年2月20日(月) 11:22 JST | 閲覧件数: 758
mucchi さん ご相談拝読いたしました。椎原 澄です。
文面はとてもわかりやすく、状況把握もしやすかったです。わかりにくいのは、現在のmucchi さんの感情と思考のギャップではないでしょうか。このままでは自分が「母親として失格」という烙印を娘からも押されてしまうのではないか、という感情と、しかし、母親の言ってる事は非論理的だし現実的では無い、という思考との狭間で。
それぞれの立場を整理してみると、とてもわかりやすいですよ。本当はそれぞれ(お母さん、貴女、娘さん)が、「2つのケース=娘さんが福島に住み続けることと東京に来ること」のメリットとデメリットをそれぞれ紙に書き出すといっぺんで見えてくることなのですが。。。。ここに「mucchi さんが福島に帰る」という選択肢を入れなかったのは何故かというと、貴女自身が「帰らなくても一番上手く行く方法」を模索されていると思うからなのですが、いかがでしょうか。
しかし、お母さんの場合:お母さんの場合は、メリット、デメリットという論理性より、「子供は母親が育てるべき」という感情的価値観や、娘にも帰ってきて欲しい、という感情が優先して、娘さんを巻きこもうとしている、と見るのが妥当ですね。
また、娘さんの場合はメリットについては思考が及ばない、デメリットばかりが目につく、ということでしょうか。
それでは、貴女が彼女にとってのメリット、デメリットを一緒に考えてあげてはどうでしょうか?週末、ふたりだけの時間を作って話し合う事は可能ですか?貴女は自分の本心を彼女に打ち明ける必要があると思います。
例えば「貴女と一緒に暮らしたいと思っているのは嘘じゃ無い」「しかし、今福島に帰ると将来の事が心配」「ばあばが色んな理由で私に帰ってきて欲しいのはわかるけれど、私も私の目から見た皆の将来を考えている」「ばあばはまだ貴女を子供扱いするけれど、私は貴女の将来にも備えてまだしばらく東京で頑張りたい」「貴女が福島に残りたいのなら、私の代わりにばあばの手伝いでじいじの介護も手伝って欲しい」「これは私が自分の都合で言っているのではなく、貴女を自分の子供として以上にひとりの人間として信頼しているから言えること」「貴女の考える母親像と違うかもしれないけれど、私は貴女とこういうコミュニケーションの機会をいっぱい持ちたい」まるでアンチョコを差し上げているみたいですが、是非是非ご自分の言葉でそんなコミュニケーションをしてみて下さい。関係性の進展をお祈りします。
回答日時:2012年3月 4日(日) 12:40 JSTお礼のコメントを書く
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