相談&回答 |
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回答プロ: 村上 彩子
ご相談者:20代/女性
初めまして。
私は、1年半ほど前に、不安障害・パニック障害と診断されました。
電車や、教室など、すぐには抜け出せない場所がとても怖く、また、嘔吐恐怖もあり、食事がほとんど摂れなくなりました。
そのため、外出や外食が全く不可能になった時期もありました。
そのため、昨年の秋から約半年間大学を休学しました。(今は行っています)
私の悩みは、家族や人間関係について…特に父親についてです。
父は、私の人間性を全否定するかのごとく私を怒鳴り散らします。
病気だからって特別扱いはしない、そもそもお前は病気なんかじゃないと何度も言います。
特別扱いをして欲しいとは思っていませんが、病気なんかじゃないと言われると、かつて症状がピークだった頃に自殺を考えた絶望的な気持ちや、休学するほどの苦しみは、一体何だったのだろうと思います。
症状が出てから、私は友達を多く失いました。
皆と大学で学ぶペースがずれたために、今卒論で忙しい友達とはほとんど会えなくなりました。
お互い悩みを相談し合ってきた昔からの親友がいたのですが、彼女は陰で私の悪口を言っていました。
1年半前に比べて、会える友達は激減しました。
そのため、私は一人で出かけたり、何もない日は家で趣味に没頭することが多くなりました。
父は、そんな私に、「お前は病気じゃない」と言う一方で、「友達と飲み会も外泊もしないお前の病気はいつまでも治らない」と言います。
私の症状は、病院では「だんだん改善されていきているね」と褒められ、それがとても嬉しかったのに、軽々しく「治らない」なんて言って欲しくなかった。
外食の恐怖は克服できていません。安定剤も飲んでいます。それなのに飲み会をしろだの夜中まで遊べだのと言われるとつらくてたまりません。
父は、「お父さんの言うことを全て受け容れろ。お父さんの言ってることに納得をしろ」と言い、私が納得いかないことがあって反論すると、「また始まった!」と私の話は何も聞いてはくれません。
私を怒鳴るたびに、「また病院でお父さんの悪口を言うんだろう。病院の先生っていうのはあれは仕事でやっているんだ、お前の味方をするのは当然だ。それが仕事なんだから」と言います。
私は絶望する気持ちでした。
父も母も私の話を落ちついて聞いてくれることはありません。
弟は、私がパニック発作を起こしても無視し、後から「まあ調子悪そうだったけど…」などと言います。
こんな重い話を相談できる友達もいません。
病院の先生は仕事で私のくだらない悩みに付き合ってくださっているのです。
私は毎日孤独を感じて生きています。
孤独は自分で選ぶものといいますが、どこかで私が孤独を選んでしまったということなのでしょう。私はそれが悔やまれてなりません。
でも、こんなことを思う私は、かわいそうぶって甘えているだけで病気なんかじゃなくて、ただの出来損ないなのかもしれません。情けない人間です。
よく、「生きているだけでいい」という意見を見ますが、私に対してそんなことは誰も思っていません。
自分も、生きているだけでいいなんてこと絶対にないと思っています。
そんなふうに色々考えていると、毎日涙が止まらないのです。
私のような人は、他にもいらっしゃるのでしょうか。
皆、どのようにして気持ちを切り替えて行くのでしょうか。
長々とすみません。アドバイスがあれば、お願い致します。
20代/女性 | 日付:2011年10月17日(月) 16:07 JST | 閲覧件数: 1,230
こんにちは、心理カウンセラーの村上彩子です。
相談内容を拝読致しました。
お返事がとても遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
家族や人間関係、特にお父様との関係で悩んでいらっしゃるのですね。
1年半ほど前に、不安障害・パニック障害と診断されたけれど、
病院では「だんんだん改善されてきているね」と褒められているのですね。
1年半のご相談者さまの努力が表れているということですので、
病院でもらった言葉は素直に受取り、自信にしてくださいね。
心の病は目に見えないものなので、
病気ではなくただの本人の怠慢なのではないか、
と考える人は今でも少なくありません。
私にご相談してくださる方の中にも、
ご家族の理解が得られず、病院に行くこともできない方もいらっしゃいます。
そういう方に無理に説明してもきっと理解をしてもらうのは難しいでしょう。
また、病院で何を言われているのかお父様が不安に思う気持ちも、
家族としてはわからなくありません。
ただ、病院にあなたが通っていることはお父様も知っているのですよね。
1つ提案ですが、病院の付き添いをお父さまに頼んでみてはいかがでしょうか。
また、診察の際お父様にも一緒に入ってもらうよう病院側にも掛けあってみてはいかがでしょうか。
ご家族と同居されている方が快方に向かう際、精神的な手助けとなるのはご家族のご協力です。お父様の言葉も「近くに居過ぎる家族だからこそ出てくる言葉」だと私は感じています。
ですから、「次回病院に行く時にお父さんに付き添って欲しい」と言ってみてはいかがでしょう。
また、ご相談者様の相談内容にはご自身を責める言葉が出てきましたが、感じていらっしゃることは誰もが考えたことのあるマイナスな考え方だと思います。
私も昔は良く「自分が傷ついても誰も悲しまない」と考えていました。ですが、実際はそんなことありません。あなたが傷つくことで、ご両親は同じだけ苦しい思いをしています。
「どう声をかけてあげたら、何をしてあげたらこの子がまた笑顔で過ごせる日々がくるだろう」
態度や言葉に表さなくてもきっとそう考えています。
まずは、周りと比べるのではなく、ご自身がどうしたら幸せに過ごせるのか、楽しく過ごせるのか、笑顔で過ごせるのか、ということをとことん考えてみてくださいね。
何かありましたら、またご連絡ください。
回答日時:2011年11月11日(金) 16:21 JSTお礼のコメントを書く
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