心理カウンセラーとしてのマインド・姿勢を大切にしています

村上 彩子

2回目のご相談ですね。どうもありがとうございます。

悩みがある方やご友人にメッセージをされているけれど、誤解をされてしまうことがあるのですね。
役に立ちたい、とメッセージをしているあなた様にとっては、とても残念に感じていらっしゃるのではないでしょうか。

心理カウンセラーの学校に通っていらっしゃるということで、心理カウンセラーの先輩として一意見を述べさせていただきます。
今通っている学校でも「心理カウンセラーとしてのマインド・姿勢」を学んでいらっしゃると思いますが、私はこれをとても大切にしています。

心理カウンセラーはコーチングやコンサルタントとは違い、”アドバイス”という形でメッセージを発信しません。
すべてのメッセージは「そのかた自身で気づきをえてもらうため」に発信をします。
なので、いつでも「You are OK. 」という受容の気持ちを持ってお話を伺い、その方の価値観やメッセージに対して「良い」「悪い」という判断をしません。
純粋にその方自身に興味を持ち、いろいろな観点でお話を伺うのです。
このあたりのテクニックは学校で学ばれていることと思います。

この「心理カウンセラーとしてのマインド・姿勢」はしっかりとできていますか？
もし、できているということであればあとは言葉遣いや対面したときの表情、姿勢、目線など訓練を重ねるしかありません。

心理カウンセラーに相談にくるクライエントの方は、心のエネルギーがマイナスになっていることが多いです。
相手の立場に立って、「この言葉を今の心の状況で言われたらどう受け取るか」ということを考えながら、たくさん訓練をしてください。

心理カウンセリングのお勉強、ぜひ頑張ってください。
通っていらっしゃる学校の先生方にもたくさん質問をして、カウンセリングマインドを鍛えていってくださいね。

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回答日時：2011年4月27日(水) 22:12 JST

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